
WRC第7戦 ラリーポーランド
2009年以来の開催となったポーランド。今回はなっといっても母国のヒーローであるクビサの参戦です。
初日は3ステージのみでしたが、クビサがSS3で早々に転倒を喫してしまいます。ただ走行に問題はなくリタイヤを避けることができました。
2日目は隣国のリトアニアのステージも含まれます。しかしリトアニアのステージはコンディション不良によりキャンセルに。
ラリーをリードするのはオジェ、好調のミケルセン、オストベルグという順に。
DAY3でも相変わらずトップ4による戦いとなりますが、SS10でオストベルグが石にヒット。
ダメージが大きくリタイヤとなってしまいます。またこのSS10ではエバンスもクラッシュ。さらにラトバラも足回りを壊し大きく後退。
これによりオジェとミケルセンによるトップ争いに移ります。10数秒ほどの差でバトルを続けていましたが、SS19にてミケルセンにブレーキトラブルが発生。これで両者のギャップは1分まで開いてしまいます。
最終日にはオジェはパワーステージでもトップタイムをマークし、フルポイントを獲得し21勝目を飾りました。ミケルセンはトラブルでのロスが多く2位。3位には純粋なペースでフォードを上回ってみせたヌービル。ヒルボネンは終始ペースが上がらず苦しんだヒルボネン。
地元の期待を背負っていたクビサはSS17でダメージを負い、デイリタイヤとなり最終的には20位で完走を果たしました。
WRC2では、タナクとケトマーによるトップ争いになりますが、タナクがジリジリと差をつけて厳しい戦いが続いていた中やっと今季初優勝を飾りました。
2位にはケトマー、3位はアルラジが入りました。
WRC3では今季の3戦目となり、ローブやレッドブルがサポートするルフェーブルが今季2勝目を飾っています。2位にフィッシャー、ジオルディーナ。
 1 S.オジェ                 ポロR WRC
 
2 A.ミケルセン              ポロR WRC            +1:07.7
 3 T.ヌービル                i20 WRC             +2:13.5
 
4 M.ヒルボネン            フィエスタRS WRC         +2:32.4
 5 J.M.ラトバラ              ポロR WRC            +2;33.1
 
6 J.ハンニネン               i20 WRC             +2:49.9
 7 K.ミーク                 DS3 WRC            +4:27.9
 
8 H.パッドン                i20 WRC             +4:32.1
 9 H.ソルベルグ            フィエスタRS WRC         +4:59.0
10 M.プロコップ             フィエスタRS WRC         +6:11.3
11 O.タナク     (WRC2 
1st)    フィエスタR5            +8:10.3
19 S.ルフェーブル (WRC3 
1st)     DS3 R3T            +24:23.3
Power Stage SS24 14.90km 
 1 S.オジェ         [
3pts]
 2 A.ミケルセン  +1.5  [
2pts]
 3 J.M.ラトバラ  +2.3  [1pt]
リタイヤ
  K.クルーダ    (WRC2)       208T16           [SS9 アクシデント]
  K.ホローチェク            フィエスタRS WRC      [SS13 アクシデント]
  M.オストベルグ             DS3 WRC         [SS14 アクシデント]

全日本ラリー 洞爺ラリー
ラリー北海道の前哨戦として北海道で行われる洞爺。
今回ラリーの主導権を握ったのは新井敏弘でした。復帰してからここまでは全日本特有のツイスティーでナローなステージ構成に苦労していましたが、今回はハイスピードな洞爺ということもありSS1から一度もトップを譲らず今季初勝利。新井の勝利はスポット参戦した2011年以来です。
2位には勝田、3位に奴田原となりました。
JN5クラスでは、テインカラーのBRZをドライブする鎌田が後続に1分以上の差で実に9年ぶりの全日本での優勝となりました。
JN3では、今回も天野が無傷の4連勝。
 1 新井敏弘                WRX STI
 
2 勝田範彦                WRX STI            +22.3
 3 奴田原文雄             ランサーエボⅩ          +42.0
 
4 石田正史               ランサーエボⅩ          +1:23.5
 5 堀江拓               ランサーエボⅨ           +2:14.7
 
6 竹内源樹                WRX STI            +2:55.4
 7 新堀忠光             インプレッサWRX STI        +3;21.2
 
8 堀田信                ランサーエボⅩ          +3:29.0
11 鎌田卓麻   (JN5 
1st)        BRZ               +5:46.7
12 天野智之   (JN3 
1st)      ヴィッツG's             +6:22.7
 
				  Posted at 2014/07/08 23:02:02 |  | 
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