
WRC Round6 Rally Italia Sardena
第6戦の舞台はダストが多くタフなラリーであるサルディニアです。
ラリーではダストが多いということもあり、初日は出走順が比較的後方のドライバー達が上位を占めます。
SS4の時点まではヒュンダイのワンツーという体制を築いてましたが、SS5でハンニネンが横転。さらにヌーブルもサスペンションにトラブルを抱え大きく後方に。
またSS4では、好調も見せていたヒルボネンのマシンがロードセクションで炎上となりリタイヤに。
波乱の初日はラトバラ、オジェのVWがトップツーに。
2日目には50kmを越す大型ステージがあり、ここでドラマがありました。DAY2に入ってからラトバラはペースを上げオジェを離しにかかります。しかし59kmのSS11でラトバラはオーバーヒートの症状に見舞われ、オジェに迫られます。さらに2本目のSS13では石にヒットしホイールにダメージを負い3位へと後退。
ラトバラの脱落により大きなリードを確保したオジェは、DAY3をしっかり走りきり今季4勝目を飾りました。
2位にはVWの表彰台独占を阻止したオストベルグが入りました。トラブルからミスと流れが悪かったラトバラは3位。ミケルセンはパワーステージで自身初のポイントを獲得し、4位でフィニッシュ。
5位にはフォード勢最上位のエバンス。
WRC2では、アルラジとアルアティアの中東勢が激しいトップ争いを繰り広げます。しかしSS11でアルラジが、SS13でアルアティアが脱落。これによりトップに躍り出たのはベルテレッリです。そのままライバルを突き放し、ベルテレッリがWRC2初優勝を飾りました。
2位にはWRCデビューとなったDS3 R5をドライブしたシャルドネが入っています。
情報 ewrc result
rally mania
1 S.オジェ ポロR WRC
2 M.オストベルグ DS3 WRC +1:23.1
3 J.M.ラトバラ ポロR WRC +1:32.8
4 A.ミケルセン ポロR WRC +2:39.3
5 E.エバンス フィエスタRS WRC +4:41.8
6 M.プロコップ フィエスタRS WRC +6:05.3
7 H.ソルベルグ フィエスタRS WRC +7:15.8
8 R.クビサ フィエスタRS WRC +12:19.0
9 L.ベルテレッリ (WRC2
1st) フィエスタRRC +15:22.1
10 K.アルカシミ DS3 WRC +16:49.3
11 S.シャルドネ (WRC2
2nd) DS3 R5 +17:33.7
12 H.パッドン i20 WRC +18:04.3
パワーステージ SS17 8.98km
1 A.ミケルセン [3pts]
2 J.M.ラトバラ +1.0 [2pts]
3 S.オジェ +2.5 [1pt]
リタイヤ
M.ヒルボネン フィエスタRS WRC [SS4 炎上] J.ハンニネン i20 WRC [SS5 横転]
Y.アルラジ (WRC2) フィエスタRRC [SS11 横転]
N.アルアティア (WRC2) フィエスタRRC [SS13 コースオフ]

全日本ラリー 福島
福島でのグラベルラリーは、雨も重なりタフなラリーとなりました。
ラリーは奴田原が序盤トップに立ちますが、新井が負けじと追い上げSS5ではトップへと浮上します。しかしSS6でギアボックストラブルに見舞われリタイヤ。
DAY1を終えた時点で奴田原が2位の勝田に30秒近いギャップを築きます。DAY2に入ると勝田も差を縮めますが、奴田原は動じることなくフィニッシュ。前戦に続き2連勝を飾りました。
2位には勝田、3位はクスコの炭山。
JN5クラスではラリーが始まる前から脱落者が出るなど波乱の展開となります。そんな中で川名がJN5初優勝を飾りました。
JN3では敵なしの天野が3連勝を飾っています。
1 奴田原文雄 ランサーエボⅩ
2 勝田範彦 WRX STI +21.8
3 炭山裕矢 WRX STI +1:16.8
4 高山仁 インプレッサ WRX STI +1:54.5
5 石田正史 ランサーエボⅩ +2:33.3
6 福永修 WRX STI +3:28.2
7 大嶋治夫 ランサーエボⅨ +3:41.3
8 石崎秀雄 インプレッサWRX STI +5:18.8
13 天野智之 (JN3
1st) ヴィッツG's +8:22.2
14 川名賢 (JN5
1st) 86 +10:05.9
リタイヤ
鎌田卓麻 (JN5) BRZ [SS1 ドライブシャフト]
新井敏弘 WRX STI [SS6 ギアボックス]
竹内源樹 WRX STI [SS6 トラブル]
Posted at 2014/06/10 00:04:18 | |
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