
さて、さっそく初回のシリコンコートをしてみます。
現状でキラサクGPがコートしてありますが、特に決まりはなく、この上にやっても良いようです。
今回はシリコンがまだのってないので、シャンプーで汚れを落としていきます。
まだまだキラサクGPの撥水は残っていますね。
洗車が終わったら、いよいよシリコンを塗布します。
まず、信越シリコーンKF96は1kg缶に入っているので、100均の適当なスプレーに少量移し替えます。
そして、軽く濡らしたショップタオルに、KF96を2プッシュくらい吹きます。
あとは、ビシャビシャに濡れたボディに、ショップタオルでKF96を塗布するだけです。
シリコンは薄く塗布しないと、油っぽくギラギラになってしまうので、濡れた状態で塗布していくのがポイントのようです。
「塗布」といっても、ボディが濡れているので、ちっぽけなペーパーのショップタオルでは、拭き上げにもならないような感じでビシャビシャと表面をなでてるだけです。
しかし、シリコン師匠の動画では、
「こ~やってですねェ、、、、さーっと、シリコンをなじませていくんですねぇ・・・」
と言いながら作業をしており、
この、「なじませる」という表現が、動画を見ていてなんとも言えず気持ちいい(笑)
というわけで、シリコンをなじませる気分で、一通りボディ全体にシリコンを塗布してみました。
残った水気は乾いたショップタオルで軽く拭き上げて完了です。
確かに、ツヤツヤになりました。
触った感じは、バリアスコートのようにヌルっとしていい感じです。
キラサクGPがすでにツヤツヤなので、驚くほどのツヤかというと、そこまでではありませんでした。
しかし、撥水性はかなり高く、キラサクよりも数段上です。
特に水の滑りが良く、32のような平らで広いボンネット上で、水玉がスルスルと動く様は今まで見たことがありません。
これはちょっとした感動でした。
しかし、シリコンコートのウリはツヤと撥水性だけではなく
・汚れが付きにくい
・汚れが付着しても簡単にふき取るだけ
というのがあります。
コート後のシリコン洗車こそが真骨頂といえましょう。
というわけで、シリコンコートを施工して、一週間ほど経ちました。
雪が降ったり、そこそこ汚れたはずなので、楽しみにしていたシリコン洗車をしてみます。
まず、ボディをミストで濡らします。
大量に水をかける必要はなく、シリコンが汚れを浮き立たせるそうです。
愛用の電動高圧洗浄機で軽く水を吹き付けます。
ものすごい勢いで撥水して水玉が滑り落ちました(笑)
この水玉をショップタオルで軽くなでてふき取っていきます。
なるほど、シリコンで表面の滑りが良くなっており、簡単に汚れが取れます。
師匠いわく、ショップタオルなら砂を噛みにくく、万一噛んだとしても感触でわかるので、すぐに替えることができるとのこと。
とは言うものの、少量の水をペーパーでふき取るという行為はどうしても不安があります。
洗車のセオリーとしては、まず最初に十分な量の水で、砂ぼこりを洗い流すものだと思っていたので・・・。
が、実際にやってみて、まあ大丈夫だろういう結論に至りました。
シルバーであれば、ふき取りによって目視できるキズは一切できませんでした。
こんな感じで一通りボディの汚れを水拭きした後、濡らした状態で再度シリコンを塗布しました。
なるほど、これなら水もほとんど使いませんし、作業も簡単です。
これはいいかも(*´▽`*)
シリコンをボディになじませる感じがクセになります。
(実際は何も感触ないですけど、そんな気になる)
そして、シリコン師匠の動画で、やってみたかったことが、これ。
ショップタオルにKF96を軽く染み込ませて、それをポリッシャーで塗布していきます。
ポリッシャーは、プロスタッフの安いダブルアクションのやつです。
バフを置くと回転が止まってしまうので、回転はせずに、細かい振動で磨くようです。
昨年買ったまま放置してありましたが、ついに使う時がやってきました。
ボディにシリコンが塗布してあり、ショップタオルにもシリコンが染みているので、削ることはありません。
なので、効果のほどはわかりませんが、多分シリコン層が均一になって、よりピカピカになったのではないでしょうか。
ここまでやると、かなりきれいになりました!
これはなかなか良いのではないでしょうか?
32でうまくいったので、デミオにもシリコンコートしてみました。
32と同じ方法で施工しましたが、前評判通り、油っぽいムラがかなり残りました。
濃色の場合は、結構ムラになるらしいです。
乾拭きするといくらか取れましたが、完全には取れませんでした。
ただ、このムラは1日経てば、シリコンが馴染んで自然と消えるので心配いりません。
シリコンはコーティング剤のように、固まるわけではないので、耐久性はあまり無いと推測します。
しかし独特の防汚性があり、雨で汚れが落ちたり、汚れを浮き立たせる効果がある(らしい)など、ほかにはない特徴があります。
手洗いと、定期的にシリコンを追加できる人には、かなり良いと思います。
私もクセになりそうです(;^ω^)
しかし、そこまで面倒なことはできないという人は、硬化して長持ちするようなコーティング剤の方が良いように思います。