1/144 ズゴック(旧キット)製作編 その1
投稿日 : 2013年08月12日
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中古品・210円で手に入れた「1/144 シャア専用ズゴック」(旧キット)です。
ランナーは2枚構成と、いたってシンプル。
でも、そのフォルムは名キットとの評価を得ているほどに、ズゴックの特徴を余すところなく再現しています。
よくみるとランナータグには「ズコック」とありました。(画像下)
ズゴックじゃないんだ・・・。
2
まずは本体の工作。
モノアイがモールドで表現されていますが、いささか実感を欠くので、いっそのことモノアイシールドすべてをサクッとくり抜いてしまい、きれいに新造しようと考えました。
早速作業を始めたのですが、画像の1箇所くり抜くだけで約40分orz
この作業をあと7回も繰り返すのか・・・。
3
結局、モノアイシールドだけでなく、胸部のダクトもすべてくり抜いてみました。
ただ、モノアイシールドをどのように表現するかは、まだ検討中。
そしてダクト部もどのように仕上げるか、検討中。
4
6本のツメは、すべて鋭く削り込みました。
キットでは手(?)にツメを貼り付けるような形になっていますが、今回は「中から突き出ている」表現をしたかったため、手部に穴を開ける工作をしてみました。
本当はツメの可動も実現したかったのですが、手内部での工作が相当大変そうだったので、今回は諦めました。
5
背中に付くバックパックの工作です。
ズゴックのバックパックは他のMSのようないわゆるバーニアではなく、水中モーターとなっています。
「モーターによってスクリューが回転し、後方に水を押し出すことによって前に進む」ということになると、当然バックパック頂部には水の取り入れ口があるはず。
ということで、頂部の丸い部分を取り入れ口に変更しようとも考えたのですが、半球状の表現がうまくできる見込みがないため、諦めました。
なお、キットではバックパックの背中への取り付けは、2本の棒を差し込む形にされていますが、大出力のバックパックを支えるにしては安定感がないと感じられたので、背中側にプラバンで面を作り、面同士で接続する形に変更しました。
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足首以下は、1.5mmプラバンを貼り付けることで幅増しするとともに、合わせ目消しを楽にするため、足の甲の部分にプラバンを貼り付けました。
また、足首の可動範囲を広げるため、ポリキャップを仕込むので、足首部分を大幅にカットしてあります。
7
ポリキャップの仕込み状態です。
本来なら足首以下の部分に可動部分の球体が来るほうがよいのでしょうが、ちょっと工作に失敗してスネ側に設置してしまいました。
この結果、足首の可動範囲は若干狭くなってしまいました。
ま、ガニマタに出来るようになっただけでもよしとするかな・・・。
8
スネ部分の工作です。
足首以下を幅増ししたので、同じ分だけスネ部も幅増ししました。
さらにひざを二重関節化するための工作を行っています。
実はズゴックのひざの二重関節は、MGですら実現していません。
恐らく自然なプロポーションを保とうとすると、物理的に難しいと判断されているのでしょう。
実際、今回の工作でも二重関節化することで太もも部の長さが延びてしまうことが分かり、その調整に苦労しています。
そのあたりは「製作編 その2」で。
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