
パッと見はよくわからない?
とてもV型エンジンには見えないし…
そうです。例のVWさんお得意の“狭角V型6気筒”エンジンなんざんす。
バイクは『 HOREX VR6 』という市販予定のプロトタイプ。
HOREXとは、ドイツの歴史と伝統あるブランドバイクメーカーなのですが、1960年代以降会社としては休眠状態が長く続いていました。
※ちなみに、HOREX644OSCA(ホンダドミネーター600エンジン)は少々事情が違いますので。
昨年、IT産業エンジニアの「クレモンス・ネーザ」という方が商標を取得して設立した会社によって復活し、VWとの協力で開発した狭角15度VR型6気筒1218ccエンジンを積むオリジナルロードバイクを市販予定にしている。
さらに驚くのが『スーパーチャージャー』を搭載すべく!
精力的に欧州スペイン・バルセロナ南西IDIADA高速テストコースや、周辺の公道テストが目撃されているとか。
諸説あるみたいですが、NA仕様だと160hp。
スーパーチャージャー仕様だと、220hp/8500rpmをダイノマシンで記録したとか。
狭角V型エンジンはチェーンとギア駆動のトリプルオーバーヘッドカム
※透視図を見られれば解ります。言葉では理解しにくいですね…
エンジン重量はスーパーチャージャー含めて97kg
車体重量は239kgと公表される。
エンジン幅はコンパクトな429mm
現在市販並列6気筒エンジン搭載バイクの「BMW K1600」よりは、80mm以上狭いそうだ。
ホント…、最近欧州バイクメーカーのが楽しい話題が多い。
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Posted at
2011/05/02 21:38:42