ｼﾞﾑﾆｰ魂のブログ一覧

『狭山事件』
(著) 鎌田 慧
以前、
あの事件を追え!!
～狭山事件～ …で紹介した事件です。

昭和38年5月1日、埼玉県狭山市で16歳の女子高校生「中田善枝さん」が下校途中に行方不明になった。同日深夜、「善枝さん」の自宅に20万円の身代金を要求する脅迫状が送りつけられ、その3日後、彼女は絞殺死体で発見された。埼玉県警と狭山署は営利誘拐殺人事件として捜査を始め、「石川一雄」という被差別部落出身の青年（当時24歳）を別件で逮捕する。6月23日、石川青年は身代金目当てに「善枝さん」を誘拐して殺したことを自供。昭和39年3月11日、浦和地裁で死刑判決が言い渡されるが、2審の東京高裁で一転、無実を訴える。同高裁は10年に及ぶ長い審理の末、死刑を無期懲役に減刑する判決を言い渡した。この間、ズサンな見込み捜査と、不公正な裁判に世論の注目が集まり、「石川一雄」の冤罪を晴らす再審請求運動が広がっていく。いわゆる「狭山事件」である。
著者の鎌田慧は『弘前大学教授夫人殺人事件』や『死刑台からの生還』（「財田川事件」）で、冤罪事件を追ったフリーのジャーナリストだが、本書は単なる冤罪物語ではない。捜査官の毒々しい功名心と被差別部落に対する差別意識、被差別部落の貧困が生んだ無知と非識字、凶悪な犯人像を作り上げ捜査陣の“お手柄”を美談化する新聞の軽薄な正義感、捜査員の作意を疑わない裁判所の司法仲間意識。「狭山事件」は、そうしたものの複合汚染的結果だった。著者は、被差別部落に育った若者の、小学校にさえ通えなかった悲惨さと、文字から疎外されたものの苦悩と恐怖を、地を這うような取材で再現してみせる。そして「文字を使いこなせる人間が、文字を使えない人間に寄り添うことのできない傲慢さ」と、裁判所の人間洞察の貧しさを、冤罪の要因として指摘するのである。

しかし、無知と非識字のゆえに「やったと言えば、10年で出してやる」という捜査官の甘言を信じ、一時は死刑台の下まで引ずっていかれた若者が、「三鷹事件」の死刑囚「竹内景助」との出会いを契機に文字に目覚め、やがて歌が詠めるまでに成長していく。その過程で「死刑囚」の前を通り過ぎていった群像の記録は、戦後事件史の裏面をさまざまに明かしてくれる。その意味でも『狭山事件』は、単なる冤罪物語ではない。（伊藤延司）

私も…
どう見ても『冤罪』としか思えない。

暫くは風邪で禁酒でしたが…
久しぶりに呑みに出てますわ(笑)

何軒行けるかなぁ～♪

『ワイルド・スピード
MEGA MAX』
（ブルーレイディスク）
原題： Fast Five
監督： ジャスティン・リン
製作年： 2011年
製作国： アメリカ
収録時間： 130分
出演者： ヴィン・ディーゼル ザ・ロック タイリース・ギブソン ジョーダナ・ブリュースター
ポール・ウォーカー

アクションの常識を覆す!!
最強のエンタテインメント!!
指名手配犯のドミニク（ヴィン・ディーゼル）と、彼を脱獄させた元FBI捜査官ブライアン（ポール・ウォーカー）。‘お尋ね者’として追われる身となった彼らは、厳重に張り巡らされた捜査網といくつもの国境を越え、共に南米の地に降り立った。ブラジルの裏社会に身を隠しながら、持ち前のドライビング・テクニックを生かし、超高級車の強奪など命がけのヤマをこなしていく2人。しかし彼らは、逃亡生活から抜け出し永遠の自由を得るために、裏社会を牛耳る黒幕から1億ドルを奪うという、あまりにも無謀な最後の賭けに出る。

『素晴らしい!!』
シリーズ最高傑作にして、映画史に残るあの“金庫引きシーン”!!

とにかく展開もテンポも文句なし、迫力が画面に広がり引き込まれます。
どのシーンも基本３Ｄを極力使わない撮影方式なので画面に違和感がありません。
名作『ベンハー』で、あの馬車での戦闘シーンを思い出させる現代版であり、
更に、あの『フレンチ・コネクション』の高架橋下のカーチェイスシーンは現在でも語り草になっていますが、それ以上のカーチェイスシーンです。
きっと、この金庫引きずりカーチェイスシーンは映画史に残るでしょう!!

加えて、この作品を向上させてるのは、いわゆる“コンビ”物の良い要素が入り込んでます。
あの『明日に向って撃て』（ヴィン・ディーゼル本人も語ってます）のブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの様に、本編主役のドミニクとブライアンが魅力あって、２人で何でもやってくれるワクワク感が観てる者を魅了して、凄く良いです!!
勿論、周りのキャストもこの作品を盛り上げる強い戦力です。

誉める点はまだまだありますが・・・、
映画は最強のエンタテインメントですね(^O^)／
更に車好きならこの作品は必ず観て欲しいです。
文句なしに実感度100%ですわ(^_-)-☆
（ブルーレイディスクで迫力のあるサウンドでご覧下さい。）

繰り返して何度もあの“金庫引きシーン”は観ましたよ(^_-)-☆
映画館で観たかった…

期待度70%
実感100%(*^^)v

出ました!!満足度100%!!

素晴らしいだけに次回がね!?
あのラストの伏線が…( ..)φメモメモ
次回作を楽しみにしています!!




注意：この期待度はあくまで私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

『ゴーグル男の怪』
島田 荘司 (著)

濃霧の夜≪赤目のゴーグル男≫が狂奔する!!
老婆殺し、奇妙な五千円札、錯綜する目撃情報、ウラン臨界事故の悲劇……。
「そいつ、両目の皮膚が溶けたように真っ赤なんですよ…」煙草屋の老婆が殺された夜、異様な男が目撃された。現場の窓から覗く顔、次々と発見される黄色く塗られた五千円札、ウラン臨界事故との因縁。曖昧な目撃情報、続出する怪しい容疑者、奇怪な噂が絶えない核燃料製造会社…。
そしてついに白昼堂々、“ゴーグル男”が出現した。
異様な謎に満ちた本格ミステリー。

NHKで放映された「探偵Ｘからの挑戦状！」の”夏休み・島田荘司スペシャル”として書かれたものに、大幅な加筆・修正されて出版されたものです。
探偵Ｘからの挑戦状は好きで毎回放送は観ています。
そして大好きな島田荘司作が登場と言う事で勇んでＴＶを見ましたが…
結果イマイチだったので、今度は書籍でと思い読みましたが残念です。
悪くないけど良くもない。。。。

全島田作品を読んでる私としては…
お願いしますよ!!
島田先生!!
次回作は期待してま～す!!


注意：この期待度はあくまで私個人的な意見ですので、ご了承下さい。

今日は…
昼も夜もコレでした(笑)
巻すし(恵方巻き)!!
御馳走様でした～♪