いよいよコーヒーミル最終回となりました。w
まさかこんなに書く事があるとは思ってもいませんでした。
ではパート⑤です。
前回は刃の材質や形状による違いの解説をしました。
今回は総まとめでコーヒーミルの選び方です。
過去4パート全て読んで頂けた方は私が「選ばない方が良い」物をご理解頂けたかと思います。
コーヒー初心者だった私が失敗を重ね、お金も無駄にしたこの失敗談こそ知って頂きたかった事なんです。
はっきり言ってミルに関しては初心者だからとりあえずこれで良いか。が全く通用しないんです。
遠回りしても結局無駄になってしまうので、ある程度の性能以上の物を手にしておいた方が良いと言う事です。
私はメーカーの中の人でもないですし、市場に存在するミルを全て試したりもしていません。
あくまでネット上にある情報をかき集め、使用者のレビューを参考にした程度の知識での判断であり、自分の選んだ物が最高だとも全く思っていません。
お金があればいくつも欲しい、試してみたいミルは山ほどあるのですが無い物は無いので。w
書くのは自由なので気になっているミルを一応書いておきます。w(金額は車に例えてみますw)
一般車クラス
安
KINGrinder K4(手動ミル)
TIMEMORE C3S MAX(手動ミル)※現在使用中
TIMEMORE S3(手動ミル)※発売次第追加購入予定
↑
TIMEMORE X Lite(手動ミル)
1Zpresso K-Ultra(手動ミル)
高級車クラス
COMANDANTE C40 MK4(手動ミル)
↓ スーパーカークラス
COMANDANTE C60 BARACUDA(手動ミル)
ハイパーカークラス
高
TREE FIELD Kirimai(電動グラインダー)
MAHLKONIG EK OMNIA(電動グラインダー)
一般車クラスは私も使用している価格帯のミルですがそれぞれ評価も高く、特徴的な機種達です。この辺のミルを買っておけばちゃんと美味しいコーヒーを淹れられる準備が出来ます。
高級車以上のクラスはプロ御用達、各コーヒーの大会指定モデルです。憧れの存在って奴ですね。
ただ、一つ言える事はハイパーカークラスを購入出来たとしても現時点の私の80点~90点を100点に絶対出来る訳ではありません。
安定して5点程度底上げしてくれる力は持っていると思います。
残りの点数は経験や抽出テクニックを磨くしかないと思います。
何が言いたいかと言うと一般車クラスであってもハイパーカークラスであっても、あくまでコーヒーを美味しく淹れる準備まで。
大会レベルのコーヒーを求めないのであれば一般車クラスであっても十分に美味しいコーヒーを淹れられるんです。
プロの方々が口を揃えて言っている事があります。
「コーヒーの味は9割ミルで決まる」と。
いくらコーヒー豆が素晴らしい豆でも酷いミルだと個性を引き出せないだけでなく、余計な物を引き出してしまい、逆に某リーズナブルなコーヒー屋の豆であっても良いミルを使う事でネガティブな味を極力抑えて美味しさを最大限に引き出す準備をする事が出来ます。
素材を生かすも殺すもミルがとても大事なんです。
だから細か過ぎるほどに解説をしてしまいパート⑤にまで渡ってしまいました。w
大事な事書き忘れてました。
ミルの定期的な掃除をちゃんとしないと美味しいコーヒー淹れられません。
理由と言うか、その原因になるのはミル内部にコーヒーオイルの付着とその酸化による匂い移りや、微粉が静電気で内部に残り、次の豆を挽いた時にごっそり落ちてしまったりするからです。
もっと言うとミルの刃にも粉が詰まって徐々に粒度がブレるようになって行きます。
毎回挽いた後に分解清掃するのが理想ですが、さすがにそこまでは大変なので、私は毎回挽いた後にエアブローで微粉等の粉を飛ばし、後は1週間程度で定期的に分解し、丁寧に清掃しています。
は~なんとか書き切りました~。
ミル回、長きに渡ってお付き合い頂きありがとうございました。
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Posted at
2024/01/30 01:30:51