素人簡易アライメント計測

別に足回りを交換したりしたわけではないですが、新車時のアライメントはどうなってるんだろな～と思い、計測してみることにしました。
もちろん素人的な簡易計測ですが、一応はそれなりに参考になると思います。
（他にももっといい方法があると思いますが、ワシはこの程度しかできません）
使用するのはタコ糸、メジャー、あとはタコ糸を留めるための、ワシの場合はスプレー缶（ブレーキクリーナーの長い缶）２本。
スプレー缶は１本だけだとすぐ倒れてしまうので、３本まとめてテープで留めてみました。
で、車体の側面に沿うように、タコ糸をピンと張ります。

基準にするのは、前後のホイールのセンターキャップ。
ここから糸までの距離をメジャーで合わせます。
ちなみにXVは、トレッド幅がフロントが1,535ｍｍ、リアが1,540ｍｍと、フロントが５ｍｍだけ狭くなっています。
リアはセンターキャップから50ｍｍの位置に糸を持ってきましたが、フロントはトレッド幅の不足分を加味して、52.5ｍｍにしました。
これでタコ糸と車体が並行になったハズ。

では計測。
ホイールの前端と後端の、糸からの距離をメジャーで測ります。
前端／後端ともに同じ長さだったら、ホイールはまっすぐということ。
前端／後端の長さが違っていたら、その分だけトーがインかアウトかということになります。

もちろん片側だけではダメで、もう片側も同様に測ります。
何度も立ったりしゃがんだりで、膝と腿が痛くなります。
しかもハンドルが正確にまっすぐである必要がありますが、さすがに素人計測ではそれは無理というもの。
何度もハンドルを少しずつ左右に切って、まっすぐ「であろう」位置を探るのですが・・・正確には無理っす。

さて計測の結果。
リアは、左右どちらも２ｍｍずつトーイン（前の方にすぼまっている）になっていました。
てっきりまっすぐだと思っていたんですが、荷重変化時に対応するためとか？
フロントは、ハンドルが正確に真ん中になっているか怪しかったのですが、何度か計測して、ちょっとだけハンドルのセンターが左にズレてるっぽいことがうかがえました。
でもワシの計測のほうにも問題がありそうなので、見なかったことにします。

次はキャンバー角ですが、トルクレンチのケースに建築現場で使っているような傾斜計を当て、その数値を見ます。
うちの駐車場は0.5°くらい傾斜しているのでそれを加味して、キャンバーは前後左右ともおおよそゼロ（垂直）で「あろう」ということになりました。
本当は完全に水平な地面でないと計測しても意味がないとは思うのですが、まあ簡易計測なので（＾＾；

キャスターはいじれるものでもないですし、素人だと測りようがないので無視。
フロントのキャンバーは、ふつうのスバル車は偏心ボルトの回し具合でネガキャンをつけることができます（BRZは×）が、こういう普通のクルマで変にキャンバーをつけてもメリットが薄いような気がします。
でも今度はキャンバーでもつけてみるかなあ。