
今回はエンジンのオーバーホールや載せ替えを依頼するショップについての話です。まず最初に断っておきますが、REのエンジンオーバーホールは有名REショップじゃないと出来ないわけではありません。昔は一部のDラーでもエンジンオーバーホールをやってましたし、小規模のショップで8のエンジンオーバーホールをしているところもあります。ただ、REショップでのエンジンオーバーホールと比べると実際にエンジンオーバーホールしたユーザー数が少ないですので、情報が少なく耳に入りづらいのが現状です。
■中部の8オーナーの悩み
8のエンジンオーバーホールを表立って作業しているショップは、関東では
RE雨宮(千葉)・
レボリューション(埼玉)・
ナイトスポーツ(東京)・
リアルテック(茨城)・
佐藤商会(静岡)・
ドゥーエンジニアリング(静岡)、関西では
LEG(広島)、
OVER DRIVE(大阪)、
NRF(奈良)などが有名ですが、中部だとそのような有名ショップがありません。中部の8オーナーがショップでエンジンオーバーホールないし載せ替えを考えている人にとって一番の悩みがこれです。
例えば、雨宮のコンピュータが入っているからエンジンのオーバーホールと現車セッティングも雨宮でやりたいと思っていても、愛知からだと距離的に厳しいのです。なので、Dラーでリビルトエンジン載せ替えや、オーバーホール済みのエンジンのデリバリーサービスのあるLEGやナイトスポーツ、積車で車両を引き取りに来てくれる佐藤商会が選択肢に入ってきます。
遠方からでもエンジンオーバーホールできる体制が整っているショップはもっとあると思いますが、それに関しての情報が表に全然上がってきません。ショップにはその辺も含めて、エンジンオーバーホールメニュー・金額・入院期間・サポート体制などの情報をもうちょっとオープンにしてもらいたいです。
■有益な情報収集のコツ
エンジンの載せ替えやオーバーホールをどのショップに出すか判断する材料としては、事前の情報収集が大事です。ただ、ネット上での8のエンジンオーバーホールに関するレポートまだまだ少なく、また表に出せないシークレットな部分の話も多いですので、判断する材料としては乏しいのが現状です。
ではどうするか?私は実際にショップでエンジンオーバーホールをした友人に直接コンタクトを取って話を伺うことにしました。そのおかげで、エンジンオーバーホールで交換する部品やおおよその費用がわかるようになり、今回自分がエンジン載せ替えを依頼する上で非常に参考になったのでした。貴重な情報を提供して頂いた友人には本当感謝です。
■最終判断材料
主に技術面・金銭面を考慮するエンジンオーバーホール・載せ替えですが、最終的な決め手となるとのは、このショップ(この人)になら自分の8のエンジンを任せられ、アフターサービスも安心できるという
「信頼関係」が一番だと私は思います。Dラーのサービスマン・メカニックと信頼関係を築いているのなら、Dラーでリビルトエンジン載せ替え+補機類等の交換でも悪くないと思いますし、リビルトエンジンが不安でしたら新品ショートエンジン(工賃別で約60万)に載せ替えるという選択もありだと思います。
■悪質なショップに注意
こういう事はあまり書きたくないのですが、エンジンオーバーホールの作業でショップとトラブルになったという話はよく聞きます。ここでは詳細を書けませんが、私から注意すべき要点を一つ。エンジンオーバーホール・載せ替えの見積もりの金額が明らかに安すぎるショップには注意して下さい。
年数も距離もかさんで、かなりお疲れな8のエンジンをリフレッシュする際、多額の費用が発生するのはどうやっても避けられません。理由は以前のブログでも書きましたが、交換しないといけない純正部品の数が多いので、純正パーツ代だけでも結構な金額になってしまうからです。安い見積もりを真に受けてエンジンオーバーオールを依頼してしまうと、
・ローターハウジングなど最低限交換しないといけないパーツまで流用
・エンジン開けてみたら見積もり以上に交換しないといけないパーツがたくさん出てきたので勝手に交換した → いきなり100万オーバーの請求
このどちらかのパターンが十中八九待っています。
■私の選択
結局私はどうしたのかと言うと、この人なら私のエンジンを任せられると信頼している友人にお願いし、中古ベースのエンジンをオーバーホールして載せ替える方法にしました。その友人は、元マツダのメカニックで現在8に乗っているお方です。諸事情でチューニングREの依頼は長年封印されていましたが、今回は特別にその封印を解いてもらいました。
どういう仕様にするのか細かくオーダーできて、週末に状況を確認しに行け、無知な私にいろいろ解説&提案してもらえるのもとても魅力的に感じました。また、今乗っている2号機のエンジンは納車前に載せ替えている事もあって自車のエンジンにそれほど執着がなかったので、同エンジンを使ってのオーバーホールへの拘りはありませんでした。
■次回予告
次回のブログですが、いよいよエンジン載せ替えの「見積もり」に移ります。長らくお待たせしました。今回私がどういう仕様でオーダーしたのかの紹介が始まります。ただ、まとめるのに時間がかかると思いますので、ブログのアップが更に遅くなる点はご了承下さい。
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エンジンオーバーホール | 日記
Posted at
2013/12/07 00:00:00