前回のブログの続きです。エイトリアンカップの準備を手伝うため、当日は4時過ぎに起床して5時に出発。メインゲートから入場してSUGO到着。私はエイト祭の前日準備同様、ゼッケンの清掃を担当。入場開始時間になると、エイトリアンカップSUGOのエントラントが続々と入場。MFCTなど他の競技に参加する人が徐々に入場している中、エイトリアンカップのエントラントはあっという間に全員集合。
エイトリアンカップのピットエリア周辺はいつものエイトリアンカップの雰囲気が漂い、マツダファン東北ミーティング(以下、MFTM)のイベント会場の中でもちょっと異質な存在だったという話を後で他の参加者から聞きました(^^;
■エイトリアンカップSUGO 1,2本目
昨日とは打って変わって良い天気になり、路面は完全ドライ。ドライ用のセッティングに変更して走行開始。路面のグリップが非常に高く、昨日と同じコースとは思えないほどの激変振りに戸惑いつつも徐々にペースを上げていきます。3周目にベストが出て1本目の走行終了。タイムは、
2015-04-12 第1ヒート
1分44秒327 (LAP4/7)
26.404 / 29.906 / 22.814 / 25.203 183.986km/h
1分50秒を大幅に切る事ができましたが、計測ポイント地点での速度は昨日とほとんど変わらず。この時点でMOREクラス4位。SUGOの走行経験が豊富なじょおさんにアドバイスを頂きまして2本目開始。攻めるとリアが出やすい
3コーナー 、上りから下りに変わる
ハイポイントコーナー 、コースアウトするとイン巻き全損コースの
レインボーコーナー の3箇所以外のコーナーを攻める事に。
最終コーナーはレブに当たるのを嫌って早々にシフトアップするとパワーバンド外して上り坂で失速してしまうので、なるべく3速で引っ張る作戦に変更しました。最終ラップでベストラップを更新。
2015-04-12 第2ヒート
1分42秒443 (LAP7/7)
25.844 / 29.682 / 22.294 /24.623 183.673km/L
第1ヒートと比べると2秒近く縮める事ができ、この時点でMOREクラス2位!入賞の圏内に入り、テンションが上がりました。
■エイトリアンカップSUGO 3本目
2本目と3本目の間は1時間ちょっとあるので、携帯缶を使って給油した後にまったりしていると、広島から来たというロードスターに乗っている二人組に、私の8のエキゾーストがとてもよかったので教えてくださいと声をかけられました。面と向かってエキゾーストを褒められた事はあまりないので嬉しかったです。何でも特に走り去った後の音が気に入ったみたいで。車内からだとそれほど良い音だなと思わないのですが。
エキマニ:NRF、キャタ:WedsSport(SARD OEM)、マフラー:AutoEXE後期 プレミアムマフラー で、
エキマニを某社からNRFにしたら音が揃って良くなってトルクも太くなったよ と返答しました。
3本目は速い人に引っ張ってもらう作戦に。ピットロードに並んだ時に目の前がれじさんでしたので、れじさんの後ろについて行く事に。れじさんがアタック開始すると、コーナー曲がる度に離されていき、
バックストレート に行く頃には大分離されてしまいました。途中ハンクラさんの後ろも走られてもらいましたが、Expertクラスな方々の走りには全く付いていけませんでした。れじさんもハンクラさんも
ハイポイントコーナー と
レインボーコーナー のブレーキングが奥でクッと車の向きを変えるのが印象的で、そこで一気に離された感じでした。れじさん、ハンクラさん追っかけの動画はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=U_yYBD5zuHQ
思うようにタイムが出ない事が原因で精神力が乱れ始めましたが、650km先でクラッシュして自走不可になったら洒落にならないし、お借りしているQuantumを壊したくないと言う気持ちが強くなり、マージンを削ってもっと攻めて走りたいという気持ちを何とか押さえ込んで走行終了となりました。
■リザルト
0.1秒ほど更新したと思って、ピットのタイミングモニタを見るとMOREクラス4位の文字。2位をキープするどころか3位入賞圏内にも入れなかったと肩を落としましたが、無事走行を終えた事にホッとしました。総合リザルトが出たので見ると驚きの結果が。表彰式でステージに上がる事になり、RX-8元開発主査である片淵昇氏からこちらのメダルを手渡しして頂きました。
エイトリアンカップSUGOのMOREクラス3位!
今回のMOREクラスはエントリー台数の都合で3位までが入賞圏内。4位で入賞できずにガッカリしている所にこの展開で、今回は片淵昇氏からメダルを手渡しして頂けたのでめちゃくちゃ嬉しかったです。うちからSUGOまで遠かったけど、参加して本当良かったと感激しました。
じゃあ3本目のタイムはどうだったのかという事になりますが、
2015-04-12 第3ヒート
1分43秒163 (LAP5/7)
26.268 / 29.909 / 22.356 / 24.640 186.207km/h
3本目で自己ベスト更新したと言うのは私の勘違いでした(汗 総合リザルトはこちら。
http://rte.up.seesaa.net/PDF/2015_0412_8cup_sugo_result.pdf
表彰式の後は片淵昇氏のトークショーを聞き、767B&787Bの走行を見て聴いてとても満足しました。お客さんも結構入っていて場内は人多かったですし、レストランも品切れでクローズになるほど混雑だったみたいで。コンビニで昼ごはんを買っておいてよかった。MFTF2015は盛況で幕を閉じました。
■帰りの道中
走行は無事終えましたが、今回の遠征の一番の難所がまだ残っています。それは、
この日の内に宿泊先の足柄SAに辿り着く事 。
15時過ぎにSUGOを出発 して、村田IC近くの昭和シェルでガソリン満タン&ガソリン携帯缶に15Lを給油。高速に乗って暫く経つと猛烈な眠気に襲われました。急遽
我妻PA にピットイン。1時間ほど仮眠して17時半に出発。
20時半に蓮田SAに到着 して晩御飯を食べる。ここまで300km。この先の渋滞は緩和されつつあるので、行きと同じC2ルートに特攻しましたが、これが失敗でした。板橋JCTの渋滞は緩和されてましたが、大橋JCTの方は21時から工事による片側車線規制で渋滞が復活。こんな事なら、友部JCTから北関東道に入って関越自動車道→圏央道→東名のルートにすればよかった。
23時半に足柄SAに到着。 宿泊をここにしたのは、翌日もETC深夜割引を利用する為です。 ここまで450kmで残り230kmでガソリン45L消費。体力的にはこのまま帰れそうでしたが、無理せず予定通りここのレストインで宿泊する事にしました。足柄SAの宿泊施設であるレストイン時之栖は上り方向にありますが、電話で伝えればお迎えが来るので下り方向でも利用できまず。ただし、お迎えの時間帯が決まっているので注意が必要です。初めてここのレストインを利用しましたが、設備が良くて満足でした。
翌日は帰るだけなのでゆっくり起床。外は雨。昨日の内に携帯缶で給油しておいて正解でした。10時半に出発して、
14時に自宅へ到着しました。 帰りは670km、ガソリン65L消費。今回のトータル走行距離は、1527kmでした。 トリップメーター上の値でタイヤの外径が少し違うので、実際の距離は若干異なります。携帯缶を持って行って道中で使って村田IC近くの昭和シェルで給油すれば、高速道路の高いガソリンスタンドで給油せずにSUGOまで行ける事を実証できました。
■エイトリアンカップSUGO終了
そんなわけでエイトリアンカップSUGOは終了。とても満足したイベントでした。今回はエイトリアンカップSUGOの方に意識が集中してしまい、他のイベントを余裕を持って楽しむ事ができなかった点が反省点です。来年も開催する予定みたいなので、今度は今回実現できなかった現地の美味しい牛タンを食べたいです。お疲れ様でした。
今回のベストラップ時の車載動画はこちら。VSD for GPS&fu.ta. Pluginによる車速表示は今までOBDのスピードメーターの値を参照していましたが、今回は補正を入れてGPS計測による車速に近づけました。60fps動画なので、YouTubeの60fpsに対応しているブラウザでの視聴を推奨。
https://www.youtube.com/watch?v=Bh6XPgIY5lY
VIDEO
帰宅後、今回無事に帰って来れて本当良かったと思う出来事がありました。それは、
orz また出費が(涙