
1/11(土)は、「
第15回 鈴鹿チャレンジクラブグランプリ」に参加しました。一緒に参加したben.さんの車両トラブルが発覚しましたが、敏腕メカニックが対処されてました。詳細はご本人のブログ参照。
今回のチャレクラGPはクラスごとにグループ分けでして、
クラス3のエントリー台数は何と16台!コースコンディションも良くて、タイムアタックには最高の環境でした。
■福山選手による同乗走行
当日は福山選手と松田選手の同乗走行があり、朝のブリーフィングのじゃんけん大会で
福山選手の同乗走行の権利をゲット!今思えば、これで当日の運を使い果たしたのでした・・・。同乗走行は自分の愛車ではなく、鈴鹿サーキットのマーシャルカーであるFD2型シビックR。PIT to PITの1周だけでしたが、去年参加した鈴鹿ドライビングレッスン(以下、SDL)で福山選手が私にアドバイスしてくれた「
私の走りに足りないもの」を身をもって体験する事ができとても有意義でした。福山選手、どうもありがとうございました。
■ライーザ号に襲い掛かるトラブル
走行前に空気圧調整をしてクラス3のタイムアタック開始!
5.8kmのコースに16台なので、案の定コース上はガラガラで絶好のチャンス!しかし、車の調子が何かおかしい。
DSC ONだけど、コーナーのあちこちでリアタイヤが滑りまくりで全然グリップしない。今履いているRS Sportの溝は1~2部しかないけど、ここまで横グリップがないのはおかしいと思いつつ、1本走り切ってしまいました。ピットに戻ると仲間から、
「リヤタイヤがパンクしているよ!」
ええっ!?車からおいて確認すると、
運転席側のリアタイヤがかなりペシャンコになって、タイヤの空気はほとんど抜けてました。そして、タイヤ内部のカーカスコードが切れて、サイドウォールの一部が空気圧により盛り上がる「
ピンチカット」が出来ていました。ハイスピードコースの鈴鹿サーキットでパンク&ピンチカット、
タイヤがいつバーストしてもおかしくない非常に危険な状態でした。こんな状態になってしまう前にピットインするなりして走行をやめるべきでしたのに、違和感を感じつつチェッカーフラッグが出るまで走ってしまった事に反省。
TPMS(タイヤ空気圧を車内から常時モニタリングするシステム)が動作していればここまで酷くなる前に簡単に気づいたのですが、センサーの電池が寿命で切れてしまって使うのをやめた途端にこんなトラブルが出るなんて・・・。
こんな状態では走れないので、タイムアタックはこの時点でリタイヤしました。今回は台数が少なくて走りやすい環境でしたので、非常に残念でした。
■どうやって帰宅するか
ピンチカットの症状が出ているので、街乗りでも使うのは危険な状態。8はパンク修理キットが標準でテンパータイヤがないし、予備のタイヤも持ってきてないので、ここからどうやって移動しようか困ったのですが、敏腕メカニックカーのエボワゴンに積んである
テンパータイヤ(スペアタイヤ)をお借りする事にしました。エボワゴンと8はハブ径が67φと同じだから出来る技です。
RX-8は後輪駆動なので、駆動輪にテンパータイヤを履かせるのはあまりよろしくないのですが、ライーザ号のフロントは対向キャリパーが入っているので装着はできないのと、純正デフだから大丈夫だろうという判断で、そのまま後輪に着けました。そして、テンパータイヤの空気圧は400kPaちょっと入れました。
今回お借りしたテンパータイヤのサイズは、125/70R17(外径:606mm)。今8に履かせているタイヤのサイズは245/40R18(外径:653mm)なので、タイヤのサイズの幅も外径もかなり違います。
8はタイヤの前後の外径の違いを感知するとDSCやABSのランプが点灯して異常を示すのですが、今回は点灯しませんでした。また、気をつけて走れば60km/hまで大丈夫でしたが、それ以上は違和感があって危険な感じでした。何とか敏腕メカニックの家に到着し、そこで一泊させて頂きました。
■パンクしたタイヤの原因
外したタイヤのトレッド面を確認しましたが、刺さっている釘などの異物は確認できず。パンクしたタイヤに空気を補充して一晩放置してみましたが、空気は抜けていませんでした。空気が抜けた原因は何なのか?敏腕メカニック曰く、
走行前にタイヤエアゲージを使って空気を抜いた時、虫ゴムの当たり面が悪くてバルブがしっかり閉まらずに空気が徐々に漏れて、その後のサーキット走行でタイヤにグリグリ面圧をかける度に空気がドンドン抜けてパンクしたのではないかという推測でした。
■代わりのタイヤ
今週末はエイトリアンカップ2014Spring in TC2000の走行会。今からタイヤを手配だと間に合いませんが、今履いているタイヤは今回の鈴鹿で最後にして翌日ニュータイヤに履き替える予定でしたので、不幸中の幸いでした。今回の鈴鹿を走る前にニュータイヤを導入するプランも考えていましたが、ニュータイヤ導入直後のサーキット走行一本目でタイヤがパンクなら悲惨でした。
流石にテンパータイヤで100km以上移動するのは危険ですので、敏腕メカニックが所有している
エボワゴン純正ホイール&235/45R17のAD08(外径:641mm)を2本お借りしまして、リアに履かせました。外したタイヤ&ホイールは、クラウンのトランクに2本載せて一緒に移動。今回もABSやDSCランプが点灯せず。テンパータイヤよりも断然安心して走る事ができました。
向かった先は奈良県にある
NRF。前回に引き続き、今回もNRFでRS Sportを購入し、取り付けを行いました。銘柄はZIIとかなり迷ったのですが、現在1セット運用&街乗り兼用で使うのでタイヤの耐摩耗性も重視してRS Sportにしました。ZIIにしたら、確実に1年持ちませんから。
■無事帰宅、そして筑波へ
今回一緒に参加した仲間と敏腕メカニックのおかげで、無事に帰宅する事ができました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。今回の鈴鹿で一番恐れていたのは、クラッシュなどして今週末の「
エイトリアンカップ2014Spring」に参加できなくなる事でした。今回はクラッシュではありませんでしたが、もし一人で参加してこのトラブルが発生していたら途方に暮れてました。仲間のありがたさを身にしみました。これで安心してエイトリアンカップ2014Springに参加できます。はちこん!待ってろよ!
P.S.他の画像は、関連情報URLのフォトギャラリーを参照。
Posted at 2014/01/14 00:00:00 | |
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