
2015年1月10日(土)は、鈴鹿サーキット 国際レーシングコース(フルコース)で開催された「第16回 鈴鹿チャレンジクラブグランプリ(以下CCGP)」に参加しました。今回参加した8は14台でその内の12台が知り合いのサーキット仲間の8でした。
■多数の8仲間と鈴鹿を走る事が実現に
実は私、中部のサーキット仲間多数で鈴鹿サーキットを一緒にアタックしたいと前々から思ってまして、その日が来るのを長らく待っていました。鈴鹿サーキット 国際レーシングコースでスポーツ走行しようとすると、
・鈴鹿サーキットのSMSCライセンスを取らないとスポーツ走行できない
・ライセンスを取ってもスポーツ走行の開催日は基本平日
・時々ある土日祝日のスポーツ走行枠は参加台数が多く混雑しておりカオス
・ライセンスが不要な走行会も平日開催
・多くの走行会で台数が多くてこれまたカオス
このように中部在住で他のサーキットを走った事がある人でも鈴鹿サーキットを走るのには敷居が高いのです。また、世界屈指のハイスピード&テクニカルコースですから、十分な車両の準備及びドライバーの安全装備(6点ハーネス・HANS装着を強く推奨)が必要不可欠ですから、これも敷居が高い原因の一つです。
タイムアタックシーズンに揃って鈴鹿サーキットを走る機会は、1年に1回あるCCGPの土曜日開催日のみ。しかし、CCGPは去年からSMSC会員しかエントリーできなくなりましたので、鈴鹿サーキットのライセンス取得が必須に。SMSCライセンスを持っている8仲間は7人ほどしかいませんが、今回SMSC入会してCCGPを走るするという8仲間が5人もいらして、
今回8仲間12人で鈴鹿サーキット 国際レーシングコースを走行となりました。
■グループ分け・チームオフィス
走行グループは当日発表でしたが、
RX-8はタイム関係無しに全車グループ3。うちら以外の8が2台いたので、14台の8がグループ3に。グループ3の走行枠は計30台でしたので、その約半数がRX-8という8だらけの走行グループとなりました。
今回知り合いの8仲間が多数エントリーしましたので、有料サービスの
「チームオフィス(旧名チームスイート)」を借りしました。参加者・同伴者合わせて17名でしたので1室では狭すぎるかと思いましたが、全員入室して椅子に座るスペースはあったので大丈夫でした。当日の鈴鹿サーキットは寒かったでしたが、チームオフィスは冷暖房・場内テレビ・トイレ・冷蔵庫が完備で快適に過ごすことができました。ちょっと高かったですが借りてよかったです。
■ABS介入に悩む
以前ブログでブレーキング時にフロントタイヤがロックしやすくて前後のブレーキバランスを疑っていると書きましたが、その原因がブレーキパッドではなくリアを押さえつける接地力が不足している可能性がある事を指摘されました。現在ライーザ号のサスペンションはオーリンズDFVの車高調が装着されており、この状態でプロドライバーの佐々木孝太選手にこの鈴鹿サーキットを走行してもらった事が2回あるのですが、2回ともリアタイヤが捲れてしまっているという指摘を受けました。つまり、リヤのストロークが足りてません。
今シーズンは245/40R18から265/35R18にサイズアップしたのですが、以前よりABSの介入が明らかに多くて自分のベストの走りとは程遠く、全然タイム更新できません。タイヤを太くした為余計にリアタイヤをギュッと潰す面圧を発生させるのが難しくなってしまい、タイヤからグリップ力を引き出せなかったり、ブレーキング・コーナリングの姿勢変化が不安定になったり、リアのトラクションが抜けて空転→DSC介入率が上がったりしているのではないかと推測。
サスペンションをほいほい交換できないので、ABSの介入がブレーキの前後バランスが原因なのか、リアの接地力不足が原因なのか切り分ける為に今回新兵器を投入しました。
■新兵器投入へ
今回の新兵器は、
「GT抱き枕」!(del語?)
友人の8からトランク毎お借りしました。D氏曰く、これを
「龍スタイル」を呼ぶそうです(?) 銀の車に白のトランクなので色のマッチング的にはそれほど違和感はありませんが、私の車にGTウイングが付いている姿は違和感があります。でも、友人の間では意外と似合っている・違和感がないという意見が。この羽はコーナリング時のダウンフォースはともかくブレーキングにリアが暴れるのを抑えるのに効果的らしいので、前後のブレーキバランスの検証も含めて今回のCCGPでGTウイングを体感させて頂く事になりました。
鈴鹿サーキット 国際レーシングコースを純正デフ&マツスピウィングで走行すると、ヘアピンとシケインのブレーキングでリアがかなり暴れて、スプーンのブレーキングではリアがズリッと横に滑るのですが、GTウイングを装着した状態で走行したところ、その症状がかなり軽減されました。コーナリング時のダウンフォースは正直よくわかりませんでしたが、ブレーキング時の違いは鈍感な私にもしっかり体感する事が出来ました。また、ブレーキング時のABSの介入もマツスピウイングの時よりも減りましたので、ブレーキの前後バランスが原因ではないのが濃厚に。
■グループ3の走行の様子
話を現場に戻します。土曜日のCCGPのグループ3は8以外だとS2000やエキシージ、シルビア、セフィーロ、ゴルフ、アルテッツァと同じ枠でした。ちなみに、86/BRZはグループ2での走行でした。走行は25分×2本(1本目は先導走行あり)で、午前1本・午後1本です。午前中の走行中は小雨が降ってきましたが、路面は2本ともドライでした。2分20秒台のとても速い車両が同グループ内に数台いましたが、同時走行台数が30台でしたのでクリアラップは取りやすく、赤旗中断も無くて比較的アタックしやすい環境でした。

hiromiさん撮影
■走行結果
今回の目標は参加した8仲間全員が無事走行を終える事が第一。今回鈴鹿サーキット 国際レーシングコースを走るのが初めての人が5名みえましたが、全員無事に走行を終える事ができましたのでホッとしました。
私の方は前回参加したCCGPではパンクによりリタイヤ、前々回は走行中にクラッシュしてしまってリタイヤでしたので、今回は何もトラブルやアクシデントに遭わずに完走する事が目標で達成する事ができました。
■まとめ
今回のCCGPは充実してとても楽しかったので、来年のCCGPも今回みたく多数の8仲間と一緒に参加したいなと思いました。今回参加してくれました、ben.さん、タ○カさん、もりたさん、むぎたろうさん、ありんこさん、BUFUさん、いちひろさん、すけ@ハチさん、アースさん、berunarさん、angrifさん、そして同伴者の皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
■リザルト&車載動画
今回の私のベストタイムは、
・Lap time:2'36.030
・Sector1:43.152
・Sector2:26.235
・Sector3:58.028
・Sector4:28.615
・SPEED:188.5
自己ベストを0.42秒更新できました。車載動画はこちら。1080p60対応です。
・[60fps] 2015.1.10 鈴鹿チャレンジクラブグランプリ RX-8 2'36.030
https://www.youtube.com/watch?v=xp66kXObVAk
※YouTubeで60fpsで再生できるブラウザは「Google Chrome」と「Safari」のみで、YouTubeのリンク先にアクセスして視聴する必要があります。「IE」と私が愛用している「Firefox」では30fpsでの再生となってしまいますのでご注意下さい。
Posted at 2015/01/15 00:00:01 | |
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【車載】 鈴鹿サーキット | 日記