12V電源取出し&USB電源取付
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
スマホやらの充電の為にUSB電源ポートを取り付けます。RKにはちょうどハンドル右手下の部分にオプションスイッチポートのブランクがあるのでそこにビルトインできるUSB電源を仕込もうかと思います。
このポートはこの世代のホンダ共通オプションスイッチポートで互換性があります(たぶん・・)。
今回は2個空きがあるのでどうせなら2つつけようと思います。
(ちな空きスロットに関しては車の仕様や前期・後期などにより異なります)
2
まずは電源取出しをするのとオプションスロットにアクセスするためにハンドル下のカバーを外します。
この辺は先人たちがいるので助かります。ちなみにネジはこのパカパカカバーを開けた左上のところ一本のみです。
このネジをはずしたらあとは力技でガバっと引き抜くだけです。
3
ただし、ETCがカバー固定になっているのでETCの配線に注意
ETCは純正のものなのでフィッティングキットにしっかりネジ止めされてますね。
ETC自体はこのまま設定更新しても良かったのですが既に取外したギャザーズナビ連動タイプのため、使えることは使えるのですがカード確認や料金がわからないためモビスパにつけていたスタンドアロンのボイスタイプに交換します。
まあとりあえずETCから伸びている配線2種(アンテナ線と電源線)のカプラーを外します。
4
さて、一旦ロワカバーとETCはおいておいてオプションポートにアクセスしてメクラカバーを取外します。こんな感じで下から手を入れて押せば外れます。
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オプションポートのメクラカバーはこんな感じ。結構硬いので注意
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メクラカバーを外したら取り付けるUSB電源ユニットをはめ込みます。
今回はクイックチャージ対応(重要)のものを2種類用意しました。
一つはUSB type-Aが2口ついているクイックチャージ対応のもの、もう一つはtype-A1口とtype-C1口がついているものです。
なのでハンドル右にUSBポートが4つ増える感じです。
ちなみにこのコネクタ、大陸製なので表面パネルをヤスリで慣らさないとハマりませんでした。
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お次は車体から12Vの電源を取り出す作業。
以前購入したヒューズボックスにあるオプションカプラーから12V電源を取り出します。
ちなみにカプラーにはギャザーズナビから生えていたカプラーがはまっていました。恐らくバック信号を取り出していたものと思われます。
自分はもうギャザーズナビは取外したので引き抜いてこのギボシ加工されている電源取り出しカプラーを取り付けます。
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オプションカプラーを取り付けた後、この空いているヒューズスロットにヒューズを入れないとキーオン電源が繋がりませんので忘れずに装着。
ということはこのヒューズが取付先のヒューズにもなるということです。
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そのままオプションカプラーからの電源をUSB電源に繋げれば終わりなのですが、今回ETCやらミラーモニターの電源などもここから出したいので電源分岐ユニットを仕込みます。
これは4門の12V&アースに分岐してくれるユニット。
各ポートにヒューズもついているのでスタイリッシュにまとめることができます。
もともとはバイク向けの部品ですが車でも使い勝手いいかなと思い導入。
ちなみに常時電源からのリレー機能もついているので容量に関してもあまり気にする必要がなくなります。
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中身はこんな感じ。ヒューズがまとめられているのもポイント。各機器にヒューズつけるとどこにヒューズがあるのかわけわからなくなるので・・・
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ちなみにこの電源ユニットには
1:常時電源
2:起動電源
3:アース
の接続が必要です。
あまり大きい容量を使わなければ1と2はアクセサリー等に共接続でも大丈夫です。
今回は取り出しコネクタに常時電源とキーオン電源があったので常時電源は常時電源に、起動電源はキーオンに接続しました。(本当はアクセサリー起動にしたかったのですがとりあえず一時しのぎで・・・)
ただアースはヒューズコネクタにないので別途必要です。
このユニットはアースと常時電源はバッテリー直付け想定なのでクワ側端子がついています。
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なのでヒューズコネクタに取り付けられるようにギボシに付け替えます。プラスがオス、マイナス(アース)がメスです。
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マイナスはフレーム接続するので別途このようなオスギボシ⇔丸端子の配線を作成します。
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アースはロワカバーを外したところにあったこちらのネジに取り付け。
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これで役者は揃ったのでヒューズユニットからコネクタ経由で伸ばしたギボシに接続します。
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導通確認します。電気が流れると各ポートのLEDが青く点灯します。ちなみにヒューズが切れると赤色に光るらしいです。
設置場所はちょうどハンドル下にいい場所があったので両面テープで取り付けました。
この位置だとカバー開けてすぐに確認・交換ができるのでいいですね。
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このユニットへの接続は端子ではなく配線をそのままネジで締め込むタイプの結線になります。なので配線にはあらかじめハンダを溶かし込んで接続しました。
今回接続したのは
1.USB電源
2.ETC電源
3.ルームミラーモニター電源
4.ブランク
という感じ。
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USB電源ユニットの導通が確認できたのでパネルに埋め込みます。
ちなみにこの電源ユニット、電圧計もついています。
あとは逆手順でカバーを戻せば作業終了です。無事にクイックチャージもできたので満足です。
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