
何かねえ、打音っぽい音がするのですよ。
タペット音のような『タンタン音』。
だけど、アイドリングの時には、
それ程気にならないのだけれど、
壁際を走行すると、
かなり反響して聞こえてくる・・・。
タペット音っぽいけど、何か違う様な音・・・。
親メタ、子メタの様な音じゃない。
でも、今までこんな音してなかった事だけは確か。
とりあえず、6万キロを超えたので、確認だけでもしとうかなと。
気持ち悪いしねえ。
で、ヘッドカバーを開けてみる事に♪
開けてみて、
もっと汚いかなと思っていたけど、案外奇麗な中身の具♪
オイル交換は、マメにやるにこした事はありません。
勿論、エンジン冷えてる時ね。 20℃くらい
スパークプラグを4つ外してから、クランクシャフト回して、
1番のピストンを上死点(圧縮)に持ってくる♪
一通り、バルブクリアランスの計測出来る所を計測して、
次に4番のピストンを圧縮上死点になるようにクランクシャフトを回します♪
で、バルブクリアランスの計測出来る所を計測。基本はこんな感じ。
要は、カムがロッカーアームを押し上げていない所を測りなさいと言う事。
IN 0.15~0.19mm
EX 0.26~0.30mm
上記内に、入っていればOK!
何だけど、計測してみると全然悪くない数字・・・。
まあ、これはこれで良かったんだけどねえ。
でねえ、
この作業をする時にクランクシャフト回さなきゃならないんだけど、
そうすると、いやでもベルトが目に入る。
『ベルトボロボロ、もう駄目じゃん!』
まだ半年、6000キロしか走っていないのに・・・。
全周に渡ってリブがボロボロになって欠損してる所多数・・・。↓
急遽、ベルトとアイドラベアリングの交換作業も追加になりました。
結果として、打音っぽい『タンタン』音は、どうやらこれが原因だったみたい。
え? ベルトが原因で打音の様な『タンタン音?』と思われるかもしれませんが、
スーチャー入れてる諸先輩方々も同じ事言ってましたから間違いないです。
私も、初め聞いた時は『嘘~』と思いました。(笑
今は、全然異音(タンタン音)してません!
ん~エンジン、気分爽快に調子良いです♪
今回交換したベアリングは、前回の物とはちょっと違います♪
今回使用するのは、左側の5Kと書かれている。
『NTN 6301LLB CM/5K』です。
ベアリングの箱に『5K』と書かれているのは、
中に入っているグリスがちょっと温度幅が広いグリスが入ってます♪
粘度もちょっと硬いみたいで、手で回すとちょってだけ抵抗感があります。
『CN』は今まで使っていた物と同じ物。
ちなみにこの『N』はニュートラルと言う意味で、このベアリングのクリアランス表記で
数種類ある中の、ちょうど真ん中のクリアランスと言う意味らしい。
ちなみに『CM5K』も、クリアランスは『CN』と同じらしい。ややこし~。
でもね、このベアリング、
実は、防水性が低いんだよねえ。性能表に書いてあった。
じゃ~、防水性の高い物にしたら?と思われますが、そうすると許容回転数が下がってしまって、使えないんですよ。てか、今のベアリングだってGE8 L15Aエンジンで使う上で、
『許容回転数』低いからこれ以上下げたくないんですよねえ。
現状で、エンジンを7000rpm回すと、このベアリングは2万回転以上回る計算になります。
このベアリングの許容回転数は約1万8000回転、すでに超えちゃってますよねえ。(笑
防水性の高いシールドベアリングは、約1万6000回転が『許容回転数』です。って全然駄目じゃん。
使用回転数20000回転で、今使っているベアリングサイズで探してみたけど、
全然ありません・・・。
サイズ(外径)を大きくすれば回転数も落とせて良いかなと思いましたが、
スペースが無いので今以上の外径にする事は、無理っぽい・・・。
もうこれは割り切って、マメな交換! に徹するしかありません!
1個400円しないパーツなのが、せめてもの救い・・・。
そんなに神経質になる必要ないのかしら?
ベルトに関しては、取り回しが長くてRが厳しいところがあるので、
使用期間が短い事に関しては諦めに近いです。(笑
Rが厳しい上にタービン回してるから仕方ないです。
ベアリング、ベルト交換後、暫くアイドリングで慣らしてから、
数十キロ試乗テストして異音が出ない事を確認した後、
引き続きメンテとその他諸々作業続行です!
エンジンオイル交換フィルター交換。
『BILLION OIL 10w-40』1万キロ使えました。なかなか良いねえ。
で、今回も同じ『BILLION OIL 10w-40』。
MTオイルは、まだ行けそうなのでもうちょっと様子見。
それから、『サーキットコンバーター(触媒レス)』使用による、
エンジンチェックランプ点等対策として、
『O2センサーキャンセラー』を使用♪
しかも、
グリッドヒートシンクとの会わせ技!
http://www.cocofactory.co.jp/products/bolt-nut.html
『キャンセラー』と言っても、完全に機能をさせなくする訳ではなく、
ECUのチェックランプ対策としてのパーツです。
実はこの『O2センサーキャンセラー』、中にちょっとですけど
メタル触媒が内蔵されてます!
そのお陰で、いままで『P0420コード』(触媒機能低下)
で点灯していたエンジンチェックランプが全然付かなくなりました!
(1000キロ程走行)
2つ合わせると結構な金額になってしまいますが・・・。(苦笑
どうしても試してみたかった。上手くいって良かったよ・・・。
『メタル触媒が内蔵』と言っても少量なので、ひょっとしたら
この先チェックランプ点くかもねえ。点灯したら、またレポします。
どうか点きません様に・・・。