
先日ねえ、
『AFRキャリブレーター』って
黒い箱を取付けたのですよ。
そのお陰で、
今まで抱えていた『排気温度上昇』の
問題が見事解決!
FITってねえ、
例え6000rpm以上回っていて、アクセル開度3/4、4/5と結構開いていても、
『理論空燃比14.7』近辺にしかならなかったんですよ。 流石リーンバーンエンジン!
*FITはリーンバーンエンジンじゃないですけど。 ↑ちょっとした皮肉。
アクセル全開ではじめてクローズド制御『空燃比補正域』から、
オープン制御に切り替わるですよ。流石リーンバーンエンジン!(苦笑
*クローズド制御『空燃比補正域』って、
純正ECUが『理論空燃比であるA/F14.7』になる様に『補正掛けまくる領域』。
だから、アクセル全開以外は、14.7の理論空燃比で補正されちゃうんですよ!
もう『この領域』何やっても無駄。 ←いろいろやった。(笑
*マフラーやエアクリ変えても、A/F補正値とA/F学習値が変わるだけで、
A/F値は変わらない。←純正ECUの凄い所!
過給器付きだと中途半端なアクセル開度でブースト掛けると
A/F薄過ぎて排気温度が上がりまくり!
これが『排気温度』が上がる原因。当初から分かっていた事だけど・・・。
だから、
今までは高速道路でアクセル開度1/2くらいで加速していると、
頻繁に排気温度計のワーニングランプが点滅していたんですよ。
↑『850度でワーニングランプ点滅する様に設定』
特に『高速道路の登坂走行』は、速度維持しているだけなのに、
『排気温度計のワーニングランプ』が頻繁に点滅するのでメーターと睨めっこ。
この状況から脱するには、『アクセル緩める』か『アクセル全開!』の2択・・・。
アクセル全開にするとオープン制御になって
『A/F10台』になり800度くらいでホールドされる。
でも今はねえ、
どんな踏み方しても
最高排気温度は850度以上には上がりません♪
しかも、低回転から『ガバッ!』とラフに踏んでも、しっかり
トルクが付いてくる!!
低中速のトルク感は、鈍感な私でもハッキリ体感出来るくらい
『もの凄くトルクアップ』!!
私が欲しかった低中速域でのアクセル踏み始めからの
『加速力!』
これでようやく全域に渡って
『過給器付き』って感じの納得のいく『走り』になりました♪
低中負荷域の『空燃比』は、だいたい
A/F12〜13くらい。
高回転高負荷(アクセル全開)で、
A/F11.2〜10.8くらい♪
今は、どんな踏み方しても
最高排気温度は850度以上には上がりません♪
やっぱりこうでなくっちゃ!(これで、心おきなく『サーキット』走れそうです!)
でも、街乗りで燃費リッター8km・・・。
悪化の一番の原因は、
『加速が楽しくて、ついついアクセル踏んじゃう自分』なんですけどねえ。(笑
しかし、
問題はここから!(悪い話)
結論から言うと、
どうやら、
『純正ECU』逝っちゃったぽい・・・。
てか、私が壊したっぽい。
もともと、『AFRキャリブレーター』って、
FIT GE8では設定されていないのですよ。
私が、それを無理矢理付けちゃったのが原因みたい。
どう壊れたかと言うと、
常時、『オープン制御』。
つまり、常時
『補正無し』状態・・・。
アイドリングは、
電気負荷、エアコン負荷でも安定しているから問題ありません。
中低速域は、補正が掛からないから『A/F12~13』になってたんですねえ。(笑
それから、エンジンチェックランプも点灯しちゃいます。当たり前か。
トラブルコード 『P1157』
『A/F Sensor 1 Circuit High Voltage』 ↓
サービスマニュアルによると、本来『LAFセンサー+側』の電圧は、
アイドリング時に約2.2Vの数値がでなきゃいけないところを、
異常な数値になってるみたい。
そこで、試しに『LAFセンサー』を交換してみた。
こんな事もあろうかと、『LAFセンサー』の予備を3個程在庫してます。
走行距離(使用期間)の短い中古だけどねえ。↑
暇な時にオクで『走行距離の少ない安い物』を見つけては入札落札♪
ちなみにGE6もGE8も部番一緒♪ 安いのだと1000円くらいで出てる時もある。
部番一緒なのにGE8用だと何故か値段が高い。
買うのは走行距離が20000km以下の物で外傷が無さそうな物ねえ。
新品で買うと2万以上するからね。はははっ・・・。 ←実際は笑えねえよ・・・。
で、早速予備の『LAFセンサー』に交換してみた、
『症状変わらず・・・』予備3つ全部試してみたけど全て同じ症状のまま。
純正ECU本体の補正データが駄目になっちゃった?
これって『純正データ再インストール』で直るのかしら?
とりあえず車検の時にディーラーに相談してみよ・・・。
駄目だったら『ECU本体交換』かな・・・。
そうだったら、高くつきそうだ。(苦笑
でも、そんな事とは裏腹に
現状では今まで以上にトルクフルでパワフルに走ってくれます。
『排気温度』は良い感じ、『空燃比』は(ちょっと濃いけど)走る分には全然問題無し。
それとねえ、チェックランプが点灯しても、
暖気後、『Touch-B.R.A.I.N』でトラブルーコード消去してから、
数十キロ走行しても『チェックランプ』は点灯しません。
どうやらエンジン掛けはじめだけ、異常数値がでるみたい。
だけど、
トラブルコード消去しても、モニター観てると全域ずっと
『OPEN』制御のまんま。
これで何で
エンジンチェックランプ点灯しないんだ? 謎・・・。
しかし、全域『空燃比補正なし』って、
なんとも都合良い純正ECUになってしまいました。(笑
気持ち悪いけど・・・。
エンジン回転数が一緒でも、1速と5速の負荷は違うから、
4~5速側で『A/F値』合わせないとね。その分1~3速側が濃くなってしまいます。
そう考えると純正ECUの『空燃比補正』ってやっぱり大事だねえ。
燃費だって街乗りで『リッター8km』・・・。
せめて3000rpm以下は今まで通りの『空燃比補正A/F14.7』で補正されれば、
街乗りでの燃費も大幅に改善出来るのに~。
とりあえず、走行中のスパークプラグの『かぶり』も無いし、
それに何より、トルクフルなので、暫くはこれで遊んでみることに。
マフラーエンド、今まで以上に煤で黒くなってます・・・。
キャタライザーの中身、すぐ真っ黒になっちゃうのかなあ~。
元々キャタライザー(触媒)の機能って『理論空燃比14.7』付近ってのが大前提、
『理論空燃比』から大きく外れると浄化作用が著しく低下します。
今の状態で『キャタライザー(触媒)』付けても浄化効果は期待出来ないかもねえ。
こちらも、どうするか今後の課題・・・。もう少し絞れれば良いけど。
まあ、いろいろやってるとこういう事もあります・・・。
でも、皮肉にも今が一番エンジン調子良い♪
チェックランプはもう諦めました。(笑
FITで過給器付けてる人殆どがチェックランプ付きっぱだしねえ。
このままじゃ法規的に・・・なので、早急に直さなきゃですねえ。
車検も来年に控えてるし。
追記2014.12/25
3週間後、
思い出したかの様に『クローズド制御』空燃比補正復活!!
排気温度上昇と低中速トルクが元に戻る事になりました・・・。
低中速が遅くなったけど、純正ECU壊れてなくて良かったよ。