
計測は、オイルレベルスティック(オイル量を確認するレベルゲージ)のパイプにホースを繋げれば計測可能ですが、折角なので『M&M HONDA製レーシング・フィラー・キャップ』を使用♪
画像の様にし、圧力センサーに繋げてBLITZタッチブレインで表示させてログ録り♪
これで全域の『シリンダーブロック内圧』の現状が解ります。
シリコンホースが長すぎると変形により測定に影響しそうだと思い
大部分をブレーキ用配管で代用。
実測してみた結果、
マニホールド圧力が『負圧、過給圧』と、
どんな条件下でも、『-0.02~+0.04hkpa』の変動幅しかありませんでした。
ほとんどの領域が『0』と大気圧程度・・・。もう少し変動あるかと思いました。
高回転&フルブーストの時ぐらいは、上下するかと思いましたがログみた限りでは、
ほとんど『0』、『-0.02~+0.04』くらい。
ログ録ってPC上で見ると細かい脈動って感じのグラフ線。
細かい脈動だと安価なワンウェイバルブでの整流は考え直した方が良さそうです~。
(安価なバルブだとレスポンス悪いから)
マニ圧が負圧域最大を示す様な『エンブレ時、アイドリング時』でも、
『-0.02~+0.04』くらいと、ほとんど『0』。
PCVバルブが絶妙なバランスのオリフィス(規制する穴の大きさ)になってるからかしら?
↓
『後付け過給機だから』と、気になってたけど
この数値なら、シリンダーブロックの内圧は、今の所問題無さそうです。多分
先日、『バルブクリアランス計測』作業時にマニを脱着した際、
インマニの中が『なかなかグリーシー(オイル)』になってました。
PCVバルブ側からオイルを少なからず吸ってるねえ。
こちら側に『オイルキャッチタンク』付けた方が良いのかしら?
ブリーザーパイプ側は全然オイル上がってきてる気配が無い。
多少はオイルミストで吸ってるとは思いますが、
サクションパイプ(エアクリ直後のパイプ)の内壁確認してみたけど、
グリーシーにはなってないです。
とりあえず、『PCV側』にオイルキャッチタンク付けてみようかしら、
誰もこちら側に付けてる人いないみたいだしねえ。
ただ、
そうするとPCVバルブの位置を移動&加工しないとオイルキャッチタンクを付けられない。
キャッチタンクに過給圧掛ける訳にはいきませんからねえ。
でも高回転高負荷時にはブリーザーパイプ側から、
ブローバイガスがでている事は間違いないので
やっぱりこちらの方がセオリーなんだろうけど。 ん~、どうしよう。
両方にキャッチタンク付けるのもやり過ぎな気もするし
重くなるし、スペース的にも無理があるし、1個のキャッチタンクで機能させようとすると
ホースとワンウェイバルブの取り回しでエンジンルームが汚くなりそうだし、
何だか『何もしない方が良い』って思えてきた・・・。(苦笑
こんだけ気を使ってキャッチタンク付けたとしても体感は無しです。(笑
インマニ内の汚れがほんの少し減って自己満足になれるだけ♪
汚れるという観点からすると『EGRレス』にした方がインマニ内汚れないよねえ。
今の私のFITは排ガスの『煤』が多めだから余計にそんな気がする。
この『EGR』(排ガス再循環装置)って
『最高燃焼温度を下げてNOx低減&燃費向上!』が主な目的なんですけど、
最高燃焼温度の問題は解決したし、何より現状で煤凄いからレスにしたいと言うのが本音。
ただこのEGRって燃費に結構影響するらしいです。
おそらく『EGR』を取っても、車検時(アイドリング時)の排ガステスター程度なら
規定値内に収まります。
本来アイドリング時は基本的にEGRは働いてないから。(排ガス循環してない)
『EGR』が働く一般的諸条件としては、『アイドリングと高負荷時以外』。
主に、低中負荷走行時(アクセル一定のパーシャルなど)が主に機能している時。
一般道では特に多いアクセルワーク。
実際の所、『EGR』が働いてるのってFIT GE8(自分の)ではどうなんだろう?
ちょっと実車で検証してみよ♪
それから、
この『EGR』が作動してる時って実は排気ガスもブローバイガス中に含まれているんですよ。
だって再循環して排気ガスの一部が燃焼室に入ってくる訳ですから、
当然ブローバイガスとしても抜けてる訳ですよ。
排気ガス(燃焼)ですから当然酸化物質、エンジンオイルに良い訳ありません。
そこに吹き抜けのブローバイの主成分である生ガスもあるわけですから尚更です。
なので『ブローバイガス君』には一刻も早く退場してもらいたいのですねえ。
(エンジンオイルの性能が低下する要因の一つ)
純正のPCVバルブ(ポジティブ、クランクケース、ベンチレーションの略)を
外すつもりはありません。
もちろん純正の『ブローバイガス還元装置』は、
そのまま機能させるようにタンク設置が大前提♪
何か自分で文章まとめてたら、『EGR』も取り外したくなってきた。(笑
って、あれ?主旨が違ってきている・・・。
法規的に取っちゃうのはNG、車検もNG。
だから、サーキット走行を見据えたセッティングと着脱ギミックを考え中~♪
サーキットだからって何をやっても良いと言う訳ではありません。
各サーキットでの『走行する車両規則』と言う物がありますので
走るサーキットに合わせて事前に確認した方が良いですよ~。
今は音量規制やその他諸々、厳しくなってきてる所もあるみたいですから。
『EGR』は最高燃焼温度は下がるけど再循環するのは、
高温な排気ガスなんで『吸入空気温度』は上がります。
インジェクターから噴射されたガソリンの霧化には、
ある程度温度が高い方が良い(気化しやすい)と言う意見もありますが、
私のFITの場合、S/Cで過給された圧縮空気なんで、
もともと高温(圧縮熱)になっちゃうから『ノッキング』とか、
『走り』の方向から見れば『邪魔かなあ~?』なんて思ってしまいます。
差分が微々たるものなら外さない方が良いかなとも思っています。
(いやっ、外しちゃ駄目です!)
とりあえず『EGR』に関しては、
体感度といろいろな数値的な『差分』だけでも確認したいです。
途中から『EGR』排ガス再循環装置の話にすり替わっちゃいました。
いろいろなものが重複してますからね、車って♪
妄想ばかりしてないで仕事頑張ろ。