AFRキャリブレーター♪
取付けた当初は、設定の仕方が悪かったのか、
純正ECUが常時『オープン制御』になってしまい、
その状態『補正無し』に合わせて『サブコンP-MAP』の
燃料補正マップを実走行しながらセッティングしてました。
季節的に寒くなってきた事も重なり、低中速域のトルクが
かなり増え全域に渡って
『過給器付き!』って感じになりました!
と、まあ~、良い事ばかりじゃなく、
常時『補正無し』のオープン制御になってしまった為
エンジンのチェックランプが点灯するようになりました。←当たり前か。
点灯する理由(トラブルコード)は『P1157』
(A/F Sensor 1 Circuit High Voltage)
セルモーター回してエンジンスタート直後は『オープン制御』、
暫くしてから『クローズド制御』に切るかわる。←これがECU本来の流れ。
チェックランプ点灯は、やはり『クローズド制御』に切り替わらないからと判明。
この時は、半分諦め・・・。(苦笑
アイドリング並びに低負荷域を、
水温&油温80℃くらいで『A/F14.7』になる様に『サブコンP-MAP』で調整♪
エンジンが冷えてる時の空燃比は15.5~16.5くらい。
意外に安定してファーストアイドル。
アイドリング以外の領域は、全体的に空燃比は濃い目。
もともとが補正掛けまくられ過ぎてて、何やっても薄めになっていたから、
濃い状態から、空燃比を『リーン(薄い)』側へと、数値入力(調整)するのに
戸惑う事もなくなりました。
それに排気温度計で監視しているから高負荷時の
ノッキングさえ注意していれば多分大丈夫♪
薄めと言っても、以前よりかはまだまだ濃い目。
常時『オープンループ(補正無し)』とECUが判断してる所為か
『EGR』も作動してないっぽい。(ホンダの自己診断器で確認)
で、
暫くは、常時補正無し状態でパワフル感を堪能していたんですけど、
ある日突然、思い出したかの様に
純正ECUの『空燃比補正』復活!
車を走り出して直ぐくらいで、
『あれ?下のトルクが細くなったかな?』
それに、
何か、軽く失火してる?みたいな症状が出てて、
空燃比計に気を配りながら運転してると、3500rpmで
アクセル動作を一定開度や回転数保持で『濃くなったり、薄くなったり』。
いつもなら(空燃比補正無し状態)この領域は、A/F13後半くらいなんだけど
暫く上下を繰り返した後、キッチリ『A/F14.7』でホールド。
排気温度も急激に上昇!
『Touch-B.R.A.I.N』でA/F制御を確認してみると、
アイドリング状態で『クローズド制御』!!
A/F補正とA/F学習も小刻みに数値が動き出していた。
以前は、『オープン制御』表示で、0と100%で数値は固定。
『クローズド制御』完全復活!!
軽い失火?と空燃比の激しい上下は、学習してたんかな?
暫くすると症状も治まってA/F値も安定。
だけど、エンジンの低中速トルクがかなり細くなった・・・。
ラフにアクセル踏み込むと加速が伴わない。
車検も近いし、直ってくれたんなら、その方が都合がいいか。
エンジンのチェックランプも点かなくなったし。
排気温度(燃焼室温度&センサー類)には気を使わないと・・・。
念のため、全開全負荷走行してみたら、ちゃんと『オープン制御』になり、
空燃比計『11~10.7』を表示してる事も確認。
街乗り常用域のA/F補正値が『0』に限りなく近くなった為か、
(一生懸命セッティングした)
スーチャー付けてから、今までで一番燃費が良い!!
マフラーの煤も激減!
そりゃそうだよね、アクセル全開以外は補正掛けまくられ過ぎてて、
何やっても14.7になる様になるのだからそりゃ燃費良いはず。
しかし『空燃比補正』ってホント凄いねえ!(数値を見ている限りだけど)
しっかり『A/F14.7』に揃えてくる!
何か安心感があるのが不思議、
凄いぞ純正ECU♪
(数値を見ている限りだけど)
低中速のトルクなくなったけどねえ・・・。(苦笑
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↓ここから下が現状。
暫くは、上記の状態のまま走っていたのですけど、
あの『パワフルな低中速域トルク』を復活させたくなり←我慢出来なくなった(笑
先日、配線の総見直しとECUリセット、P-MAP(サブコン)設定の確認、
ならびにLAFセンサー等々すべてチェックした後、
AFRキャリブレーターに再チャレンジ!
結果、
今度こそ
全ての問題解決!!
純正の『空燃比補正』制御はそのままに、
濃くしたい領域の空燃比を思いのままに数値設定♪
クローズド制御下でも、
目標空燃比の設定が可能になりました!!
前回の取付け&設定で、何故『純正ECUが常時補正無しのオープン制御』に
なってしまったのか、今では謎・・・。(見直したけど、不具合箇所無しだった)
どういう訳か、P-MAPの『空燃比補正マップ』には最初から
それらしい数値が入力されていたのでそのまま使用してみました。
P-MAPの『操作マニュアル』によると、
『空燃比補正マップ上』の数値『0』で、サブコン側からの
補正は『無し』のはずなんだけど、
全体的にかなり『リーン(薄め)側』になってしまいます。
これは『AFRキャリブレーター』の出力線をFITのLAFセンサー+線に接続するんですけど、
それだけでかなり純正ECUに影響するみたい。
とりあえず、P-MAP内にあった『空燃比補正マップ』をベースにセッティング。
いろいろ試行錯誤しながら、実走行し『空燃比補正マップ』を作成。
お陰で、アイドリング~低負荷走行は『A/F14後半~16』
中負荷走行は『A/F12~13後半』くらいに任意設定。
全開高負荷時は『A/F11~10』←オープン制御になるから以前と変わらない。
低中速トルクが完全復活です!!
それでいて
『純正ECU』の空燃比補正
(クローズド制御)が機能しているのですから、
こんなに嬉しい事はありません♪
1000km程走りましたが、エンジンチェックランプもまったく点灯せず、
すべてのパーツが正常?機能しています♪
久しぶりに車中で『ひとりガッツポーズ』♪
ブレーキのマスターシリンダー(RB1流用)を交換した時以来♪(笑
これで、ある程度
燃費もパワーも両立です!
マフラーの煤もちょっとだけ改善♪ ←そんな気がする。
過給器付けたんだから、やっぱり下から『トルクフル』じゃないとね!
燃料冷却(無駄噴き)の効果で、燃焼室温度&排気温度も下がった事で、
高速道路の走行も安心して楽しくドライブ出来そうです♪
悪戯するのに
『A/F計』と『排気温度計』は
セットで、必需品♪
この2つが無いと、不安で乗れません。(笑
今度パワーチェックでもしてみようかな。
インタークーラーが欲しいよう~。
NAに戻しても、(スーチャー外しても)
サブコン『P-MAP』と『AFRキャリブレーター』があれば
プライベーターでも、いろいろ出来そうだね。
でも、残念な事に、現在では販売されてないんだよねえ。
今後の為に予備を1個欲しかった。