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Goodolddaysのブログ一覧

2012年08月31日 イイね!

過ぎ去った季節の記録

何歳になっても夏の終わりは寂しい。
今年こそ悔いなく夏を楽しもうと心に誓ったが、やはり物足りないうちに夏は過ぎ去って行く。
明日から9月、今日と見た目には変わらぬ海岸線を見つめても、そこに夏は無い。

史上最大級の台風から、週初に届いたスウェル。
オフショアに飛ばされる飛沫が霧の様に海岸線を包み込む。
晩夏のこの風物詩を楽しみにしているサーファーは多い。

酷暑が続くが、盛夏に富士は見えない。
出勤前の早朝の海岸線で迫る秋を感じる。


終わってしまった夏の記憶。








バブル華やかりし頃が「夏」だったのだろう。
まさか解体される赤坂プリンスホテル、思い出がある方々もいらっしゃるだろう。

これは会社の会議室から。中央が赤プリ。


今週、汐留シティセンター41Fの「Brava table」で開催された会社の飲み会での1枚。
夕暮れに浮かぶ富士、夏の終わりは何処から眺めても切ない・・・
Posted at 2012/08/31 23:08:17 | コメント(9) | トラックバック(0) | 季節の風物詩 | 日記
2012年08月25日 イイね!

切ない池袋雑司ヶ谷

ユニオン映画の70年代名作ドラマの一つ「水もれ甲介」。
石立鉄男や原田大二郎そして脂の乗った名古屋章らの名演技、毎回巻き起こるハプニングに人情劇、雑司ヶ谷界隈の昭和の原風景、そして時折姿を見せる都電荒川線の懐かしい車輌・・・



ケーブルTVで数年おきに放映される度にドラマのロケ地である雑司ヶ谷界隈に行きたいと思っていたが、現在の再放映もいよいよ残り2話。
そんな寂しさも手伝って、先日仕事で東新宿に行った際に少し足を伸ばして立ち寄ってみた。
まずは都電荒川線の雑司ヶ谷停留所、昼夜賑わう大都市池袋から徒歩10分程とは思えぬ風景に心を奪われる。

しかしながら雑司ヶ谷停留所裏から次の鬼子母神前停留所方面を見てみると、哀しすぎる風景が待ち受ける。
都電の線路両脇で行われている道路拡張工事、もうそこに昭和の原風景は無い。

少し鬼子母神側に歩き池袋方面を振り返って見てみると、東池袋の再開発で生まれた超高層マンションと時代に取り残されたかのような雑司が谷停留所との対比が虚しい。


雑司ヶ谷停留所~鬼子母神前停留所の沿線にあった東京の暮らし。これは昭和30年代らしい。

そして90年代、バブル景気が過ぎ去っても都電によく似合う風景が残っていた。

現在の風景。道路拡張工事で全てが失われていた。
蜃気楼のように、遠くに西新宿の高層ビル群が見える。


そのまま鬼子母神前方面に進み、ドラマの舞台「三ツ森工業所」に向かってみる。
これはドラマの中の「三ツ森工業所」、実際にあった水道工事店の看板だけ付け替えていたらしい。
都電荒川線唯一のガード下の雰囲気も昭和そのもの。



そして現在の「三ツ森工業所」。
ガード下も完全に塞がれて通行止め。約38年の歳月の流れは余りにも残酷。


ガード下から雑司ヶ谷駅停留所方面を見ると当時はこんな感じ。


名古屋章が自転車で駆け下りた風景はもう無い。


帰り際、雑司ヶ谷停留所~東池袋4丁目停留所で見かけた残された路地。
これらも道路拡張工事が進めばあっけなく消え去ってしまう。

Posted at 2012/08/25 16:36:26 | コメント(5) | トラックバック(0) | 東京の風景 | 日記
2012年08月12日 イイね!

思い出の夏

今年の春、実家の押入れを片付けていたら見つけ出した1980年7月号の時刻表。
夏休みの家族旅行計画を立てるために時刻表を毎年購入している時期があったが、この号だけ残っていたのは当時かなりこの表紙を気に入っていて、何時か此処に行ってみたいと思っていたからだろう。


ちなみに時刻表と一緒に見つかった写真の中にはこんなものも。
「立山黒部アルペンルート」への家族旅行、名古屋から立山までは特急「北アルプス」に乗車。
今は無き「北アルプス」、当時は名鉄特急が国鉄高山線に乗り入れ、更に富山から富山地方鉄道の宇奈月まで直通運転すると言う現在では考えられないルートを通っていた。


そんな思い出も蘇り、今年の夏休みは表紙の「穴山駅」に寄った後に1年ぶりに北陸巡りをするつもりでいたが子供達の行事やらで一日しか自由にならず結局北陸巡りは断念。
今日の朝4時前に出発し、主に甲州街道を使って山梨の穴山駅に到着したのは7時過ぎ。


表紙の場所は直ぐに見つかったが、しかし足元の雑草が凄くて同じアングルで撮れないし南アルプスが雲に隠れて見えない。
そして竹薮で手前の山すらよく見えないが、当時と同じ115系が静かに下りホームに滑り込んで来た時の喜びは忘れることは無いだろう。


32年の歳月が流れ、3両編成の短い下り列車からは誰一人下車することは無かった。
往時を偲ばせる長いホームと夏休みには沢山の子供たちが渡ったであろう跨線橋、列車が行ってしまったホームには蝉の鳴き声だけが響いていた。



県道に戻ると八ヶ岳が雲間から少しだけ見える。


八ヶ岳方面に続く曲がりくねった畦道を見ていると、この曲が思い浮かび頭の中を流れ始める。


今にも視界が晴れて、南アルプスを左に八ヶ岳は右に見えてくるだろう。
昔に何度か通ったこの道、帰る方角とは逆の西へ何処までも走ってみたくなる。
カントリーロード、遠い日の思い出に続く道。





Posted at 2012/08/12 21:32:34 | コメント(6) | トラックバック(0) | 山梨の風景 | 日記
2012年08月09日 イイね!

抜け出す瞬間

8月最初の日曜日、少し気の早い秋虫たちの大合唱で夜明け前に目が覚める。
このまま寝るのも勿体無いので、朝4時過ぎに走り出して行き先も決めないままに湾岸線を東に向かってみる。
根岸を過ぎると見えてくる本牧の大カーブ、この先には日常を抜け出せる瞬間がある。


ベイブリッジを飛ばしていると、日本鋼管の広大な工場越しに朝陽が見えた。
その瞬間に左へ車線変更、大黒ICで降りる事に決める。

誰も知らない朝陽に輝き始める静かな横浜の遠景。
右後方には微かに富士山も見えますね。


思い出して向かった先は、某サイトで知り自分の目でも確認したかった貨物線の記憶。
僅か数メートルしかないレール、しかしながらこの上ない喜びの瞬間。


廃線跡は隈なく捜したつもりでいたが、まさかこんな所に残っていたとは・・・
これは大黒埠頭の貨物線「新興線」が全て廃止になる約10年前の1992年の地図より。
今回見に行ったレールは赤丸のところ。
地図には無い線路だが、日本アスベスト鶴見工場専用線のスイッチバック線だろうか。

こちらは某サイトの方が、日本地理院データベースより探し出した昭和52年の上空写真。
当時はこんなにも線路や貨車が写っているけど、残念ながら現在では今回訪れた場所にある僅かなレールしか痕跡は無い・・・


残されたレールの直ぐ横には巨大な積み込みクレーンが。
レールはアスファルトで埋められていた。

ここより東寄りの内外輸送専用線のあった場所に向かってみるが、やはりレール跡などは残っていなかった。

今回の「旅」はここで終わり。
埠頭を抜ける早朝の風が心地よい。



この日は帰ると、次女の通う幼稚園の教会での礼拝に出席。
その後は家族で買い物、近所のプールで一泳ぎ、夕方前には漁港で友人一家と釣り、夜は盆踊りと盛り沢山の一日でした。
Posted at 2012/08/09 21:58:55 | コメント(14) | トラックバック(0) | 貨物線 | 日記

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