1000円の割引料金に魔が差して、劇場版ガンダム00を観て来ました
既に公開から間が経ってますが、
これからの地域もあるので、ネタバレ対策で一応改行します
戦争根絶の為の武力介入という矛盾を孕んだ展開から、不思議粒子による人類の革新と、
それに付随する形で、魂での対話へとビックリ変貌を遂げたTVシリーズの流れに沿うと言うのか? 主人公が駆る最新最強のガンダム(00クアンタ)は、恒星間ワープ?まで出来ちゃう、トンデモないコミュニケーションツールと化していました
ガンダムがシステムとしてのコミュニケーションツール化・・・
おまけに出番は最後にちょっこし
「外宇宙からの来訪者とのファーストコンタクト」
マクロスシリーズ他では結構取り上げているテーマですが、「ガンダム」ではタブーとされるテーマを扱うとして、「こんなのガンダムじゃない!」との物議を醸しているようです
が、
テーマとしてだけでなく、そもそも闘わないのなら、その形態がMS(モビルスーツ)である必要もない訳で、兵器でないものをガンダムと呼べるのか?とも思うのであります......同じように、「こんなのガンダムじゃない!」って言われて、拳で対話していたGガンダムは、MF(モビルファイター)って肩書きで回避してましたね
人類の常識が通用しない生命体だから、対話して分かりあう意味があるって言うのも、
これ、相手に敵意がなかったからいいものの、そうじゃなかったら、対話から殲滅戦に突入するんでしょうね.....あくまで、「分かり合える相手」というのを出発点として作劇されていると思います
「異種生命体同士の出会い」って言っても、人類側は主人公の仲間も含めて、共存不可の殲滅戦を展開する中、主人公のみ対話路線で突き進みますが、これじゃ相手に主人公の行動が人類の総意とは見なされないですよね
おまけに対話しに行った相手を、イデオンソードもかくやというビームソードでぶった切ろうと試みる等々、相手の生命・生態が不明の中、色々と無茶な事もしているような・・・
それでも見せ場として、TVシリーズではお馴染みの、圧倒的な数の敵に対する絶望的な戦いとか、MSもMAも要塞もぶっ太いビームで薙ぎ払ぇ~(戦艦の武装が一番地味w)とか、
不死身の男等々スクリーン上にグレードアップされてます
意味不明なお色気もプラスされてました
ただ、異常なスピードの戦闘までグレードアップされてます
速すぎて・・・もう・・・・・何が何だかわかりません
兎にも角にも相手(ELS:エルス)の描写がキモですので、興味があったらどうぞ
1000円で喜んでいたら、結局パンフと延長駐車料金で合計2000円越してました
(;゚д゚)・・・
最後に分かる人向けに一言
ティエリアさん便利ですね~
常にヴェーダにバックアップされていますから、自爆しようが屁のカッパ
3人目の綾波レイみたいに記憶の欠如しらずで、
その気になったら、適合する有機体こしらえてダウンロードすれば現場復帰も思いのまま!
でもなけりゃ、ヴォイジャー(スタートレック)のホログラムドクターよろしく、
専用端末を持ち込めばどこでも3D生命体化OK!!
クライマックス、00クアンタのコックピットで、
刹那の横に3~40cmサイズでちょこんと浮いてる姿は笑ってしまいました
どうせデータだし、無性設定なんですから、ノーマルスーツなんて野暮な格好でなく、
チャム・ファウのコスプレでもしてくれたら最高だったのに(笑
そういえば、今晩の地上波で新作「日本沈没」が放映されるようです
原作や旧映画版を知ってる人からすれば、超トンデモ展開・超トンデモ改悪は必見ですが、
裏でインディ・ジョーンズ(魔宮の伝説)やるんなら、余程の物好き以外観ないでしょうね
追加:劇場予告貼っときます
映画『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』予告編
Posted at 2010/10/10 18:30:32 | |
トラックバック(0) |
映画とか | 日記