京塚温泉 しゃくなげ露天風呂 川端の湯
群馬県の六合村(くにむら)方面、尻焼温泉か花敷温泉に行こうと車を走らせました。この日は生憎の空模様で雨が降ったりやんだりしています。暮坂峠を過ぎ、六合村に入った頃には結構降っていました。これでは尻焼温泉の川の湯は無理だろうなと思いながら、花敷温泉に向かう途中に「京塚温泉」の看板が目に入りました。」
花敷温泉、尻焼温泉を確認し妻と相談しました。
「どこにする。」
「どこでもいいよ。」
「もう一つ気になる温泉があるのだけれど、行ってみない。」
ということで京塚温泉に行ったのでした。
看板のある豆腐屋さんの角を川のほうに曲がり橋を越えてすぐ左に曲がると京塚温泉はありました。あったといっても温泉宿のようなものはありません。車から降り様子を伺っていると、小さな小屋のような建物から女性が出てきました。
「お風呂入りますか。」
「そう思っているのですが。」
「今は誰も入っていませんよ。」
心が動いた。
「大きいほうを貸切にしてもいいですよ。」
大きく心が動いた。
鍵を持ってきて風呂を見せてくれた。
貸切露天風呂(女湯)は小さい感じで雰囲気も良いものでした。大露天風呂の鍵をあけ中を見た瞬間、「今日はここで決まり。」と思いました。私がお願いしようと話しかける前にマァが、
「こちらに二人で入ってよろしいのですか。料金はおいくらになりますか。」と聞きました。
「五百円ですよ。」
「お願いします。」
二人同時でした。
この露天風呂を見て「またにします。」なんて言えないですよね。源泉はどばどば流れているし、風呂は広いし、目の前の光景も素晴らしい。雨が降ろうが、何が降ろうが絶対に入ります。
お湯の色はわずかに緑色がかって白く濁ったように見えます。硫黄の臭いもして好ましいものです。
雨が降っているとはいえ、日曜日に貸切で入れるなんて幸せでした。もちろん他のお客さんと、温泉談義に花を咲かせるのもいいですけどもね。
露天風呂の隣に小屋のような建物が建っていました。ここに浴槽があるらしく「男湯」「女湯」の張り紙がしてあります。中をのぞこうとしましたが鍵が閉まっていました。
他のサイトには地元専用と書いてあるところもあるし、別料金で入れると書いてあるところもあります。どうなのだろう。帰りに聞こうと思いましたが、昼食の最中だったのでお礼だけ言って帰ってきました。
六合村は良い温泉があって素晴らしい村です。でも遠すぎます。ちょくちょく来るわけには行きません。年に2度来られれば良いでしょうか。
妻が家に帰ってから言いました。
「忘れ物をしちゃった。」
「えぇ!何を?」
「お豆腐買ってくるの忘れちゃった。あそこのお豆腐の冷奴を今日の酒におつまみにしようと思ってたのに。」
スーパーの安い豆腐でいいですよ。(2008/8/17)
温泉データ
源泉名・・・・・・花敷温泉 川端の湯
時間・・・・・・・・不明
定休日・・・・・・無休(?)
料金・・・・・・・・500円
泉質・・・・・・・・カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(アルカリ性低張性高温泉)
泉温・・・・・・・・?
pH値・・・・・・・?
加水・・・・・・・・なし
加温・・・・・・・・なし
循環・ろ過・・・・なし
消毒・・・・・・・・なし
入浴施設・・・・大露天風呂、女性用露天風呂(貸切)
調査日・・・・・・2015年5月2日(2)
HP・・・・・・・・不明
※関連リンクに画像があります。
住所: 群馬県吾妻郡六合村大字入山1899-27
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