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72Sのブログ一覧

2017年09月15日 イイね!

ガラスの915ミッション

ガラスの915ミッション今日は915の日

915と言えば1972年から確か1986年まで使われていたポルシェのミッションだ。この長きに渡って採用されてきたミッションには賛否両論あるのは皆様ご存知の通り。

そう考えるとこのミッションとはミッションインポッシブルのミッション(使命)ともとれるし、901、911、915等のミッション(MT)とも取れる。

このミッションには「危うさ」、そしてそれを労わりつつも乗りこなす「醍醐味と儚さ」が同居する。街乗りはもちろん、峠、そしてサーキット、耐久レースにおいて時には24時間走り続けてきたミッションなのだから。

更にオーナーによっては2.4Sでは物足りず、2.5、2.7、2.8(各ハイコンプ)そして3.0のクレーマーチューンを支えていたのもこのミッションだ。

近年になって自分の周りでも3.2に乗せ換えモーテック制御、そしてあな恐ろしや、964のM64に乗せ換え3連スロットルのモンスターをこのガラスのミッションで制御しサーキットを闘ってる仲間もいる。

公称350馬力までOKとは言ってもそれは当時のサーキットユースでの話(毎レースごとにエンジン/ミッションを降ろしOHすることが前提という意味)

あれから45年の月日が流れ、今なお現役!!そう考えると≪まさにミッション・インポシブル(不可能な使命)≫を地でいくミッションが915ミッションなのだ!

30分前、、何とか間に合った、、💦
Posted at 2017/09/15 23:30:28 | コメント(9) | トラックバック(0) | 気になる部品 | 日記
2012年05月16日 イイね!

たかがプーリーされどプーリー

たかがプーリーされどプーリーたかがプーリーされどプーリー

今回お騒がせの主人公はこいつだった。
ご存知、空冷VW~空冷911の肝ってやつだ。

このどら焼きをひっくり返して重ねたような形状のもの
この間に薄いシムを数枚入れファンベルトの張りを調整する

この内側のプーリが凸凹に半月キーで軸に固定されてるべきなのだが
肝心のセンター部分から溶接?が取れ剥離していて空回りしていた(-_-;)
(道理でプーリー、ベルト、オルタ本体がもの凄く熱を持っていたわけだ。)

≪ベルト切れは空冷エンジンにとって致命傷≫

クランクの回転をクランクプーリ~ファンベルト~
そしてこのオルタ・プーリを介してオルタネーターを回転させ発電、
と同時にオルタにくっついているファンを回転させる、そして風を起こし、
シュラウドを通してシリンダーフィンやオイルクーラーを強制的に冷やすのだ。

今流行りの風力発電の逆バージョンようなものだ(ホントか!?)

つまり水冷エンジンと違ってベルト切れがバッテリ上りだけでなく
エンジンにとって致命傷となる≪オーバーヒートの直接的原因≫になる。


とまあここまで誰でも解ってることなんだけれど、問題は

≪交換したての部品がなんで剥離したのか?≫ということ。

VW系エンジンの場合ファンがオルタの後ろに付いているだけで
理屈は911と一緒。あとは911と同じ構造のこの部品の精度?

以前ブログにも書いたけどベルト切れの際にF○AT4さんから
対策済みのこれを取り寄せ、シムやスペーサとあわせて交換。
アライメント含め私の組み付けミスか、それとも部品の精度なのか?
≪真円度、バランス、耐久性含め絶対の自信があるという弊社オリジナル≫
現在原因を検証中、或る専門ショップによるとVW系の部品は当たり外れが大きいという

エンジン分解まですべてこなす或る550仲間もそう言っていたから間違いない。
ちなみにこのプーリを止めるナット…数か月前に購入した際は19㎜だったのだけど
何故か現在は廃番となり、より均等に応力がかかるようにとかで21ミリのナットと
スペーサーがセットで売られている(汗)改良改良また改良、晴れ時々曇りのち雨、
THE対処療法、911では経験できない独特の視点がFLAT4の世界には必要だ(@_@。

それにしても恐るべしはNPSCという集団
昨日早速メールが届いて写真の検証資料が…


≪遠隔会議か!?爆≫


いやはや、心より御礼申し上げます。

SPECIAL THANKS ! 三河屋@大福殿
(追申;あなたは何ものですか?汗)


(^^ゞ

Posted at 2012/05/16 09:42:52 | コメント(9) | トラックバック(0) | 気になる部品 | 日記
2012年05月11日 イイね!

フックス・ノット・デッド

フックス・ノット・デッドポルシェのホイールと言えばフックス
フックス・ホージド・アロイ、こちらはとても奥が深く、海外の文献や詳しい仲間から教えて貰ったり、勉強してるうちに気が付けば6J7J各年式ごとに十数本のストックが(@_@。

ま、ご存知の方も多いかと思うのだが、少しづつ処分して550アウトロー計画に向けて旅立っていった。

しかし思うのだ、フックスに限らず手塩にかけて労力を使って集めて
適切に磨きこんできたモノを手放すのはホント後ろ髪を引かれる思いだ。

40数年前につくられたこのホイールには
ポルシェAGの魂がこもってると感じる。

それは00品番だろうが01品番だろうが一緒だ。
当時としては最新とも言える、鍛造技術、アルマイト表面処理、
その鈍い光は眺めていても決して飽きることがない工芸品だ。
今時の≪ぽん酢系ピカチュウ≫とは全く次元が違うのだ。
解る人にはわかるし、わからない人には一生わからない

≪フックスノットデッド≫

またいつか俺のところに帰ってくるんだよ


こちらはパンクスノットデッド

Posted at 2012/05/11 00:46:21 | コメント(8) | トラックバック(0) | 気になる部品 | 日記
2012年02月14日 イイね!

ナローな計器を考える

ナローな計器を考える頂きモノで恐縮ですが・・・
写真左は911Rの純正タコメーター
左はご存知356?のスピードメーター
このスピードメーターですが今では珍しいワイヤー式
良くある症状として①低速での振れ、②ワイヤー固着、
③トリップメーター不動(プラ製ギアの破損?)


以前ナローのメーターを数点、本職にOHを頼んだのですが
今回はDIY,,自分で分解してみようかと思ってます。

問題は④裏のカシメを綺麗に外すにはどうすれば良いのか?
⑤破損しているであろうトリップのプラギアは手に入るのか?
どなたかご存知でしたら是非教えて下さい♪
裏なので…ドライバーでガジガジいくのもいいんですけど
何か缶切りのようなSSTがあるのでしょうかね?

先日のカラオケで酔った勢いで久々に歌った大好きな曲。
良いモノは時代を経ても歌い継がれていくんですね~

モノを大切にするという事の≪本当の意味≫が
この曲には「こめられている」と私は思います。

≪大切な日に大切な方と≫しんみりと聴いて下さい♪

Posted at 2012/02/14 11:32:09 | コメント(7) | トラックバック(0) | 気になる部品 | 日記
2012年02月04日 イイね!

シャケンと旧車と自己責任

シャケンと旧車と自己責任昨日の晴れ間が嘘のように朝から降ってます(汗)

晴れ>くもり>雪>晴れ>雪>くもり

こうやって少しづつ春が近づいてきます。

さて雪降る中、72モビルでは車検準備作業が続いてます。
電装系は配線引き直しでOK(湘南のS氏に感謝!!!)
あとは昭和53年度排ガス規制適合云々ってやつが
どうやら曲者なんだよな~<`~´>
製造年月日を証明する書類があれば初年度登録がそれ以降であってもその当時の基準を適合させるってのが筋のようだが、この辺は検査官の判断に任されるとか何とか。。


基本ここ10数年色んな変○車を陸時で持ちこみで通してきたのですが、今回はチャレンジです(汗)
「そもそも論」になりますが「車検って何?」ってことは以前から考えていることであり、話すと長くなり、ややこしい議論をするつもりもないのですが、私ども普通に自分でクルマを弄っているものにすれば「2年ごとの納税」と「自賠責保険の満期確認」以外の何物でもありませぬ。

普段から五感を駆使し、定期点検、消耗品の交換時期の見極め、使えるモノは不良個所を修理して再利用、そして部品においても比較検討し、同品質であれば少しでもコスト対効果を追求し、無駄を省く、今はネット社会、便利な部分とそうでない部分の使い分け、「信頼できるところにお任せする」のが一番ですが、自分でやるのも一番です。なぜなら特に旧車の場合、その状態を自分の目で把握しておくのは最大の安心感につながります。そして誰に任そうが最終的には自己責任だからです。

どんな熟練メカさんにも人間である以上、ミスはあります。
これは大手・零細かかわらずどんな業界においても言えること。
大切なのはコミニュケーションという意思の疎通だと考えます。
予算を含め、5W1Hをしっかり確認しておくのは必須といえます。
実際やってみないとわからない部分もあるので完璧な見積もりは無理でも経験が豊かであれば概算は出るはずです。今は法律も緩和されユーザー車検が普及して代行業者もピンからキリ、あまり安さを売りにしているところは要注意です。必要充分な作業を(適正価格で)してくれるところを自分で見つけることが大切。

これはググっても出てきません、、、。

自己責任である以上、できることなら自分でやるのが一番です。
(但し安易にDIYを勧めているわけではありません。念の為。)

さて前置きが長くなりますたが・・・写真はツインのリコールの一部です。

以前にも書きましたが「俺は中小企業のオヤジ 鈴木修著」で私はスズキという中小企業のファンになりました。書いてあることは実にわかりやすくユニークモニークです。80歳を過ぎてもCEOであり続ける「鈴木修というオトコの生きざま」がそこに記されてます。

そんなスズキでもこの箇所、実はここ2年ほどで2回も(@_@。リコールがあったのです。

≪溶接の強度不良でマフラーが脱落する恐れあり≫

スズキの対応は早かった。昨年うちにも担当のスズキ自販から交換用部品をもってみえました。
現場は大変ですが、中小とはいえ昔からインドでの工場設立の先駆けとなり、さらには世界を相手にGM,VWなどBIGカンパニーと提携を結んできたスズキ。素晴らしいのは先の著書のとおり、小さくとも誰に対しても≪威張らず媚びず≫常に対等であろうとする企業理念です。

そんなスズキでもこういうことが連続してあるのです。(しかし想定内、コストを1円単位、g単位で追求しているスズキですから致し方ない部分もあると考えています。)
私はツインを買った時、≪こんな素うどんみたいな軽自動車があったんだ!≫と感動しました。
今の軽自動車に対してあまり良いイメージを持っていなかったからです。過剰なオプション、快適装備、ナビだのヘチマだの標準装備で200万オーバー、で、重い、結果燃費が悪い、悪循環(汗)

そもそも軽自動車とは日本独自の規格でかって360ccから550ccの旧規格から現在の660ccになってきた経緯があり、誤解を恐れずいうならば、軽自動車は庶民のクルマとしてそのスタートを切ったのです。だからこそ税制面でも優遇されてきた。よって軽自動車は≪素うどん≫で宜しい。というのが自論。

結果、本体価格48万円(@_@。車重560キロ、2人乗り、
ABS、エアバック標準装備、(※但しエアコンはオプション(汗)
なんと助手席のサンバイザー、鍵穴もなく、ウインドースイッチも運転席のみ
シガライターはおろか、灰皿なんて贅沢品・・・もちろん付いてませんでした(笑)

当時は今ほどエコロジーに関心がない時代で今ひとつ人気が出ず、
確か2003~2005年頃で製造打ち切りとなったある意味マニアな車。
特にマニュアル車の「ガソリンA」というグレードが「素」で人気あり。
他には「ガソリンB」だったかな?AT仕様や変わり種でハイブリッド仕様もあったようです。



さて本題です・・・汗


何でもそうですが…買い手と売り手の意思疎通ができていて
お互い納得した状況で、想定外なことが起きてその対処が迅速で
あればそれは仕方がないこと(自己責任の範疇)だと思います。

ましてナローポルシェ始め、40年以上経った自動車など何が起こっても不思議じゃない。
普段からそういう意識で車と向き合ってる人間にとって絶対安全安心などあり得ない。
よって事務的に行われる「車検とは…納税」と言い切る意味がそこにあります。

どこかで聞いたセリフ・・・

「道路運行上、直ちには影響がない」のでOK・・・と数分で判断されるのがシャケンです。



・・・もっと書きたい本題の続きがあるのですが・・・
前振りが長くなっちゃいますた・・今日はこの辺で…(/_;)



☟夜明けのスキャット・・癒されてくらはい♪

Posted at 2012/02/04 10:24:14 | コメント(9) | トラックバック(0) | 気になる部品 | 日記

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「せっかく頂いたコメントの誤字訂正しようと削除押したらコメントごと消えてしまった汗、どうすりゃいいの? これだからSNSって、、泣」
何シテル?   02/08 11:28
ポルシェ歴20数年、DIY歴30数年、ファン歴45年 自分で手を入れながら維持してきました。 DIYこそ趣味の極み。特に旧い車はシンプルで正直です。 ...
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