72Sのブログ一覧

おはようございます。
昨日は朝から外回り、昼飯が夕飯になり、晩飯まで待てず、馴染みの店で中華丼かっこんで帰りました。赤樽が帰ってきて二人でワイン空けながら大昔に買ったＤＶＤ＜懐かしの
ムービー風の谷のナウシカ＞を観ました。私は案の定、
途中眠くなって一足先、22時前にバタンキュー…(-_-)zzz



宮崎駿のスタジオジブリは大好きなシリーズなのですがやはり原点はこれじゃないでしょうか？
1984年の作品。二人して懐かしいな～と話しつつ、それぞれの記憶の断片にしっかりと各シーンやセリフが残ってるんですね。そして実に深～いテーマをナウシカの爽やかさと共に僕らの心に残してくれてるんです。自然と人間の共存、今から30年近くも前にこういう発想を持っていたってのが素晴らしいです。
 

ヲタク文化なんて揶揄されますが日本のアニメ文化やこういう抒情的な繊細感は他国にありそうでないもの、アメリカンよりむしろヨーロピアン、しかも東よりな素朴さがあります。観方はそれぞれですが子供の頃、これらの名作を観て何か心に感じていた日本人は多いのではないでしょうか？

名作はいつまで経っても飽きませんし、何度観てもあらたな感動を呼び起こします。

60～70年にかけて生れたナローポルシェ
74年からﾋﾞｯｸﾊﾞﾝﾊﾟｰに変わり、76年を境に77年には亜鉛メッキ処理が施されるなど改良されてきましたが、映画においても70年代に熟成されてきたものが80年代に花開いたのかも知れません。

＜こういった時代の変遷をポルシェ911の変遷におきかえてみる＞のも楽しい作業ですね(^^ゞ

（☝３分過ぎ～６分にかけての集中力にご注目くらはい）


先日仕事柄みているメルマガで面白い記事を発見しました。

≪仕事とは鍛造のようなものである≫

といった内容で非常に読み応えがありました。

仕事とは≪積み重ね≫でそのノウハウ《知恵》が圧縮されていき
そしてそれは≪鍛造された鉄のように強固なもの≫になっていく
これは人生でいうところの≪筋（信念）≫のようなものだ
だから≪決してブレることがない≫・・・といような記事でした。

そして上記の動画が紹介されていました。

これをみて真っ先に思い浮かんだのがナローポルシェというモノ
そして今の自分の仕事、そしてやりたいこと≪無我の境地で没頭できる何か≫です。

思えば私のみんカラも最初は１０人～２０人くらいしか見てくれませんでした。
それでも見て貰うことが目的ではなかったので自分の好きなこと考えなどを書きつづってきました。
オフ会などで実際お会いして嬉しかったこと凄いなあと感じたことをありのままに書いてきたつもりです。

そして一部の方にはご迷惑かもしれないけれど…みんカラという車サイトから若干ずれるかもしれないけれど…３１１以降はさらにこれまで思ってきたこと、世の矛盾、憤り、悲しみ、逆に喜び、楽しさ、バカバカしさをさらけ出してきました。（これは中々勇気がいることでした。できそうでできないこと）
常に真剣・真摯な目線が必要で凄くエネルギーがいる作業…色々思い悩んだこともありました。

そしたら不思議な事にたくさんの方が見てくれるようになりました。残念ながら疎遠になった方もいれば逆に応援してくれる人が爆発的に増えて、更にもっと近しくなる方もいたり、そして実際にお会いしても違和感がないくらいまでブログの内容と今の自分を一致させることができました。だから会った瞬間から旧知の仲のように盛り上がれるのです。今朝ある方のブログに≪フェラーリに夢がなくなった≫といった内容のことを真面目に綴ってありましたが…書いてある気持にすごく共感できました。私も以前から、フェラーリに限らず、今の時代、便利だけど夢のない時代、夢が薄まってしまった時代だと感じているからです。

すべての業界で追いつけ追い越せで技術競争・革新を進めた結果、人間の感性というか≪こころ≫がなおざりにされてしまった。綺麗な良くできた製品に作った人の心が感じられない、そんな機械やサービスが増えてしまった。お客もお客でそれを求める。いやなら他に行く・・・だから企業とすれば利益を追求しなければつぶれてしまうのだからお客が求めるものを製品にこれでもかこれでもかとつぎ込んでいく。そしていつの間にか本質を忘れ余分な付加価値サービスのオンパレード。で結果どうなったか・・・可でもなく不可でもない、うんでもない寸でもない、何か違う、嬉しいのは最初だけ、

　　　　　　　　≪金太郎飴ちゃん≫のできあがり～！

それこそ・・・≪いらっしゃいませ～ロー○ンへようこそ～！≫・・・の世界。
コンビニエンスな世界に≪旧き良き浪漫（夢）≫などあるわけがない。

企業も客も両方悪いんですよ。

ご存知薄型TVが有り余ってるらしいですよ…そりゃそうでしょ、あんだけ作れば余るに決まってる
そもそも何百万画素って言われても人間の目では見わけが付かなくなってるし…汗
車も家電も建築も医療もサービス全般そう、銀行、金融、私のいる保険業界もすべてそう、
そして利益追求、コスト削減、グローバリゼーション、マスター○ーション、立ち○ョン
顧客ニーズたらうんたらかんたらと見た目（その場しのぎ）を重視してきた結果どうなったか？

≪はい、それまで～よ≫一番大切な≪安全≫がなおざりにされてきた。とどのつまり≪アレ（なう）≫

≪　だからここらで立ち止まって少なくとも２０数年前に戻る必要がある。 ≫

それは原点回帰などという安っぽい標語（※単なるかけ声）ではなく
昔自分達が子供の頃どうだったか？というそれぞれが持つ旧き良き日本の思い出
≪あの頃は良かったなあ・・・≫って感覚を思い出すのが一番いい。
そしてできる範囲で自分の身の回りから実践していく。ＤＩＹもそのひとつ。
≪使えるものは捨てずに修理して使う。≫修復文化の国ですよ。うちらの国…元々は。

≪質素だけど贅沢で楽しい生活、皆がワクワク、いつかは○○と夢がある時代≫

そのヒントは実に日本的なヨーロッパ（イタリアの庶民生活など）にあるのかも知れません。


また長くなっちゃいますた。スイマセンね。暑いのに・・汗


(^^ゞ