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72Sのブログ一覧

2014年03月08日 イイね!

さらば550、こんにちは430

さらば550、こんにちは430すっかりご無沙汰してます。

昨年の50周年イベントから早半年近く、色々ありましたね~、色々ありすぎてパッと思い浮かばないのですが、ソチオリンピック最中の首都圏の大雪、あれは大変でしたね、普段準備がないところに想定外なことが起こると中々対応ができないという教訓を今回も間近に見たような気がします。これまた今年に限って日本海側はほとんど積もらず、雪の少ない冬でした。しかし例年になく寒い、、。

薪ストーブ全開でも追いつかないほどの寒い日が続いたと思えば、春の陽気を思わせる暖かい日が続いたり、降っても雪解けが早く、平野部には全く雪がないというちょっと経験したことがないようなそんな年度末です。

さてタイトルにも書きましたが、趣味車の台数が増えすぎて、昨年からずっと減車を考えてました。ナローは外せないし、一時期はマセラティビトルボを手放そうかと思ったのですがこれが不人気ゆえ買い手がつかない(泣)この車はとても気合がいる車でしっかり手を入れてやればそうそう故障しないのですが、何しろデリケート、おまけに部品も工賃も高め、色んな意味でノウハウが必要な車です。しかし、がしかしそれを補って余りあるほどの「誘惑」とも言える魅力がつまっているのがこの時代のマセラティ、まさにイタリアが生んだ「走る民芸品(笑)」なのです。所有した人にしか分からない「静かな喜び」をそのオーナーに与えてくれるクルマなんですよね。まずは内装、アルカンタラと本革とそして無垢材から削りだしたウッドパネルの質感、匂い、地味目な外観ゆえツウ以外にはスルーされる魅力(笑)、踏めばふわわの直線番長ぶり、ただ止まらないので、ゆったりが基本、そして意外に足にも充分使える、のは6、7年ほど前までの経験から実証済み、(ま、リセットは必要ですけどね)

そしてそして、あれだけ入れ込んでいた550スパイダー、いいクルマなんだよな~これはこれで、。海外ではFスチール社やビンテージ社が一部キットカーとして新車販売しているようだけど当時○ルカツがベックを扱っていた時代と違い国内登録が厳しくなり、現在国内にある個体は希少と聞いてるし、ヒストリーもしっかりしてるようで、ビンテージらしいヤレ感とワイルドな乗り心地が何とも魅力的なんだけど、、、晴れ(ハレ)の日を選んで年に数回しか乗れない(それでもずいぶん乗ったなあ、しかも名古屋とかまで、爆)、とにかく実用性はゼロの大人のおもちゃですわ。しかし機関部分にVWパーツを多用しているので維持費はそれほどかからないというのは長く維持する上での魅力だと思います。(ちなみに現在エンジンから異音があって直さなきゃいけない)

やっぱここは断腸の思いで手放さなきゃいかないのかな、なんて思ってます。
特に自分のように限られた予算でDIY中心にメンテしていると、どれも中途半端になっちゃうんですよね。ここ一年くらいずっとそんなこと考えてました。(「許せ、ポルシェよ、、。」早瀬左近風に、、。)

というわけでナンバー切る前に、あと気が変わる前に、我こそは!(爆)という方がいらしたらメッセ下され。ずっと550が欲しかった!趣味車はこれだけでいい!いや、これじゃなきゃダメだ!っていう熱い想いを持った方に引き継げたら旧車バカ冥利に尽きます。そうだなぁ~できれば知り合いの知り合いだったりすると嬉しいです。(また逢えるので、、爆)
Posted at 2014/03/08 20:45:28 | コメント(6) | トラックバック(0) | ビトルボの誘惑 | 日記
2013年11月01日 イイね!

50周年と5周年(NPSC)

50周年と5周年(NPSC)ちょうど50年前の今頃、ポルシェ911は生まれた。

遠いドイツはシュッドガルトの町工場で生まれた。

空力的にも有利とは思えない上、その好き嫌いがはっきり分かれる不恰好な見た目はよくも悪くも一度見たものを虜にする、車軸の後ろにエンジンがあるRRという配置だってトラクションや車内スペースの確保という利点はあれどスポーツカーにとって大切な直進安定性という面では決して褒められたものではない。そしてその心臓部、空冷フラット6エンジンだってデメリットを数えれば、時代にマッチしているとは到底思えない。これは今から50年前においても同じだったに違いない。

しかし数々のデメリットに改良改良を加え、こいつは生き延びてきた。50年間にわたって生き延びてきたのだ。基本レイアウトを変えずに愚直に生き延びてきたのだ。人に例えるなら短所を直すことよりも長所を伸ばすといったところか。ナローから始まる911の歴史には単なるブランドとしての魅力ではなく、流行りすたりを超越した「積み重ねのみが醸し出す魅力」を感じる。スクラップ&ビルドと真逆の修復、とも言えるその地道な積み重ねは味となり、一台として同じモノはないという強烈な魅力を放つ、それにやられたパラノイヤが世界中に存在するのが、まさにポルシェ911というクルマではないだろうか。


そこにはAG歴代のクラフツマンシップがあって、そしてそれを使いこなす乗り手があり、時に手入れが必要とあらば、AGの規準にのっとり正確にそれを直す熟練メカニックがあってこそ。それぞれが熱い想いをもっての50年だったのだと思わずにいられない。たかが自動車という移動の為の道具、モノ、機械なのになぜこんなに思い入れがあるのだろうか?未だにわからないままだ。きっと答えにこれといった正解はなく、地球に存在するポルシェオーナーの数だけその想いがあるのだと思う。そんなことを考えていると911が生きもののように思え、その不思議な魅力に「縁」のようなものを感じるのだ。

折しもあの50周年、場所は富士山の麓(ふもと)、日本を代表するサーキットである富士スピードウェイ、日本の自動車史に残る巨匠が逝ったというのも偶然ではないのだろう。きっとあの雨は別れのレクイエムでもあり、「雨降って地固まる」、次の新しい50年に向けて始まりの雨でもある。

さて、NPSC(ナローポルシェスポーツクラブ)という集まりもちょうど今日で5周年目を迎えた。思えばあっという間の4年間だった。高速道路を使って、西へ東へと日本全国走りぬけた4年間だった。雨の日も風の日も、愛機72Sと駆け抜けた4年間だった。「好きが原動力」とは言え、「何かを続ける」ってのは本当にエネルギーがいる。比較にもならないが、いちファンとして、それを50年続けたポルシェAGに心から敬意を表する。

明日はNPSC秋のツーリング、一か月前はまだイタリアにいてその後2連投の遠征の後でまた1000キロ走る、、正直ずっと迷っていた。しかし5周年、、行かねばなるまい、、、体もクルマも、、、動く限りは、、(汗笑)


NPSC 72S
2013年10月27日 イイね!

旧車ブームとデジタルと

旧車ブームとデジタルと秋の夜長、久々にパソコンに向ってます。

思えばiPhone5欲しさにドコモからauに乗り換えたのがちょうど昨年の今頃、6年以上使った分厚いガラケーから、その平べったい箱はあまりにも最新過ぎて中々馴染めなかったのだけれど、その便利さとコンパクト感は慣れるに従い次第に手放せない存在になっていった。アナログ人間だった自分も気が付けばいつのまにか便利なそれを手放せなくなっていたのがこの1年。おかげで人さまのブログをサクサクと徘徊することが増え、情報はたくさん入ってくる一方、発信すること、自分のブログをアップすることがめっきり少なくなった。もう一つはあれだけ愛用してたライカのデジカメを一切使わなくなった。あんな邪魔なもの持ち歩かなくても、すべてアイフォンで事足りるからだ。こいつの前ではデジカメと言えどもアナログ寄りで過去の産物なのかも知れない。

人間というのは不思議なもので情報が多過ぎると、どこかフリーズする。じっくり考える、思考することが段々おっくうになってくる。気が付けば色々思いを馳せ、夢膨らませるという「想像力」も朽ちてくる。もちろん歳のせいもあるのだろうけれど、自分よりも一回りも二回りも年上(爺様)だけど思慮深くて想像力豊かな人を知ってるだけに、こりゃいかんな~なんて思ってるわけですよ、最近、、。

どこかに書いてあったけど快適で便利になりすぎると、脳みそ(笑)に限らず、筋力とか体の色んな機能が低下するそうな、、。カーナビの普及は方向音痴の増加に繋がるのは前にも書いたとおりで、一旦アイフォンのタッチパネルに慣れてしまうと、こうしてパソコン打つのだってキーボードを叩きながら文章考え、少ない脳みそ絞り出すのでさえ「汗」をかく。確実に言えるのは「一年前よりも3倍は労力がかかるようになった」ということだ、、、これはいかん!爆

クルマにおいても同じ現象が起こっている。便利で快適で少燃費な大衆車が主流な一方、チャリンコブーム、旧車ブーム、一部のマニアには不便で乗り心地の悪い旧いのがもてはやされ、モノによっては本来の価値以上に加速している感がある。快適便利は素晴らしいこと、しかし行き過ぎると人間どこかで不便さを求め、結果「過ち」を犯すものだ、、何事も程々が一番ということか、、(汗)

そう言えば、ある方が面白いことをブログに書いていた、「みんカラ株式会社の社員」、これは面白い発想だなと思った。自分が数年前から感じてたことをまさにワンフレーズで言い当てていたからだ、しかも面白可笑しく、、茶化しながら、、(笑)

皆が社員のごとく24時間休むことなくせっせと蟻の様に労力かけたブログも、PCならまだしもアイフォンの前ではサッと10秒で流され、ほとんど心に残ることはない。残るのは印象のみ。それでも人はブログと言う名のデジタル日誌をあげ続ける、、。なぜか?わからない。ただ何となく、そこにデジタルな無縁社会の持つ大きな闇(やみ)が隠されているような気がしてならないのだ。人はいつだって誰かと繋がっていたい動物だからかもしれない。ネット社会、その希薄な安心感と引き換えに「人」は今日もブログをアップするのだ、、。もっと書きたいけど長くなるのでこの辺で、、!チャンチャン!
Posted at 2013/10/27 23:55:17 | コメント(10) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記
2013年10月20日 イイね!

水もしたたるいいポルシェ達

水もしたたるいいポルシェ達いゃあ降った降った!
春以来の遠征、東西ツーリングに行ってきました。
微妙なお天気、てるてる坊主が足りなかったのか?はたまた多過ぎたのか?(笑)当日は朝から生憎の雨、、。我々前泊組は前夜祭の盛り上がりとは打って変わり、ちょっとテンション低め、みんな口には出さないけれど何となくそんな感じで一日が始まった。雨の日は誰だってBLUEなのだ。なのにびかびかに磨き上げたクルマを駐車場からひっぱり出して、雨の中出かけるなんて、、。

そんな時、誰かが言った

「大丈夫大丈夫、一回濡らせば、あとは気にならないから(笑)」

「ま、確かにね、それもそうだ」

「ほら、何でも最初に濡らすのって大変じゃない?一回濡れれば、あとはずっと濡れっぱなしだから」

「……。ま、確かにね、何かよくわかんないけど、何となくわかる気がする」

そんな感じで始まった2013秋の東西ツーリング、予定は未定で途中、ビンテージなBARでお茶したり、だへだべうだうだとポルシェ談義に華が咲き、久々の仲間との集いは楽しくて、あっちゅう間でした。

主催者並びにご参加の皆様、ありがとうございました。

雨の日には雨の中を、風の日には風のように

これがポルシェの魅力でありポルシェがポルシェたる所以です。41年前の個体、久々に動かした1972年式も何とか無事に帰ってくることができました。最近かまってやれなくて、ちょっぴり忘れかけていた愛着がまたでてくるのです、動かなければ出逢えない、そんな感情にも、、そして、みんカラも然りだとあらためて思ったのであります。

さて水もしたたるいい男、明日は軽く洗って、こいつで出勤しようかと、ほら、濡らしたら乾かさなきゃ!(笑)




Posted at 2013/10/20 23:57:22 | コメント(14) | トラックバック(0) | イベント&ツーリング | 日記
2013年10月04日 イイね!

眠れない街、イタリア(働くクルマ編)

眠れない街、イタリア(働くクルマ編)眠れないのはお前だ!なんて突っ込み入りそうだけど時差-7時間、約半日でめでたく別世界がイタリア、飛んでる時間より時差が大きい場所、例えばハワイなんかより時差ぼけは少ないという。だけど祭りのあとは何たらの眠れなさ、、何時だよおい、汗

今回は買い物とかなるべくしないように質素を心がけた旅、カメラで撮りまくった旅だったんだけど、それでも3000枚くらい撮ったかな?半分はクルマだったと思う。お約束の林家ペー・パー状態でした(汗)

ナポリからクルーザーで40分でカプリ島、あの青の洞窟で有名なところ、南部のセレブが別荘地として住んでるという島なんだけど、これまた道が狭いのよね~、しかもアップ・ダウン厳し目、地元の小型バスとか屋根無し!?のタクシーがバシバシとすれ違う、一歩間違えたら崖!みたいなところ丘にむかって登っていく、ルパン三世のカリオストロの城のオープニングみたいな感じといおうか、そうやってドキドキしながら街にあるホテルにたどり着く。コンパクトながら所狭しとブランドショップが軒を連ねる。フィレンツエの街をギュッとコンパクトにしてアップダウンをつけた感じ、日本で言えば、渋谷の道玄坂?あ、あれはちょっと違うな、、爆



さてそんなオサレな街だが、狭いもんだから当然路地にはクルマは入れない、汗 そこで活躍してたのがこのクルマだ。音からしてどうやら電動式、、確か世界に先駆けて電動式を取り入れたのがこの街だと聞いたような気がする(違ってたらごめん)

で、こういう使われ方もします(爆)
専門の業者のお兄さんと熟練が二人ひと組でガシガシと荷物を載せます。そしてバス停やタクシー乗り場まで運ぶのです。もう一つの使われ方は、食材とか生活物資を運びます。港からは運搬用のトラックで、そしてロータリーからはこの運搬車で街の中へと運ぶのです。20数キロある荷物を何個乗せるのだろうって、タバコ吸いながら数えてたら約300キロ分!お!ポータキャブと一緒じゃん!なんて変に関心したりして(笑)

最後にロープで落ちないように括るんだけど、若い衆が全体重をかけて力まかせに引っ張ってたら、何とロープが切れた!そして青年は尻もちをついたのだった(爆

思わず日本語で「ウオー!大丈夫~!?(@_@。」って叫んだら、何事もなかったようにズボンをはたき、腕で力こぶをつくってみせて大丈夫だよん~と笑ってみせた。(でも痛かったと思うよ、後頭部)

こけてもオサレ、絵になるイタリア人なのだ。
こういうわけで、働くクルマ一つとってもそしてそこで働くヒト、一人一人がなんつううか、誇りと言うプライドもって活き活きと働いてるのがとっても印象的だった。これぞ粋き粋き、、どっかの県で活き活き○○ってキャッチフレーズがあったけど、スローガンじゃなくて、やっぱDNAなんだよねDNA(笑)



ひらりひらりと優雅に歩く謎の美女、、、。

あー、、、ますます、、、眠れない、、、(汗
Posted at 2013/10/04 02:57:19 | コメント(6) | トラックバック(0) | 雑感 | 日記

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「せっかく頂いたコメントの誤字訂正しようと削除押したらコメントごと消えてしまった汗、どうすりゃいいの? これだからSNSって、、泣」
何シテル?   02/08 11:28
ポルシェ歴20数年、DIY歴30数年、ファン歴45年 自分で手を入れながら維持してきました。 DIYこそ趣味の極み。特に旧い車はシンプルで正直です。 ...
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