スピーカーの取り付けと調整に苦労が一杯でしたので(苦笑)、ブログが何回かに分かれます。
今回はインナーバッフルの取り付けです。
IMG_0522 posted by
(C)shibi-shibi
オーリスのリアドアはフロントと同様に大変シンプルで、ドアグリップのカバーとドアノブ裏の目隠しパネルを外せばネジが3ヶ所あり、それを外すだけで内張が剥がせます。
やり方はフロントとまったく同じでした。アルファと大違いや。。。ありがたい。。。
IMG_0538 posted by
(C)shibi-shibi
このグレードはリアスピーカーはありませんので(たぶん同じシャシーのブレイドはリアスピーカーがあるのかな??)、スピーカーホールはありますがそこにはフタがしてあるのみです。。。
リベット留めでしたので、電動ドリルを使って破壊です。。。
IMG_0548 posted by
(C)shibi-shibi
外れました。
IMG_0549 posted by
(C)shibi-shibi
裏っかわはこんな感じです。
フロントは記憶がありませんが、少なくともリアは左右共用でまったく同じ物でした。
ちょっと変わった細工というかなるほど~と思ったのが、インナーパネルとの固定ボルトを通す3ヶ所の穴のうち1ヶ所だけ小さく、他の点は少し余裕のある径になっていました。
推測ですが、おそらく品質精度は十分高いはずでしょうが、もしバッフルカバー固定時に多少ボルト位置にずれがあっても径が大きい2ヶ所で融通できる構造だったのではないでしょうか。。。
純正、さすが!さっそく真似して作ろうと思ったのが1つの失敗の始まりでした。。。
このお馬鹿さんは気づかなかったのです。。。面倒なことになることを。。。
理由は取り付け時のことなのでまた後日に。。。
IMG_0586 posted by
(C)shibi-shibi
まずこのバッフルカバーを原型としてインナーバッフル作りです。
使用した木材はスキャンスピークやvifaを扱っているサウンドATICSさんから以前購入したフィンランド産バーチ材で12mm厚です。
オーリスのフロントドアのインナーバッフル作りのために2年前くらいに購入し、その時は失敗して(笑)実家の工場で眠っていたものです。
IMG_0590 posted by
(C)shibi-shibi
IMG_0606 posted by
(C)shibi-shibi
今回取り付けるJBLの同軸は3.5インチという小ささです。
取り付け穴径はなんと79mmです(@_@)
ちっこいですなぁ。。。
IMG_0607 posted by
(C)shibi-shibi
ここでジグソーと自由錐の登場です。
順番が逆になると面倒くさいことになりますが(板の固定方法が)、まず先に穴開け。
次に外枠の切削で行きました。
IMG_0620 posted by
(C)shibi-shibi
この自由錐の穴開けでトルクのある電動ドリルを貸して、と父に頼んだときに渡されたのがバッテリー式ではなくACコードタイプのインパクトでした。
想像にかたくなくトルクがありすぎて、かつインパクトが掛かって→自由錐が踊って→自由錐の刃の寸法がずれて→見事に1枚失敗です(^^ゞ
トルクのある電動ドリルが手近になかったので、バッテリー式のインパクトでなんとか穴開け成功。
次にジグソーでちょっと大きめに切削。
IMG_0623 posted by
(C)shibi-shibi
とりあえず2枚完成。たしかこの日はこれで疲れ切ってやめたと思います。
IMG_0629 posted by
(C)shibi-shibi
ちなみに切削断面です。
次の日だったかな?本来なら外枠の整形は2枚あるのでトリマーでやればきれいさっぱり簡単に終わったと思います。
ですが、shibi-shibi、、、2年前の冬にオーリスのケヤキとカシの無垢板インナーバッフル作製のときにトリマーを散々使ってケガもしており、それ以来トリマー恐怖症であります(苦笑)
なんとかトリマー使用を回避できんかと悩んでちょっと遠いホームセンターにヒントをもらいに行きます。
IMG_0731 posted by
(C)shibi-shibi
そこで見つけたのが上と中央のジグソー用ブレード。
まさにこのためにあるかのようなブレード(*´∀`*)ノ.+゚
ちなみに下のブレードは兄がくれたプロ用のブレードです。切削スピードは速いのですがバリが出やすい欠点があり、うまく使いこなせません。。。
IMG_0748 posted by
(C)shibi-shibi
テストとして円切り用を使ってみましたが、素晴らしい精度。
刃も細かいのでバリはまったく出ませんでした d(ゝω・o)
本番採用です♪
IMG_0750 posted by
(C)shibi-shibi
無事にトリマーを使わずに切り出し成功です。
ここまでの工程ではまずまずほくそえんで作れていました。
が、次の工程で冷や汗が吹き出します。
テーパー付けでございます。。。(T.T)
トリマーを使わんといけません。。。
やりたくないですが、、、、このスピーカーはやらないわけには行きません。。。
IMG_0631 posted by
(C)shibi-shibi
オーリスのフロントのインナーバッフルでも使ったルータービットです。
近所のホームセンターではなかなか見つけられなかった珍しい角度です。
IMG_0818 posted by
(C)shibi-shibi
カツオのタタキが美味しい地区のとあるショップさんのブログをほぼ毎日拝見していまして、なるほど!と思ったやり方でインナーバッフルを固定します。
小鋲(こびょう)の頭を切り取ってピンに仕立てて土台となる木板に張り付けてトリマー作業時にインナーバッフルがずれないようにしました。
IMG_0822 posted by
(C)shibi-shibi
昨年末ギリギリの寒い中、大汗かいてつけたテーパーです。
IMG_0845 posted by
(C)shibi-shibi
これが、
IMG_0829 posted by
(C)shibi-shibi
IMG_0838 posted by
(C)shibi-shibi
上から見ると、
IMG_0834 posted by
(C)shibi-shibi
これでテーパー付けも完成。
次に塗装です。
写真ありませんが、塗装前にいつものように神経質なくらいサンドペーパーでチュルッチュルにしています(笑)
ここは単なる性格です。。。
IMG_0864 posted by
(C)shibi-shibi
塗装は以前使ったものが残っているのでお金をかけずに再利用です。
水溶性ウレタン塗料を使いました。
最低3回、水の浸水がしやすい断面は何回だったか、、、5~6回これでもかと塗装してみました。
IMG_0872 posted by
(C)shibi-shibi
この部分も刷毛ではなく100円ショップで絵の具用の筆を買ってきて丁寧に塗り込んでみました。。。
これが取り付け時に仇となります。。。
インナーバッフルは以上で完成しました。
続きます。。。
Posted at 2017/01/30 23:10:55 | |
オーリス | 日記