昨夜はまた実家にて深夜作業してきました。
昨日は夜空の星がきれいでしたね~(^。^)
22時半から24時半まで。。。今回は時間短めで終われました。
本当は日曜の夜にやりたかったのですが疲れてぐーぐー寝てしまいましたので(^^ゞ、昨夜となりました。
やったことはオーリスのドアMID周辺の細工です。
変化を感じ取れるように&時間的な制約で運転席側のみやりました。
作業内容は、「内張りにMIDのトンネルを作る」というものです。
期待する結果は、中域の音飛びの向上です。
通常はエプトシーラーのマフラーをMIDの外周にぐるっと巻いて作ることが多いと思いますが、MIDの一番外周はMIDが再生できる周波数の一番低域が出ているとのこと。。。
その極低域の再生域をエプトシーラーで吸ってしまってはもったいないというブログを拝見したことがあり、試しにそのマフラーを外してみると確かに低域表現が変わったことを体験しています。
その当時は内張りに貼ってあった吸音材が邪魔したりして低域の量感が減ってみたり、あちこち調整して量感を上げたら今度はキレと解像度が落ちたり四苦八苦しましたが、今は自分の尺度ではありますがどちらも満足できています。
そんな状態からの更なる楽しい音楽を求めての実験です。
で、今回はエプトシーラーではなく別な素材で実験です。
またもう一点違うのはMIDのスピーカーフレームに巻くのではなく、内張り側に取り付ける点です。
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先日MIDにあてがっていたスプルースのリングバッフルもその素材として使えるか検討していたものでした。
できそうではありますが、少し加工が必要そうだったのでまずは効果があるか検証するために簡単な素材で。。。
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丈夫そうなダンボールを職場から入手。。。
これをトンネル用リングとします。
ダンボールの内径はMIDのエッジ外周より少しだけ大きめに寸法出し。
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内径はよーく切れるカッターで丁寧に切削。
外側はハサミでアバウトに切削。。。
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内張りにトンネル用リングを取り付けるにあたり、曲面加工されている内張りに取り付けたリングの面とMIDの面がなるべく平行になるように作らないとよいトンネルになりません。
またMIDのエッジ外径からわずかに大きいだけの内径のリングにしていますので、精度よくビシッと位置合わせしないとエッジにリングが当たってしまい音が変ちくりんになってしまいます。
ということで、まずは内張りをつけた状態でスピーカーグリルを覗き込んでエッジの位置を確認します。
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そして、エッジの内径がわかるように養生テープをペタペタ。。。
やった後にエッジの内径よりも外径に貼ればよかったか、、、とも思いましたが内径は結構見えていますが外径が見えているのはごくわずかしかなかったのでこれでよかったのかな。。。
次にトンネル用リングの面の設置位置の精度を高めるために深さを計測です。
養生テープすぐ内側のコーン紙までの距離をある程度のポイントで。。。
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使ったのは余っているベル線。
銅は非磁性体なのでMIDのマグネットに引っ張られて誤ってコーン紙に穴を開ける心配もありません。
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ずぽっと入れてマジック付けます。
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そのマジックまでの長さをメジャーで計測。
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そのポイントでの奥行きを養生テープに記載。
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で、内張りを外してトンネル用リングを仮組みしてみます。
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養生テープの内径がエッジ内径に相当しますので、、、
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こんな感じかな。。。
あくまでトンネル用リングで完全密閉されたトンネルを作るわけではなく、スピーカーフレームとリングの面には隙間が空いていて内張り内の空気を引き込めるような構造をイメージしています。
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フムフム。。。
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フムフム。。。
簡単に固定して、一旦内張りを戻します。
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養生テープを外してグリルからエッジ外径が少しだけでも見える部分をチラチラ見てフィット状態を確認します。
幸いうまい位置に来ていたようでもう1回微調整したら予定通りの位置になりました(^。^)
ここでダンボールのリングバッフルをもうちょっとしっかりしたリングバッフルにおめかしします。
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いつものテープでペタペタ。
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整形して。。。
裏表ともにペタペタして。。。
この状態でまた仮組み。
内張りを戻してまたグリルを覗き込んでみます。
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銀色になってなんだかカッチョイ~( ^ω^)ノ
てな感じで本組みへ。
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トンネルというからにはトンネル化しないと意味がありません。
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リングの内側をまたペタペタと雨よけシートの要領で作ります。
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完成です(*^∇^*)ノ
これで内張りを戻して作業を終えました。
ここから30分くらい大きめな音量や小さめな音量でいつもの曲を聴きます。
いいですね!
低音の量感やキレは失わないまま中域の押し出し感アップアップです。
ボーカル域がしっかり出てくれているので、今は運転席側しか施工していないためフロントガラスに広がる音像が運転席側寄りに展開されています。
今週中に助手席側もやってみようと思います。
その後ももう少しドアの鳴り方は煮詰めて行きたいと思います。。。。
Posted at 2016/11/29 21:42:51 | |
オーリス | 日記