先日行ったオーリスの作業です。
とある施工をどうしてもしたくてバッテリーのマイナスターミナルすぐ横にある電流センサーを回避する部分を小変更することにしました。
今までは頂いたシャークワイヤーの2Gを純正のマイナス線に置き換えて、電流センサー側はニチフの2穴端子でうまいこと回避ができると昔とくとくさんに教えて頂き、
こんな感じで対策していました。
38sqをかしめる工具は持っておりませんのでやはりとくとくさんに泣き付いてお借りしてなんとかしました(苦笑)
今回はここをプレートで作ることにしました。
もう結構前になりますが昨年の11月頃に2mm厚の銅板(写真手前)を購入していたんですが、銅素材と同じく黄銅素材も音作りでは王道の1つですよと教えてもらう機会があったので同じ2mm厚の黄銅板(写真左奥、保護フィルムで青い)も後追いで購入しました。
今回は黄銅板をチョイス。
購入したサイズは2mm厚で10cm四方です。
今回しれっと一緒に交換したものです(笑)
ヒーロー電機の黄銅製バッテリーターミナルです。M8ボルトタイプです。
これも黄銅板と同時期に買ってずっと保管してあったものです。
本来はアルファの音作りのリフレッシュ工事のときに使うつもりで買ったのですが、先日シャークの4Gをアルファからはぎとってオーリスに移植したときに、まぁよさげなものはオーリスに投入するか、、、という境地に至り(笑)、ここも移植です。
今までは、
同じくヒーロー電機の無酸素銅(OFC)タイプを使っていました。
純正のバッテリーターミナルからこれに替えただけでも音は変化し好ましいものになりましたが、できるだけ電源周りでスズメッキを減らしてみようと考えていたこと、OFC製はボルトが別体の普通の鉄製ボルトを使っていますが、黄銅製は鋳物でボルトも一体成形。
ついでにバッテリー端子への接触もガッチリしていたのが好印象でした。
ちなみにOFC製も黄銅製も1個600円しません。。。
プレートからステーを作り出すにはまずセンサーに通る幅にしないといけません。
ニチフの2穴端子が2cm幅で2mm厚でしたのでまず2cmに切り出します。
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金属用のブレードをつけたジグソーにて、、、
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ちょっと刃を入れてみるとうまく行きそう!
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で、サクサクっと切れまして(^。^)、
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切断面にバリもあって簡単に手が切れそうで怖かったので120番のサンドペーパーでバリを落としながらいつもの癖で角を落として滑らかにしました(笑)
一旦デスクにて、
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穴開けの配置決めです。
オーリスにお乗りの方で果たしてこんな変態パーツを作られる方がいるかわかりませんが、寸法を残しておきます。
サイズは2mm厚、幅2cmで長さが10cmです。
10cmの長さに深い意味はありません。
切断するのが面倒だっただけです(苦笑)
左の8がバッテリーターミナルのM8ボルトを連結するための8mm穴開け位置。
左端から8mmの位置が穴の中心です。
センサーと書いてあるのが電流センサーを貫通する部分。
真ん中の6はM6ボルトを通すための6mm穴開け位置。
ここがどうしても今回欲しかったキーポイントでした。
左端から50mmの位置が穴の中心です。
オレはここで直角に折りたい位置。
右端から31mmの位置。
一番右の6がM6ボルトを通すための6mm穴開け位置。
ここは車体へのマイナス線を連結する部分。
M6サイズにしました。
右端から15mmの位置。
加工を続けます。
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6mmの穴を鉄工ドリルで開けます。
8mmのドリルを持っていないことをこの段階で初めて気づき小休止。。。(苦笑)
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下穴をあけて、、、
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このために買った8mm鉄工ドリルでいざ!と思ったら、、、
電気ドリルの刃は回らずにうーん!!と勢いよくモーターの音がするだけ。。。
トルク負けでした。。。(>_<)
仕方ないのでその下で持っている6.5mmのドリルでうぃんうぃんと径を拡大させます。。。
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次にステーを曲げます。
実家の工場にある万力。
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テコの原理的には反対にやったほうが曲がるのは間違いないのですが、ターミナルに連結する長いほうがぐにゃんと曲がってしまうと即失敗につながるので慎重に、、、
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踏ん張れる工具がなかったのでモンキーレンチを本来アウトな持ち方でぐぐぐぅっと、、、
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もういいかと思えるだけ曲がったら反対にして今度は人力で曲げました。
ここで初めて知ったんですが黄銅板で硬いんですね~(笑)
あたりめーだろー!と支店さんに怒られそうですが、ニチフの銅端子の感覚で力を込めても全然曲がらない(苦笑)
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保護フィルムを剥がし、ターミナル連結部のバリが気になるので一部だけ300番と600番のサンドペーパーで研磨。
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ボルト一式を付けてこれが完成形です。
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そして3日の昼休み。
左ひざの痛みを抱えながら、、、でもやりたい!
エンジンルーム内をいじる姿勢は腰にもじわじわと痛みが!
午後の仕事始めまでのタイムリミット付き!
黄銅製ターミナルもここで登板。
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これをやめて、、、
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外したボディーアース線は、、、
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チョキン、、、
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おめかしし直します。絶縁キャップつけてスズメッキもこの後剥がしました。
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M6ボルト一式で連結!
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合体して完成!!
いざ腰を上げてしまえばそんなに大変な作業ではありませんでしたが、優先順位が次々と下がっていく中、なんとか今のタイミングでやれてよかったです。。。
ここにM6ボルトがつけれたので、やることは1つ。
ですがこの内容はすっ飛ばしてww、全作業が終わったのが昼休み終了ギリギリ。。。(^_^;)
コーヒー一杯を一気に飲み干して職場に戻ったのでした。。。
昼間の作業が突貫工事だったため心配になって当日の深夜にボルトの締め付けを一通り確認し、タイラップを増やしたりして終了。。。(’A`)y-~
Posted at 2017/04/05 21:39:27 | |
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