CS.ARROWS ドアデッドニングキット AR04S (フロントドア2枚分)
2015年5月17日~27日までをかけてDIYにて取り付け。
今回のJBL P660Cのスピーカー取り付けに伴い、同時にデッドニング作業も行いました。
セット内容
制振材:レアルシルト・・・2枚
制振材:STP GOLD AERO制振シート・・・2枚
防音材:エプトシーラー3mm厚 49cm×45cm アクリル系・・・1枚
吸音材:30mm厚プロファイル加工ウレタン吸音シート ・・・2枚
吸音材:難燃吸音ウレタンフォーム 10mm厚 ・・・2枚
写真は追加で購入した、
アルミガラスクロステープ 1巻
アルミパンチングメタル 1セット
雨避けシート 1セット
レアルシルト 1/2枚
30mm厚プロファイル加工ウレタン吸音シート 3枚
20mm厚プロファイル加工ウレタン吸音シート 2枚
ウレタン系シーラント
も写っています。
今回はアウターパネル、インナーパネル、内張の順に左右同じ進行でデッドニングを施しました。
アウターパネルには、レアルシルト、30mm厚プロファイル加工ウレタン吸音シート、レアルシルトディフュージョン、少しだけSTP GOLD AERO制振シートを使用。
インナーパネルには、STP GOLD AERO制振シート、追加購入したアルミパンチングメタルを最大のサービスホールの補強に使用。
内張には、30mm厚プロファイル加工ウレタン吸音シート、難燃吸音ウレタンフォーム 10mm厚、エプトシーラー3mm厚、STP GOLD AERO制振シート、ウレタン系シーラントを使用。
これらの工程を経て、
アウターパネルの制振・吸音によって共振するドアを抑えることで付帯音が減り中低域の濁りが減少、
インナーパネルの制振でも付帯音の減少と中低域の音場の上昇、
内張では主にドアのビビリの減少が得られました。
今までアルファ、母のワゴンRとデッドニングしてきましたが、今回初めて各パートで共振の状態を把握・検討しながら対策してきました。
非常に勉強になったデッドニングでしたが、とくに吸音材のアウターパネルへの使い方に理解が深まりました。
アルファ、母のワゴンRでもCS.ARROWSさんのデッドニングキットを使ってきましたが、いつもなんで吸音材がこんなに少ないの!全面に貼ると書いているのに全然足りないじゃん!と思いながら、追加で買っていました。
なので、今回も膨大に追加購入しています。。。
ですが、実際に音を確認しながらやってみるとアウターパネルへの吸音材の貼りすぎは音を痩せさせることがわかりました。
やはり適量というものはあって、オーリスへはアウターパネルに関しては30mm厚プロファイル加工吸音シートは片ドア1枚も使いませんでした。
内張をしっかり吸音した関係で結局キット内容の吸音材では不足しましたが、キット内容の量が正解ということも改めて理解できました。
ちなみにレアルシルトに関しても使いきらずに少し残しています。
現状の課題としては、500Hzあたりはすぽっと抜けていること、JBLネットワークのクロスオーバーがわかりませんが、2~4kHz付近がうるさいという課題を抱えております。。。
作業記録を残したブログをリンクしておきます。
オーリス 助手席 アウターパネル デッドニング
http://minkara.carview.co.jp/userid/519534/blog/35694654/
オーリス 運転席 アウターパネル デッドニング
http://minkara.carview.co.jp/userid/519534/blog/35714087/
オーリス 運転席 インナーパネル デッドニング
http://minkara.carview.co.jp/userid/519534/blog/35725537/
オーリス 助手席 インナーパネル ちょっとだけ下準備
http://minkara.carview.co.jp/userid/519534/blog/35731164/
オーリス 助手席 インナーパネル デッドニング
http://minkara.carview.co.jp/userid/519534/blog/35756538/
オーリス 両ドア 内張作業
http://minkara.carview.co.jp/userid/519534/blog/35756681/
**2017年11月1日更新**
2016年10月からドアの作り方を大きく変えました。
CS.ARROWSさんのデッドニングキットは制振材、吸音材から成っていますが、このキットを使うことでアウターパネル、インナーパネル、内張りの音作りへの役割や各部材を使うとどういった変化があるのか理解&勉強するにはとてもよい部材でした。
部材をどう使うかはお店ごとのノウハウですが、CS.ARROWSさんがみんカラのブログで公開しているこれらの部材の使い方はあくまでスピーカーからドアに伝わった振動をどのように押さえ込むか、どのように背圧に抜けた逆相の音を吸わせて調整するかという軸となるやり方は教科書に習ったやり方でした。
その後みんカラを通していろいろな方と交流させて頂いたことでドア作りの方向性を変えることになりました。
教科書的なデッドニングとは真逆になりますが、いかにしてドアにスピーカーの振動を伝え、その振動をコントロールすることはあっても一切抑え込まず、さらに言えばいかに車体の鉄板全体を振動させて音楽空間にするかというアプローチに変わりました。
俗に言う「ドア鳴らし」というドア作りです。
みんカラでもごくごく一部の方が楽しんでおられるアプローチのようです。
そのため、STPの制振材GoldAeroは剥がすのが大変だったアウターパネル、インナーパネル、内張りの一部を除いて全体の90%以上を剥がしています。
吸音材は100%撤去しました。
アウターにも内張りにも今はまったくありません。
インナーパネルのサービスホール補強に使ったアルミパンチングメタルも撤去・廃棄しました。
ウレタンシーラントは内張りクリップに垂らし込んだところのみそのままで、インナーバッフルとインナーパネルとの接着は剥がしています。
雨よけシートは素材を替えて使っています。
その代わりにドアのデッドニングでは入門編として今やビギナーの方くらいにしか使われないレジェトレックスや他の制振材を使うのみで現状ドアを仕上げています。
なので以前はオーリスのフロントドアを閉めるとドシッ!とした高級車のような開閉音がしていましたが、今はバシャン!という何もしていない純正のドアのような開閉音に戻りました。
購入価格 | 13,500 円 |
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入手ルート | ネットショッピング(その他) ※CS.ARROWS |
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