左ハンドル用純正アルミフットレストを右ハンドル車(991.2)に装着

オプションのアルミペダルです。
右ハンドル用の純正アルミフットレストは、なぜか設定がありません。
KameTaroさんの整備手帳に左ハンドル用フットレストを流用された事例が投稿されていましたので、そちらを参考に自分も左ハンドル用フットレストを取付してみました。

ノーマルフットレストを取り外しします。
樹脂製の爪で３点留めされています。
特に最下部の爪を痛めやすいようです。
こじらず、真っすぐ手前に引き出すようにして下さい。

ノーマルフットレストは
こんな風にシンプルに固定されていたことがわかります。

ノーマルフットレストはほぼ樹脂製といえますが、金属で縁取りされている部分で剛性を保っているようです。
金属部分の材質はステンレスのようです。
このパーツに穴を開けて、アルミフットレストを固定する計画です。

左ハンドル用フットレストを個人輸入しました。
ひどい円安で、円高だった２年前の約２倍の価格といえます。
画像は裏面です。５ケ所に樹脂製の爪がネジ留めされていましたが、全て取り外した状態です。
保護シールを型紙にして５ケ所の穴の位置を決めます。

左が樹脂製の爪を固定していたトルクスネジ（T10）です。
このネジだと長さが6mmしかなく右ハンドル用フットレストに固定するには長さが足りません。
某ネジ専門店さんに左のネジの長いものが欲しいと、寸法がわかるような画像付きで問い合わせしましたが、画像情報からピッタリのネジがこれですという回答をしてはいけない社内ルールなんだそうです。
自分の勘で注文すること２回。3mm径で長さ10mmのネジ（右）を調達しました。
ピッチが明らかに違うし、ヘッド部分も寸法が小さいのですが、右のネジでしっかり固定できたので良しとします。

ノーマルフットレストに開けた穴の位置を示します。
これは既にアルミフットレストが固定された状態です。
ネジの径が３mmなので 3.5mmの穴を開けました。
なかなかピッタリ合わないし、裏面の格子状の壁の真上だったり、ステンレスの部分にかかる穴もあり、型紙とぴったりの位置でもすんなりネジが締められません。
一部の穴を少し広げたりしながら、５ケ所のネジが同時に締め込みできるベストなフォーメーションを探ります。
穴開け作業の位置決めはとても手間のかかる作業でした。

アルミフットレストが固定されたノーマルフットレストを横方向から見た状態です。

正面から見た状態です。
〇囲みしている部分はステンレス枠が見えてしまうので、マットカラーの自己融着ゴムテープを貼って目隠ししています。

予想よりも苦労しましたが、完成です。
KameTaroさん、有用な情報を公開して下さり有難うございました。