ＰＣにて１年点検（オイル漏れ修理など）

エンジンのタペットカバーＥＸ側からのオイル漏れ発見。
マフラーやヒートエクスチェンジャーに垂れるとやっかいなことになるので対策します。

過去の修理跡を発見。
タペットカバーのオイル漏れ補修に、ＰＣでは使用しないシール剤を使用してあったようです。
接合面をキレイにして純正のガスケットを使用します。

タペットカバーは全部で４枚。ガスケットを全部交換します。
幸いタペットカバー本体（樹脂製）の変形はないようでした。

タペットカバーをはずした片側のシリンダーヘッドです。
ロッカーアームとバルブ上端が見えています。カムカバーでなくタペットカバーなのはカムが中央の見えない位置にあり、タペットカバーでカバーしていないからなんですね。

タペットカバー廻りを触るならばと、スパークプラグも交換しました。
上段が使用前、下段が使用後です。１シリンダあたり２本、計１２本です。
３万kmで交換なので交換時期でした。

オイルタンク（右リアフェンダー内）からもオイル漏れがありました。

オイルレベルセンサーのガスケット不良だったようです。
これを直した結果かどうかわかりませんが、無表情だったコックピットのオイルレベルゲージに表情が出てきました。(^^)
修理するまでは、オイルが規定量入っているにもかかわらずオイルレベルゲージに大きな動きはなく、いつもレッドゾーンの少し上だったのですが、油温に応じて正確に動作するようになりました。

リアスポイラ・ウオールに亀裂が入っていたので交換しました。
割れているとカッコ悪いだけでなく、高速走行時のエンジンの冷却効果に影響があるそうです。

以前、ニャキタンさんから「後ろから見てたら、幻想的な縦の影が見えました。」と指摘をいただいていました。
正常な状態（写真）だとリアスポイラーの下側はシャッターの壁がそそり立っているような状態なのですが、ウオールに横の亀裂が入って、エンジンフードの縦の格子の影が見えていたんですね。その時確認しなかったのは反省です。