
という事で、前回からの続きで、やっと
SKYACTIVにたどり着きました・・・
週末の朝、洗車しようかどうか悩んでるとDの担当者さんから「SKYACTIVのデミオに試乗出来るんで、カキ氷食べにきませんか?」と電話がありました。
何でもお客さんにサービスでカキ氷を出すそうで、食い物につられて・・・(ヾノ・∀・`)イエイエ
デミオの試乗にいってみる事にしました(笑)
ニュースを見るとデミオ(DEMIO)の月間販売台数は6000台に対して
6月30日までに6500台の受注があったと言うことで
実際ディーラーに入ったときも商談中の人が多かったですので
中々の注目度だと思います。

外観上で大きな違いはこの
ニンマリ顔でしょうか
ただ1種類だけでスポルトと差別化が無いので
この辺はコストカットの為なんでしょうね・・・
アクセラもそうですが、上級グレードに乗る人は少し残念な部分かもしれません( ̄-  ̄ ) ンー
それと
専用14インチアルミが付いてますね

軽量タイプで、1キロ軽いそうですが、これも燃費アップに貢献してますね。
あと、
リアルーフスポイラーが標準で付いてるのですが
これは空力の為なのですね
このデミオ
cd値(空気抵抗係数)が0.29とスポーツカー並みになってるのですが
アンダーフロアを樹脂製のパネルで覆いフラットボトム化したり色々工夫してます。
この空力も燃費に効くんですよね・・・
あと
テールランプがLEDになっていますね。

今回のデミオは
MC(マイナーチェンジ)ですので
基本的には今までのデミオと同じです。
内装で特に大きな違いはないのですが
SKYACTIVには
ブルーの専用メーターが付いてます。

このクラスでもタコメーターが付いてる所がマツダらしいですね♪
DEデミオは前期型を以前代車で借りた事あるので
特に足回りとか変わらないんだろうな・・・
って思ってたのですが、これが変わってました( ゜д゜)ンマッ!!
ボディー剛性は以前から定評があったのですが足回りが改良されてて
しっかりした中にサスがしなやかに動いてる感じがすぐに分かりますし
コーナリングでもロールを押さえ込んでて流石マツダだな・・・といった感じですね。
そして、今回一番注目されるのが

この
SKYACTIV-G 1.3ですね!((φ( ̄Д ̄ )ホォホォ
で肝心のこのエンジンについての感想ですが
音は非常に静かです。
i-stopが付いてるのですが
音が静かなのでエンジンが止まってるのに気が付かないくらいでした
このクラスの車としてはかなり静かなのだろうと思います。
i-stopはスムーズでアクセラより改良されてると思います

なにより
バッテリーが1個というのが良いですね
重量減に貢献してますし交換の費用も安くてすみます。
そしてパワーですが、少し物足りない印象でしょうか・・・
圧縮比14と言う事で、下からトルクのあるエンジンをイメージしてたのですが
トルク感が無くて
エンジンが回っている割には、加速が追い付いてこない感じです。
巡航速度からの加速は問題ないのですが
CVTの特徴の
加速時にずっと半クラッチが続いてるような感じも違和感あります・・・
担当者さんは「燃費に振ったからです」という答えでしたが
普通の1.3が重量990㎏、SKYが1010㎏ですからその辺りが影響してるのかな?
でも
「Sky無しの物と比べると」と言うだけで
普段の足としては全然問題ないですけどね(o・ω・))-ω-))うん

実はこのエンジンって
SKYACTIVE-Gの開発段階で発表のあった
ノッキング対策としての
4-2-1のEXマニホールド(タコ足)は採用されていません。
スペースの関係でMCでは対応できないので
代わりに
ミラーサイクルやEGR(排ガス再循環装置)で対応させたり
トランスミッションも
既存のCVTで対応していたりするようです。
技術的な話は長くなるので省略しますが
力強さよりも滑らかで扱いやすい素直な乗り味にセッティングされてるのだと思います。
30km/L(10・15モード燃費)と言うことですが実燃費はどれくらいになるのかな?
高速なら20kmは超えるだろうと言ってましたけど・・・
それとエンジンルームは一杯一杯で
ディスチャージを入れるスペースが無いためハロゲンのみとなっています。
これも燃費アイテム?

メーターにはマルチディスプレイがあって瞬間燃費なんかも表示されますし
燃費運転をしているか
コンピューターが判断して色で教えてくれたりします。
こういうのって楽しいですよね♪
実は、これが一番燃費に貢献するんじゃないか・・・って思ってますけどね(笑)
そして、しっかりティッシュケースももらいました!(・∀・)ニヤニヤ

結論ですが
『デミオ13-SKYACTIV』は
SKYACTIVとしては、まだ色々と足りない部分があって不完全な形ではありますが
エンジン音がとても静かで、足回りがしっかりしており
コンパクトカーとしてはかなり上質な乗り味ですね。
装備面では
SKYACTIVエンジン+i-stop
で燃費もHVに迫る物となっており(30km/L)
横滑り防止機能DSC+トラクションコントロール
が標準で付いてて安全性も向上してます。
そしてブッシュの取り付け角度(すぐり角度)などの見直しや
ボディの剛性アップなど、キチンと車作としての改良を低コストで行っており
こういう安全性や走りに関係する部分を真面目に改良してるのが非常に好感持てます。
スポーティーな走りを求めるんじゃなくて
普段の足としての利用を考えると、
かなりお買い得だと思います。
実燃費ならHVの勝ちだと思いますが
巨大な電池やモーターの無いSKYACTIVの方が
将来的なメンテナンスを考えても
Ecoカーだと思います。
それに、様々な工夫をしてこのデミオに詰め込んだ
マツダのやる気も感じます。
本当のSKYACTIVに対する評価は
ボディーからエンジンまで
全てSKYACTIVの『CX-5』が出てからになると思いますが
まずは秋に出ると言われるアクセラ SKYACTIVEに注目ですね。
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Posted at
2011/07/14 01:16:14