• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

コウやんのブログ一覧

2016年12月30日 イイね!

優雅 (ロードスターRF試乗)

優雅 (ロードスターRF試乗)今のマツダで、唯一のスポーツカーRoadsterに、電動格納式ハードトップを採用したモデルRF(Retractable Fastback)が追加されるという事で、以前から非常に気になっていました。
今月の中ごろだったかな?ディーラーの担当者さんから「試乗車が入ったのでお客の少ない時間に来てくれれば、好きに乗って良いですよ」と電話があったので、時間を見つけて行ってみることにしました。

最近はアクセラとかデミオなど、色々と試乗はしていたのですが
筆不精になったのか、感想を書いてみようと言う気にならなかったのですが・・・
ロードスターRFは、岡山のファンフェスタで実車をみてから
一度は試乗してみたいなと思っていた車でしたので
久しぶりに記事を書いてみることにしました!

到着すると車はなぜか人目に触れない奥にありました。
これが今回試乗するRoadster RFなのですが
色はソウルレッドですね・・・
良く見るとブレーキが(つд⊂)ゴシゴシ

どうやら最もお高いRSのようですね・・・
このグレードでは
・ビルシュタインのダンパー
・インダクションサウンドエンハンサー
・RECARO社製シート

などが標準で付いてくるのですが
これにはメーカーセットオプションの
・ブレンボ製対向4ピストンキャリパー
・BBSの17インチアルミホイール

などのパーツがついているようですね(汗)

それでは見ていきましょうか (o._.)o ドレドレ・・・
基本的にはフルオープンのロードスターと同じスタイリングなので
恰好良いのは当然なのですが
これの特徴はリアのルーフ部分の美しさにあると思います。

トップを閉じた時のリアから見た姿は
一昔前の欧州のスポーツカーと言った雰囲気で
非常に洗練されたスタイルです。
そして、これが電動格納式だという事に驚きます。

トップの開け閉めに要する時間は13秒という事ですが
10km/h未満であれば、走行中の操作も可能という事です。

スイッチを上に押し続けると・・・

モーター音と共にリアルーフが持ち上がり
それに連動して流れるようにトップが収納されていくのですが
その様子は『優雅』と言う言葉がピッタリだと思います。

外から見てても見とれてしまいますが
中から見るともっと凄い動きですよ!

※サイドの写真に色々と写りこんでしまったので公式から借りてきました。

開いた状態はタルガトップですね
オープン状態も良いですが閉じた状態の方が格好いいと思いました。

トランクスペースはフルオープンとほぼ同じ容量を確保しています。

トランクスペースを使わずに収納すると言う画期的なハードトップですね。
とにかく収納スペースのないロードスターなので
これは助かると思います。

シートはレザーとアルカンターラの組み合わせですね
座り心地は固めの感じで、腰のあたりをシッカリとホールドします。
赤いラインが入ってオープンにしたときの見た目もいいですね。

内装関係はNDロードスターと同じ感じですかね?

サンバイザーがプラスチックだったりして
もう少し質感向上してるのかな?と思っていましたけど
まぁそうするとコストも上がっちゃうしね・・・

マツコネのモニターが邪魔だな・・・
ロードスターには要らないんじゃない?

ハンドルも共通の物のようですが

メーターはカラーマルチファンクションディスプレイが装備されていますね!
向かって左側がそうなのですが
屋根の開け閉めの状況もここに表示されます。
これはカッコいいな・・・
やっぱり三眼メーターがいいよね!

それでは早速試乗してみます♪

ちなみのこの最上級グレードはATの設定がありません
という事でこの車もMTです!エンストしたりしてσ(^_^;)アセアセ...

フルオープンのNDロードスターは、SKYACTIV-G 1.5の最高回転限界を
6500rpmから7500rpmに設定した高回転型の仕様になっていて
軽量なロードスターにマッチした軽快な吹け上がりのエンジンなっています。
しかし、このRFは電動格納式で、重量が+80kg程アップしているため
最高出力116kW(158PS)/6000rpm
最大トルク200Nm(20.4kgm)/4600rpmを発生する
直列4気筒DOHC 2.0リッターのSKYACTIV-G 2.0になっています。

エンジンは下からトルクがあるので
アクセルを少し踏んでクラッチをつなぐだけでスムーズに発進できます。
ストップ&ゴーの多い街中でも運転しやすく
普段ATばかりを運転している私でもスムーズに運転できます。
1.5のロードスターが、回して楽しいエンジンだとしたら
こちらは、もっと大人の雰囲気でしっとり乗るのが似合う感じでしょうか?
MTよりATの方が合うような感じがします。

エンジンは中低音の乾いた音で小気味良いですね。
正直この車にアイドリングストップはいらないなと思いました!
ロードスター買う人に必要な装備なのかな?

オープンにして走ってみると十分開放感はありますし
街中では風の巻き込みはほとんど感じませんね
ただオープンにしていても後ろにリアルーフの存在を感じてしまい
車内のコンパクトさもあって何となく圧迫感があります・・・
フルオープンのような圧倒的な開放感はないですね。

逆にルーフを閉じた状態では、フルオープンの幌とは全然違いますね
ルーフはもっと簡素な物を想像していたのですが
しっかした造りで防音もしっかりしているので
閉じた状態で走ると、車内が非常に静かになるのに驚きました。

走っていると、なかなかの注目度です。
信号待ちで屋根を閉めていたら後ろの車の人がビックリしていました(笑)

高速も走って良いと言うので建設中の無料区間を走らせてみることにしました。
シフトダウンして踏み込むと、太いトルクによって気持ち良い加速が味わえます。
それとともにエンジンの音も上がっていきますが
音量は控えめで大人な感じです。
シフトアップもスムーズでレッドゾーンの7000rpm付近までキッチリ回ります。
やっぱりガソリンエンジンは気持ちがいいね♪
トルクがあるので頻繁にシフトダウンしなくてもスムーズな加速が出来ます。
これなら高速での追い越しも楽だと思います。

足回りは結構硬めですが、不快な突き上げなどなく上質な感じです。
クィックィッって感じで車線変更できるので
走っていて気持ちがいい!

試乗時間は約30分程度でしたが楽しい時間でした♪

運転して見ての感想ですが
ロードスターRFは素晴らしい車だと思います。
上質な走りと存在感は非常に魅力的ですし
幌では心配だった防犯性や耐久性の面でも安心できます。
そして何よりルーフを閉じた時のスタイルが美しい車で
大人のスポーツカーと言った印象です。

だからといって1.5のロードスターが劣っているというわけではありません。
圧倒的な開放感は幌の方が上だし
軽快な走りも1.5の方が勝っていると思います。

ただ、RFで問題になるのは価格になると思います。
最も下のSグレードは324万円からですが
装備を考えると真ん中のグレードのVSがお得感ある感じがします。
しかし、それだと車両が357万円になるのでよね・・・
諸費用とオプションを加えると400万円を超えてしまいます(汗)

この価格になってくるとロードスターと同じプラットフォームを持つ
ABARTH 124 spiderと同程度の価格になります。
そうなると少し悩んじゃう気もしますが
この手の車というのは趣味の車だと思うので
評価と言うのは「欲しいか」「欲しくないか」になると思います。
その評価でいえば「欲しい」と思います
余裕のある動力性能と洗練された走りは魅力的で
そして特別な存在感を私はとても気に入りました。

いつかこんな車をセカンドカーに持てるようになったらいいな・・・
そんな気持ちにさせてくれる車です。

と、いう事で久しぶりで今年最後のブログも終わり!(笑)
皆様、良いお年をヾ(*'-'*)マタネー♪

Posted at 2016/12/30 15:28:54 | コメント(6) | トラックバック(0) | インプレッション | 日記
2015年03月02日 イイね!

熟成の魂動 (CX-3試乗)

熟成の魂動 (CX-3試乗)
マツダのコンパクトSUV「CX-3」が発売されました。
位置づけとしては「CX-5」の弟分といった感じですが、オフロードを走る車と言うより、市街地での使用を想定したモデルになります。

個人的にSUVには余り興味は無かったのですが、東京オートサロンで実車を見た時に「これは恰好いいな・・・」と思って、是非一度試乗してみたいと思っていました。

金曜日の夕方だったかな?
担当者さんからメールが入り
「試乗車が今来ましたけど、乗ります?」と聞いて来たので
土曜日の朝一に行って見る事にしました。

決算時期が近いからか店に着くとお客さんが一杯でした・・・
買わないお客なのに申し訳ないね(汗)

今回試乗するのはこれね♪

XD Touringです!
なかなか恰好良いですね(*´∀`*)ノ。+゜*。

CX-5もスタイリッシュだとは思っていましたが
それを更にスポーティーにした感じで
引き締まった精悍な表情になっています。

このボディーカラーは「セラミックメタリック」ですかね?
写真で見ると白にしか見えませんけど
見る角度や明るさによって様々な表情を見せる不思議な色で
アクセラのストーミーブルーもそんな感じの色なので
魅力的な色だと感じました。
後ろにホワイトパールのCX-5が止まっているので
微妙な違いが分かると思います。

それではグルットと見て回る事にします。

フロントですが

グリルは7本のフィンになっているのですが
目が細かくて高級感のある仕上がりになっていますし
横方向に線が入る事でワイド感があります。
先端部分もシルバーになっていて質感の高さを演出していますね。

フォグライト周りのデザインも洗練されていて
縦に長くなって引き締まった印象を与えています。

ナンバープレートの位置もグリル下に移動していて文句なし!

サイドからみた姿ですが

フロントノーズが長くて男前ですね!

ボディサイドの下側がブラックで引き締められているから
SUV特有の腰高感はありません。
それでいて最低地上高は余裕があるので乗り込みも楽です。

そしてデザインの特徴としては
リアクォーターピラーがブラックアウトされていて
サイドウインドーからリアのウインドーまで
つながりのあるデザインになっています。

その視覚効果によってボディーを薄く見せているんですね。
しかもルーフラインも下がっているので
ハッチバックのようなスポーティーな見た目になっていて
良く考えられたデザインになっています。
魂動デザインも熟成の域に入ってきた感じです。

実車を見ると結構大きく見えるのですが
デミオ(DEMIO)がベースと言う事でサイズ的には同じ位ですね。

とは言っても
全体的に少しずつ大きくなっています。
・デミオ
 4,060㎜(全長) × 1,695㎜(全幅) × 1,525㎜(全高)
・CX-3
 4,275㎜(全長) × 1,765㎜(全幅) × 1,550㎜(全高)


しかし全高は立体駐車場に対応できるように1550㎜以内に収められていて
街乗りで使いやすいサイズになっています。

車内ですが

デミオと同じ感じの車内で
高級感のある仕上がりになっていますが
ニーパットやドアトリムなどが赤くなっていて
華やかな見た目になっていますね。

シートの背もたれは

腰を包む形状になっていてサポートも良好です。
店内にL Packageも展示されていましたが
ノーマルのファブリックでも十分な印象を受けました。

そして個人的に「良いな・・・」と思ったのが

このエアコンの吹き出し口で
周りがピアノブラックで中が赤になっていてお洒落ですね!
これはデミオにも流用できそうですが
凝った創りでお高そう・・・

室内の寸法もデミオと同じくらいのようですが
実は初代アクセラと余り変わらない広さなのですよね。
・デミオ
 1,805mm(室内長さ)× 1,445mm(幅)× 1,210 ㎜(高さ)
・CX-3
 1,810mm(室内長さ)× 1,435mm(幅)× 1,210 ㎜(高さ)
・BKアクセラ
 1,825mm(室内長さ)× 1,435mm(幅)× 1,210mm(高さ)



リアの足元スペースは十分とは言えないのですが
フロントシートを少し前にやれば
大人4人が乗るには問題が無いと思います。

エンジンですが

国内仕様ではSkyactiv-D 1.5のみになるようです。

基本的にデミオに搭載されるものと同じですが
車重が重くなる分トルクが少しアップしているようですね。
2WD・FFモデルで25km/Lという燃費になっています。


トランスミッションは
6速ATのSKYACTIV-DRIVEの他に
6速MTのSKYACTIV-MTも用意されています。
SUVなので駆動方式は2WDと4WDが選べるようになっていますが
実はマツダ車って
「デミオ」「アクセラ」「アテンザ」まで
ほぼ全てのラインアップに4WDモデルが存在する事になります。
トルクのあるディーゼルは悪路にも強いので
これもマツダの世界戦略なのでしょうね。

試乗した印象ですが
ポジションが高いので前方の視界は良好ですが
後方の視界は余り良くありませんね・・・

エンジン音は静かですね
デミオの時も同じように感じましたが
静止状態からの加速では重い感じがありますが
走り出してしまえば問題ありません。

でもデミオより重量がある割には
そこまで重くなった感じがしないのは
トルクアップの恩恵でしょうね。

アクセルを踏み込んでみるとパワフルではありませんが
トルクがあるのでスムーズな加速ができます。
そして走行中はトルク領域が広いので
低速から高速までストレスなく運転でき快適性に繋がっています。

そしてディーゼルと言えば特有のカラカラ音ですね。
Skyactiv-Dは普通のディーゼルエンジンに比べれば静かなのですが
それでも多少は音は出ています
このCX-3では「ナチュラル・サウンド・スムーザー」という
世界初の機構を新たに採用し静粛性を高めているそうです。
残念ながらオプションで試乗車には付いていなかったのですが
無くても余り気にはなりません。
低速からの加速時にディーゼル特有の音が出ますが
車がSUVですので
むしろ音が出た方が「らしい」と思いました(笑)


足回りはマツダ車らしくシッカリ感があり
ボディー剛性の高さを感じますし
段差を乗り越えた時もバタバタする事が無くて
ロードノイズも余り気になりません。
SUVと言うより乗用車に近い感覚で
ハンドリングも軽快で適度な重さもあり
十分に「Be a driver」を楽しめます。

ブレーキは良く効きますね!

マツコネのナビソフトは日本製になっているようですので
表示も細かくなっていますが性能の確認は出来ませんでした。
試乗時間は大体20分くらいでした。

このCX-3と言う車は
サイズも手ごろで扱いやすく
デミオに劣らず優等生といった感じの
非常に魅力的な車だと思います。

ただ購入を考えるときに
上級のL Packageを選ぶと
車両本体で300万円近くになってしまって
CX-5やアクセラと同価格帯になってしまいますし
目線を広げれば欧州のコンパクトカーも視野に入ってきます。

これは相当強気の価格設定と言えそうですが
逆に考えれば「渾身の車に仕上がった!」と言う
自身の現れなのだと思います。

小型SUVとしては
ホンダのヴェゼルや日産のジュークなどを街中で良く見かけますので
結構需要のあるジャンルなのだと思います。

金額的にもヴェゼルHVと同価格帯になっているので
比較されそうな場面も多そうですが
これがヒットすればマツダの勢いも本物ということになりそうですね。

Posted at 2015/03/02 21:11:13 | コメント(12) | トラックバック(0) | インプレッション | 日記
2014年10月25日 イイね!

小粒でもぴりりと辛い(デミオXD試乗)

小粒でもぴりりと辛い(デミオXD試乗)そういえば10月になってからブログを書いてないな!
などと思いながら、特にネタも無いまま10月も終わろうとしていた訳ですが・・・
タイミング良く、担当者さんから「新型デミオXDの試乗車が来たよ」と連絡が入りました。
一番最初に電話してくれたようで、好きな時間で大丈夫と言う事でしたので、土曜の朝一に予約して行って見る事にしました。

今回試乗するのは
DEMIO(デミオ)XD Touring
ミッションは6速ATのSKYACTIV-DRIVEです。
色はブラックマイカですが
個人的にはデミオはカラフルな色の方が似合う印象です。

DJデミオの試乗は2回目で
外観等については前回のブログに書いているので
特に強調する事は有りませんが
見た目の違いはグリルの赤いラインですね。

黒いグリルに赤いラインが印象的な顔となっています。

改めてフロントを見てて思ったのですが
ナンバーの位置って
アクセラと同じようにグリルの真ん中にあるのですが
アクセラより違和感ない感じになっていますよね?
この辺はメーカーさんの工夫の跡なんでしょうね。

それとホイールが

専用の16インチアルミになっていますね。

内装についてですが…

今回も残念ながらLパッケージではないのですが
XDではレザーパーツが増えています。

ハンドルは本革になっていて
コンソールのサイドやドアノブ部分
またインパネのデコレーションパネルもレザー仕様になって
更に高級感がアップしています。
このデコレーションパネルのレザー良いな・・・
僕もやろうかな(笑)

シートはガソリン車と同じ形状の物ですが
素材が違っていて専用カラーになっています。
赤いラインが入って恰好いいですね!

エンジンも拝見します。

これがSKYACTIV-D 1.5です。
最高出力は105ps
最大トルクは6AT仕様で25.5kgm
6MT仕様で22.4kgm

1.5にしては非常にパワフルなエンジンです。
お兄さんたちに積まれた2.2Dと違ってシングルターボとなります。

それでは早速試乗してみます。

エンジンを掛けると
ヘッドアップディスプレイが立ち上がり
テンションも上がります(笑)

メーターはガソリン車と同じものですが
走行距離を見てビックリ!

まだ41㎞しか走っていません(汗)
この店で一番最初に試乗するお客さんは僕らしいです・・・
これは遠慮してガンガン踏まなければヾ(ーー )ォィ

エンジン音ですが
アテンザやアクセラに比べれば
ディーゼル特有の音は大きく聞こえますが
言われなければ気が付かないレベルになっていて
振動もほとんどありません。

出足は少しモタつく感じかな?
走り出してしまえば気になりませんが
ガソリン車に比べると重量が100㎏増えているので
その辺の影響が大きいのかな?

まぁ女性が運転する機会の多いデミオですから
セッティングが出足マイルドになっているのかもしれませんね。

前回の試乗の時と同じコースを走りましたが
道路の段差を乗り越えた時の衝撃も重量を感じる物で
ハンドリングもアンダー気味に感じましたが
その辺はサスのセッティングによる違いかもしれません。

「踏み込んでも大丈夫?」と担当者さんに聞いたら
「好きなように乗ってもらって大丈夫ですよ」
と言うのでスピードの出せる道に行って高速走行を試してみました。

思い切って踏み込むとワンテンポ遅れる感じがしますが
ターボが効き始めるとグイグイ加速し
気が付いたらスピードが出ています (・∀・)イイネ!!
踏み込んだ時の低温のサウンドは結構大きいですが
不快な音では無く「その気にさせる音」だと思います。

特に高速からの加速では
速度を維持しながら軽くアクセルを踏むだけで無理なく加速できます。
このクラスで周りに遠慮しないで高速を走れるのは気分がいいですね。

デミオという車は
街中をキビキビ走る車という印象がありましたが
XDは重いけど踏めばパワフルといった感じで
高速でのクルーズが良く似合う
小粒でもぴりりと辛いコンパクトカーと言った感じです。
「小型車でも長距離走行を楽しんでもらいたい」と言う
マツダの新しいスタイルの提案だと思います。

前回はガソリン車に試乗し
今回はディーゼル車に試乗したわけですが
どちらが良いか?というのは非常に迷いますね・・・
走りを期待するならディーゼル車ですが
より洗練されているのはガソリン車の感じがします。

ランニングコストと言う面で考えると

XD(SKYACTIV-D)
JC08モード:26.4km/L
車体価格:1,782,000円(税込み)
13S(SKYACTIV-G)
JC08モード:24.6km/L
車体価格:1,458,000円 (税込み)

燃費では余り差は無いものの
軽油とガソリンの価格差が有りますので
年間走行距離に多い人はディーゼルの恩恵があると思います。

パワフルでランニングコストの安いディーゼルは
高速道路を利用しての長距離運転の多い人に向いていると思いますし
より洗練された走りでキビキビ走るガソリン車は
街中での走りやチョイ乗りの多い人に向いていると思います。

個人的には価格差と車の性格を考えると
ガソリン車の方により魅力を感じてしまいましたが
その辺は好みの問題ですね。
Posted at 2014/10/26 01:06:13 | コメント(15) | トラックバック(0) | インプレッション | 日記
2014年09月28日 イイね!

今度はプレミアム(4代目デミオ試乗)

今度はプレミアム(4代目デミオ試乗)デミオ(DEMIO)がフルモデルチェンジをしました。
今回で4代目になるマツダの小型車ですが、担当者さんから「試乗車が入ったよ」と電話がかかって来たので早速いってみました。
店の前に行くと、薄い紫色のデミオが止まっていましたが、XDは11月にならないと店には来ないらしい・・・
しかもL Packageじゃ無いんだね(´・ω・`)
と言う事でサラッと書いていきます!

今回試乗するのはSKYACTIV-G 1.3のモデルです。
新型デミオのサイズは
全長4,060mm×全幅1,695mm×全高1,500mm(4WDは1,525mm)で
先代よりも全長は160㎜拡大され
ホイールベースは80mm延長されて2,570mmとなりました。

先代デミオは小さい車体に機能を詰め込めるよう
全体的に玉子のような可愛らしい形状をしていましたが
新型はボンネットが長くなりスポーティな外形となっています。
室内長×室内幅×室内高 
先代:1815×1425×1220mm
新型:1805×1445×1210

数字を見ても分かるように
ボディーサイズの拡大は
このデザインを実現するための選択と言えそうです。

横からみた姿はアクセラを更に凝縮した感じで
アクセラが野生動物が獲物を狙う瞬間だとしたら
デミオは「今まさに飛びかかろうとエネルギーを溜めている姿」といった感じでしょうか?
ただデミオらしさは残っており
顔つきはお兄さんと同じように見えますが

真ん丸お目目のようなLED4灯が親しみやすい表情となっています。

お尻のデザインも一見するとアクセラに似ていますが

良く見ると先代デミオにも見えると言う
良くできた可愛らしいお尻となっています(笑)

内装は同クラスの車から考えるとかなり高級感があります。

インパネ部分はソフトな素材で上質な感じで
エアコンの吹き出し口も手が込んだデザインになっています。

細かいところにまで金属調の装飾がされていて部品の構成数も多そうです。

シフトブーツカバーが付いて
シフトノブの台座もグロス塗装されています。

今までならプラスチックな素材の部分も

カーボン調になっていて質感アップが図られています。
これがレザー仕様になると更に高級感が上がるのでしょうね・・・
これは完全にワンクラス上の作りになっています。

ただ・・・

エアコンの下の電装関連の差し込みがむき出しになっているのは残念だな(汗)

シートはホールド感が高くて
コンパクトカーとは思えないゆったりしたドライビングポジションが取れ
決して広くは無いのですが一体感があります。
リアシートは大人が4人乗るには問題ないと思いますが
かなり圧迫感は有りますね。
足元はこぶし一つ位といった感じです。

それでは試乗します。

エンジン音は非常に静かですね!

基本的に先代の物と同じP3-VPS型となっていますが
圧縮比が12.0に下げられているようですね。

踏み込んでみると出だしは少しパワー不足かな?と言う感じですが
スムーズに回りますし騒音や振動は少ないです。

高回転まで回せば当然エンジン音は大きくなりますが不快な雑音とは感じません
ミッションは6速ATのSKYACTIV-DRIVEが搭載されています。
CVTと違ってダイレクト感があってデミオとの相性も良く
動力性能は街乗りでは特に不満を感じないレベルです。

アクセルペダルはオルガン式になっているのですね!
乗り心地はかなり良く
段差を乗り越えた時の衝撃の吸収も上級クラスの車に乗っているようです。

メーターはアクセラと同じものなのかな?
真ん中はスピードメーターで
左側に小さくデジタル表示のタコメーターとギアポジションとなっています。

シフトレバー後方にあるスイッチを操作して「SPORT」モードにすると
トランスミッションの変速タイミングがスポーツモードに切り替えられ
エンジンを高回転寄りに使うようになるようですね。
ただスイッチの位置が運転中に分かりにくいので
シフトレバー辺りに付いていると良かったかもね。

サイドミラーは大きくて見やすいね!
ハンドリングは少しクイックな感じかな?

全体的には出来のいい優等生といった感じ
マツダ車らしい変態性というのはディーゼルに期待かな?

今回のデミオは
今までのコンパクトカーの殻を破った仕上がりになっていると思います
実際注目度も高いようで担当者さんも手ごたえを感じているようです。

先進の安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」も導入され
スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)など
安全性もクラストップレベルとなっています。

金額的には
ガソリン車が135万円から
ディーゼル車は178万円からで
実際ディーゼルを購入しようと思うと200万円を超えて
初代BKアクセラの上級モデルと同じくらいの金額になるようです
個人的にはデミオと言う車は
セカンドカーのような位置づけで
普段の足として街中を走り回る車ってイメージがあるので
ガソリン車でも十分だな!って感じです。
まぁディーゼル乗れば「やっぱディーゼルいいわw」ってなるんでしょうけどね(笑)

ただ問題はマツダコネクトか・・・
デミオでは万全を期していると言っていましたが
基本的にはアクセラの物と変わらずバージョンアップなのですね?
既にバージョンアップでどうにかなるレベルではないような気がします・・・
ただマツコネ全体のコンセプトは悪くないと思うんですよね。
長い目で熟成を待つのが良さそうです・・・
って車の話じゃなくてマツコネの話になりましたが
新型デミオは良い車です!

HVに対してSKYACTIVという翼で対抗したデミオが
今度はプレミアムと言う直球で勝負してきた訳ですが
これは売れると思いますよ(*^∀゜)
Posted at 2014/09/28 22:28:35 | コメント(10) | トラックバック(0) | インプレッション | 日記
2014年03月07日 イイね!

新型レクサスCTに試乗した!

新型レクサスCTに試乗した!私が子供の頃「いつかはクラウン」と言うCMがあったように「トヨタの高級車=クラウン」みたいな、単純な憧れみたいな物がありました。
最近は「白のクラウン=覆面」みたいな、悪い印象もありますが(笑)
そして登場したLexus(レクサス)に対する私のイメージは「何か良くわからないけど、更に高級な車!」と言う漠然とした物でした。

購入を前提として考えた事も無かったので
現実味が無かったというのが正直な所ですが・・・
そんな高級車を販売するレクサスにあって
比較的低い価格帯のモデルにLexus CT200hがあるのですが
私の好きなハッチバックということもあり以前から気になっていました。
それでも一番安いグレードで350万円ですから
実際に購入しようと思うと相当頑張らないといけない訳ですが (・・;)
今回みんカラで「レクサスCTのインプレッションを書く」という企画があったので
今まで縁のなかったレクサス販売店に行ってみる事にしました。(ドキドキ)

駐車場に着くと綺麗なお姉さんが出迎えてくれ
普段マツダディーラーしか行かない私は軽いカルチャーショックを受けました(笑)

■レクサスCTの新しいデザインについて。
これは今回試乗するLexus CT200h Fsportの展示車ですね。

今まで街中で見かけたレクサスCTの印象って
「まとまったデザインのスタイリッシュなハイブリッド」って感じでしたが
こうやって改めて近くで見てみると
スタイリング的にはオーソドックスなハッチバックですが
レクサスらしい複雑な曲線が交わる美しいシルエットの車です。

サイドから見た姿は多少ボテッとした感じはありますが
腰高感は無く無難にまとまったスタイルで
リアドアが小さくフロントドアが大きいデザインは引き締まった印象を与えています。
全長 4,320mm
全幅 1,765mm
全高 1,430mm

サイズ的には現行アクセラを一回り小さくした感じで私のBKアクセラと同じ位です。

今回のマイナーチェンジで「スピンドルグリル」が採用され
フロントフェイスの印象が大きく変わりました。

Fsportは通常のCT200hとは異なり
メッシュタイプのスピンドルグリルが装着されアグレッシブな印象になっています。

私はこのグリルが余り好きでは無いのですが
一目でレクサスと分かる迫力のあるファイスで
「高級感のある顔つき」と感じる人も多いと思います。

リアのデザインは独特で好みの分かれる所だと思いますが
張り出した感じでボリュームのあるエッヂの効いたデザインは印象的な造形となっています。
どっしり感もあってデュフューザーがスポーティーですが「マフラー」が見えないのね・・・
またF-SPORTでは専用のブラックルーフが選べるようになっていてポイント高いです。

■レクサスCTのクオリティについて。
インテリアは「派手さは無いけどスポーティー感もある上品な空間」って感じですね。

ところどころプラスチック感のあるパーツが使われていたり
シルバー塗装が少々チープだったりしますが・・・
手の触れる部分はソフトタッチの素材が使われていますし
メーターフードやセンターインパネ等の各所がレザー張りされていて
高級感のある見た目は「日本車らしい丁寧な仕上がり」が印象的です。
 
ステアリングは皮の質感も良く小径で太さも程よく握りやすいですね。
ボタン類も扱いやすいようにまとめられていると思います

シートはサイドポートが高くホールドも良いですね。
着座位置はかなり低いのですが
その割には見晴らしも良く乗り降りも苦になりません

この展示車のシートは純正のスエード調「ファブリック」(運転席・助手席ヒーター付)で
写真では伝わり難いのですが生地も独特の感じで高級感ありますので
「わざわざ高いお金だして革シートにしなくてもいいかな?」と言う感じです。

またシートの色や内装色は80通りのパターンから選ぶ事ができ
自分の空間として自由にプロデュース出来るのもプレミア感あります。

リアシートはお世辞にも良いとは言えません(・へ・;;)うーむ・・・・
足元のスペースも広いとは言えませんし頭上も余裕があるとは言えないので
ゆったりと座れるという事はなさそうですし
リアのドアが小さいので乗り降りも少し窮屈です。
サイズとの関係から仕方の無い部分もあるとは思いますが・・・

■レクサスCTの走りは体感できましたか?
「高速を走りたい!」と言ったら都市高速を2往復もさせてくれました!(約1時間)
流石レクサスディーラー太っ腹!

ハイブリッドなのでエンジンスイッチを押してもエンジン音がしないのね(笑)
最初はEVのみで走るのですがスルスルと走りだし車内は非常に静かです
ある程度走るとエンジンが始動しますが、変なショックも無くスムーズです。
走行モードは「ECO」「NORMAL」「SPORT」の3つから選べるようになっています。

CT200hの心臓部分は直列4気筒 DOHC 1.8アトキソンサイクルエンジン(99PS)と
モーター(82PS)を組み合わせたハイブリッドシステムとなります。

チューニングは違うと思いますが基本的にプリウスのエンジンと同じものです。
エンジンとモーターを単純に合計すると181PSとなるのですが
実際のシステムでは最高で136PS(グロス)となります。

SPORTモードに切り替えて思い切りアクセルを踏み込んでみました。
低速からの加速はおっ!」と思いましたが
これがレクサスのF-SPORTと考えると少々物足りないですね・・・
レスポンスは悪くないのですが全体的にはパワー不足な感じです。

ハンドルは軽すぎず適度な抵抗があり私好みで
ボディー剛性は高くてガッチリした感じで遮音性も高いです。
サスペンションはフロントが「ストラット」リヤは「ダブルウイッシュボーン」となっています。
足回りはかなり堅めですが道路の継ぎ目を超えた時の不快なショックは無く
しっかりと吸収する感じでスポーティーな味付けになっていると思います。
特にリアの跳ね方というか衝撃の吸収は独特ですね。

パドルシフトはDモードでもマイナス側を操作すればシフトダウンできるので
エンジンブレーキを積極的に使えます。
ブレーキはエンジンブレーキを利用して充電するHVの特徴らしいですが良く効きます!
慣れるまで自分の運転が下手になったような錯覚になります(笑)

■ほかにも、これはと思った部分をレポート願います!
メーターは液晶表示になっているのですが
モードの切り替え「ECO」「NORMAL」「SPORT」によって照明の色が変わります。
 
そして面白いのが左側のメーターで
この部分がタコメーターに切り替わります。

スポーティーさを意識した演出だと思いますが凝ってて好きです(笑)

またメーター内にはナビディスプレイと連動するインフォメーションディスプレイが付きます。

ナビ回りの使い勝手は中々いですね!

ポップアップ式のSDナビで起動は早いです。
普段サイバーナビを使っている私から見れば多少表示が寂しいですが
地図は自動更新でナビからWEB検索して目的地に出来たりして凄いね・・・

ナビ操作はリモートタッチと言われるマウスのような物で行うのですが(写真下)

反応は素早くタッチ画面でないので運転中でも操作しやすく画面に指紋が付きません。
ナビのメインである目的地を探すときに少し慣れと時間が必要ですが
ハンドルに付いているボイスコマンド入力ボタンを押して「オーナーズデスク」と言えば
車に付いている通信機器でレクサス専用のオペレーターに24時間365日繋がり
目的地の検索やナビの目的地設定を行ってくれます。
そして希望があればレストランやホテルの予約まで代行で行ってくれるそうです。

オーディオには純正で「レクサスCTプレミアムサウンドシステム」という
竹炭プラントオパール樹脂振動板という物を使用した10スピーカーシステムが付くのですが
車内の静かさもあって包まれるような感じのいい音だと思いました。
ハッチバックなのでトランクは結構広さがありますが
車内の収納スペースは少ないですね・・・

以上がタイアップ企画の記事になりますが最後に私なりの感想を・・・

このCT200hという車は全体的には良くできた車だと思うのですが
F-SPORTでオプション含めると500万円以上になってしまいます。
仮にその金額をポンと出せる余裕があれば
私は迷う事なくVolkswagen Scirocco(シロッコ)を購入するでしょう。
それは「CTが魅力的でないから」という事では決してありません。

今回レクサスディーラーに行って感じたのは
Lexusの魅力と言うのは「サービスも含めたトータルの質の高さ」だと言う事です。
受付の女性や営業の方の対応は丁寧でサービスの質も非常に高く
まるで高級ホテルのフロントのような接客でした。
 
そしてレクサス購入者が利用できるオーナーズラウンジオーナーズデスク
更に言えばG-Securityと言うサービスでは
「鍵の締め忘れ」「窓の締め忘れ」「ランプ類の消し忘れ」「盗難などの情報」を
携帯に知らせてくれるのです。
このシステムでは仮に窓を破壊された時にはクラクションが鳴り
オペレーターから携帯に電話がかかってくるようになっています。
そして万が一車が盗難されてしまった場合には
GPSで車の位置を把握し警備員を現地に急行させるようになっていたりします。
このような至れり尽くせりのサービスなど付加価値も含めた物だと思います。

ただレクサスディーラーって非常に少ないのです。
元々大量販売を考えた車じゃないので仕方のない部分はあると思いますが
私の家から一番近いディーラーまでは片道30分以上掛かります。
それでは何か困ったからと気軽に行く事は出来ません・・・
それに車なんて言う物は多少不便で手がかかる位の方が可愛い物ですよ(笑)
まぁ本当に余裕のある人はそんなこと考えないかもしれませんが
普段用事が無くてもディーラーに行って暇つぶししている私からは考えられません!
これが私の評価です(笑)


※この記事は新型レクサスCTに試乗した! について書いています。
Posted at 2014/03/07 20:44:06 | コメント(8) | トラックバック(0) | インプレッション | タイアップ企画用

プロフィール

「@そらたま さん、新潟県の業者さんで、不要車などを買い取ってパーツで販売してるようですね。なので、そういう事なんでしょうね。せめて車としての価値の分かる人の手に渡れば良かったですね…」
何シテル?   05/20 09:17
私のページにたどり着いた方の参考になるように 「パーツレビュー」は出来るだけ客観的に詳しく! 「整備手帳」は作業の参考になるように分かりやすく! と言う事...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

エンジンカバー塗装 (前半) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/03/14 08:40:59
ピアノブラックの傷が気になったので・・・ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/01/15 20:40:50
ワンオフ シート張替え(オーダーシート) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/01/11 00:16:09

愛車一覧

マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック) コウやん専用ザク (マツダ アクセラスポーツ(ハッチバック))
平成20年3月に納車された ストーミーブルーの『AXELA Sport 20HS』です。 ...
三菱 FTO 三菱 FTO
三菱FTO(エフティーオー) GR Limited 私にとって最初の新車です。 テレビ ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation