
最近、新しいレーダー探知器が欲しいな~
なんて思って色々調べてました。
皆さんも付けてる人は多いと思いますが、メーカーのHPを見ても色々種類があって、どれを選べば良いのかさっぱり分かりませんよね(汗)
しかも、買ったは良いけど機能が沢山あって、どれをONにしてればいいのか・・・ 全てONにしてたらウルサくて仕方ない!って経験も多いと思います。
そこで、私が色々と調べた事を書いてみたいと思います
まぁ、折角調べたので残しとこうという位の感じなので
興味のある方は読んで見て下さい。
そもそも『
レーダー探知器』とは
レーダー式速度測定器(オービス等)から発射されるレーダー波を受信したり
取締りの無線を受信して警報を鳴らすものです
最近のレーダー探知器はGPSが付いたものが主流のようですね
中にはナビゲーションが付いたりしてる物もあるようです。
まず、最も厄介な
移動取締りについてですが
俗に言う「
ネズミ捕り」ってやつです・・・(うд≦●)
最近では
ステルス式と呼ばれる物が主流です。
これは、
違反車両を狙い撃ちするもので
違反車と思われる車が来ると数秒間だけ電波を発射します。
ステルス対応形のレーダー探知器は
このときのシャッターから漏れる、微弱な電波をキャッチして警報を鳴らします。
取締りの直前になって探知器が反応したと言う経験をした人も多いと思いますが
それがこれで、以前のようにレーダー波を出しっぱなしと言う取り締まりは少なくなりました。
◎オービス
オービスというのは道路の脇などに接地されてる無人の速度取締り装置で
速度違反の車が通ると
その車両の速度測定、ナンバーブレート、運転者の顔を撮影します。
このオービスには沢山の種類があって
通常のレーダー探知器で探知できるものもあるのですが
年々探知しにくい物に切り替わっています。
探知できない代表的な物は、下の2つです。
①ループコイル式
カメラ手前30~40mの地面に埋め込まれた2ないし3ケ所のループコイルがあり
車が通る瞬間の磁気の乱れの時間差を利用して速度を割り出すものです。
しかし、ループコイル式は撮影がフィルム式のため
運がよければ、フィルム切れと言う事があります。
②LHシステム
現在、増殖してる最強のオービスです。
LHシステムのLはLOOP(ループ)のLの事で
新Hシステムのループコイル版なので
Hシステムのレーダーをループコイルに置き換えた物ですが
ループコイルのため電波は出さないし
こいつの場合CCDによるデジタルカメラでデーターを転送するため
フィルム切れはありません(泣)
これらについては、レーダー波や電波を出さないので通常のレー探では対応できません。
接地形のオービスについては
設置路線には「
警告を示す看板」が事前に設置してあるので
これに注意するか、GPS式の位置情報に頼るしかなさそうです。
このように、最近では、どんどん新しいシステムに置き換えられており
レーダー波を受信して警告を出すのは、ほぼ不可能になりつつあります。
ステルス対応のレーダー探知器もありますが
前を運良く他の車が走ってれば
その車に出した物を探知して警報を鳴らしてくれるのですが
それが自分に向けられた物の場合
「
ステルスです!」と反応したときは
すでに計測された後と言う事もあるようです。
しかし、これでは「
撃沈されました・・・」と同じですね(汗)
◎カーロケ機能
警察車両等の現在位置や活動状況などを
通信指令センターの地図にリアルタイムに表示するシステムの事です。
カーロケ機能の付いてる物は
この電波を捉えることで、パトカーの接近などが分かるようになってて
以前は覆面パトカーの接近などにも有効だったのですが
現在では一部の地方を除いて、
新型カーロケに以降しています。
この新型カーロケを探知できるレーダー探知器は現在無く
今後も出ないと言われてます。
その理由は、ここに書くと長くなるので、簡単に書きますが
これに対応するためには
システムが複雑になるため、コスト的にも不可能だろうという事です。
◎デジタル無線受信機能
警察無線などを傍受して警報をならすものですが
レー探で探知できたのは以前のMPRデジタル車載無線で
現在では、APRデジタル車載無線に変わっています。
これは、レー探では探知できないシステムになってて
このAPR方式を解析するためにも、複雑な回路が必要になるので
これを探知できる時代は来ないであろう・・・と言われてます。
一部の地域では、未だに以前の無線が現役の所もありますが
今後もどんどん移行して行くと思われます。
したがって
「デジタル無線受信機能」はほぼ使えない機能と思われます。
ONにしてても、トラック無線などに反応して、誤報が増える可能性がありますが
一部使用してる所もあるので、全てが誤報とはいえないかな・・・
ということで、レーダー探知器の性能は現在頭打ちの状態で
今後も大きな性能向上は無いだろうと言われてます。
これからは、別の付加価値をつけていく方向に向かっていくと思います
たとえば、最近ドライブレコーダーを内臓した物が一部ありますが
このような物が今後は増えていくような気がします。
したがって、現在レーダー探知器として最も重要な機能は
GPSによる自動速度取締りの警告ということになります。
レーダー探知器としての性能では
現在出てるGPS式の物ではどれを選んでもそれほど変わらないようです
アクセサリー感覚で、見た目の良さや、使いやすさで
気に入った物を買えば、問題ないようです。
それと、GPS機能についても
位置データをインターネット経由で更新できないと意味がありませんよね
だって、新しく接地されたオービスの情報なんかは更新しないと分かりませんし
警察も考えて、すでに取り付けてるオービスの設置場所を移動させたりする事もあります・・・
あと、取締りエリアの情報なんかも有難かったりしますよね。
しかし、私のつけてるユピテルのレー探は、この更新が有料なんですよね!
コムテックやセルスターは無料なのにな~
と思って調べてたらユピテルも有料だけど100%ポイント還元になってる(汗)
こりゃ、その内、完全無料になるかも (爆)
高かったし、もう少し我慢しようっと・・・
と、いう事で無駄遣いは、暫くお預けになりましたとさ!
そして最後に、どんなに高価なレーダー探知器をつけてても
「
おまもり」程度に考えるのがいいようですね・・・
安全運転を心がけるのが大事なようです(笑)