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イイね!
2013年11月27日

新型オデッセイに試乗しました






先日の日曜日、お世話になっているDラーに行ったときに新型オデッセイの試乗車があったので試乗させてもらいました。






試乗車のグレードはABSOLUTE(EXじゃ無い方)の7人乗り仕様で「プレミアムクレードルシート」が装着されているモデルでした。




新型の顔は、全車種共通でライトからつながる巨大なフロントグリルが特徴ですね。さらに、アブソルートのグリルはバンパー下部まで大きく切れ込んでいて、ボディの大きさと相まって迫力が増しています。
そしてメッキパーツとLEDのアイラインまで装着。最近のホンダがよく使うデザインですね。(どうしてこうもゴテゴテと飾り付けるのか・・・)








リアのコンビネーションランプは凝っていますが、派手目なフロントに比べて、まとまりがあって良いです。

















ほんとにデカくなりました。
初代も割と背が高かったですが、それでも先代までは乗用車風のミニバンで、そのスタイルとパッケージングに人気があったと思うのですが、新型はまんま「ミニバン」。思い切ったスタイルの転換は賛否あるでしょうね。











室内はさすがに広いです。横基調デザインと黒木目調のパネルで落ち着きがあります。
クッションの厚いシートは座り心地が良く、疲れにくい印象でした。











7年乗りの2列目の広さは贅沢な空間ですよね。まだ後ろに下げることが出来るのですが、それでもこれだけの空間ができます。こちらのシートもクッション性がよく、ぐっすり眠れそうです(笑)


















一つの売りである「プレミアムクレードルシート」ですが、オットマンはなんとバネ式でした。シート横のレバーを引くとバネの力で跳ね上がり、下げるときはレバーを引きながら足の力で押し下げる必要があります。前後のスライドも背もたれの角度も手動式。電動式にすると価格が跳ね上がるのでしょうが、せっかくの贅沢装備なので、そこは削らなくても良かったんじゃないかと思います。


このシートは運転する人にとっては全く恩恵に預かれない不要な装備で、かといって金持ちや偉いさんがわざわざ手動式のイスを選ぶとは思えない。いったいどれほどの需要を見込んでいるのでしょう?











ラゲッジは、大きな開口部と張り出しの少ない形状で、使い勝手は良さそう。






3列目シートは、持ち上げるときに少ない力で済むようにスプリング(?)でアシストされるのですが、手を離すとそのまま浮き上がってしまうので、シートをロックするのにこのようなフックが用いられています。






先代モデルがどうだったかは知らないのですが、もうちょっとコストをかけてフックを使わずにロックできる仕組みに出来なかったのでしょうか。












テールゲートの取っ手は、パワーテールゲートの設定が無いのにスイッチが付くような形状になっていました。













テールゲートは意外にも軽い力で開け閉めできるのですが、完全に閉めたときの感触が薄くて半ドアになりがちです。オートクロージャーが無いので、自分では閉めたつもりでも閉まってないってことがよくおこります。




















ダッシュボード部分のメッキは程よいアクセントになって悪くは無いと思いますが、セレクトレバーの台の部分はメッキじゃ無い方が良かった。













ミニバンでは標準装備になっている、左前方の死角を見るためのミラーも非設定でした。それほどコストがかかる装備とは思えないのですが、これでは安全面で劣りますね。








それでは、試乗した感じはどうでしょう。




ゼロ発進からの加速はアクセルを軽く踏み込むだけでスルスルと加速していき、1,800kgの重量を感じることなく流れに乗る事ができます。2.4Lの排気量でレギュラーガソリン仕様ながら、低速域からトルクがしっかりと出ている感じで、うまく味付けされているようです。
交通量の多い一般道での試乗だったため急加速を試すことはできませんでしたが、普通の街乗りでは非力さを感じることはありません。




オーディをを切って試乗しましたが、外から入ってくる音はうまく抑えられていて車内は静かでした。エンジン音も気にならない。




ごくごく低速でブレーキを踏んだときにカクカクという動きが気になりました。おそらく、これは試乗車のクセか、ブレーキのアタリが出ていないからだと思います。普通に走って止まるという場面では気になりませんでした。




アブソルートの足はかなり固めで、路面の凹凸をよく拾いゴツゴツとしたショックが直接伝わってきます。ファミリーユースを考えた場合、同乗者には不評でしょう。普段、TEINの車高調を一番堅いところから3段戻した状態に合わせているアコードワゴンの方がフラットな乗り心地で、固めの足に慣れているワタシでさえ不快に思いました。


新型のボディ形状からは決してスポーティに走らせる車というイメージは感じられないのですが、そういう位置付けを考えると、やりすぎ感が否めません。




ステアリングは軽めでクルクル回ります。(笑) きつい言い方をすれば蛇角が伝わってきません。
さらに、ボディが大きいからかリアの脚の動きが分からず、4輪で走ってる感じがつかめませんでした。
良い言い方をすれば「運転が楽」(笑)




総じて、足回りで感じた不快感を除けばとても良くできていると思います。
代々オデッセイが踏襲してきたイメージを一新した新型は、先代ユーザーにどのように受け取られるか意見が分かれるところですが、他社で人気のミニバンのライバルに十分なり得ると思います。

ブログ一覧 | 車関係 | クルマ
Posted at 2013/11/28 00:21:11

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この記事へのコメント

2013年11月29日 0:27
新型オデ、
この前の浜名湖の時にどなたかが

リアコンビの下半分を隠すと旧エリ、上半分を隠すと旧オデ

と仰ってた記憶があります。

うん、こうして見てみるとたしかにそうかも、っていうかそっくり!(笑)


Dで先行展示してる時に見せてもらいましたが、
アルファードやエルグランドと比べると随分車高が低いなあと思いました。
そこらへんはやはりホンダだからなのでしょうか??
コメントへの返答
2013年11月30日 20:50
確かに。
言われてみれば両方を合わせたようなデザインですね。ホンダは、フロントは思い切ったデザインを取ることがありますが、リアのデザインは下手な方だと以前から思ってます。

車高は他メーカーのライバル車と比べると低いですね。でも、床面はホンダ得意の造りでかなり低く抑えられているので、室内高は十分確保できているんじゃないかと思いますね。
どこから見ても、一目でホンダと分かる車でした。
2013年11月29日 1:55
二列目シートは電動にすると重量が嵩んで燃費に影響するからでしょう・・・(^_^;)

三列目のフックはステップワゴンと同じですね。ゲートの取っ手は5代目流星号と同じに見えます。

自社の技術や部品を上手く流用してコスト削減に繋げていますね。(^_^)

ただそれが判ってしまうと、ちょっと残念な気持ちになってしまうのはナゼでしょう・・・
コメントへの返答
2013年11月30日 20:57
そうか。そう言う理由もありますね。
重量増による燃費の悪化と走りへの影響は、ユーザーに嫌われますからね。

三列目のフックはステップワゴンと同じなんですね。確かに自社の技術を流用することでコストを抑えられるので、その分開発費が抑えられたり他の装備にまわせますね。

車各が上がって高級車の部類に入った、という私の先入観があったので、辛口の評価をしてしまったようです。(x_x;;
2013年11月29日 11:36
見れば見る程
オデッセイじゃなくラグレイトですね!?
(^_^;)
コメントへの返答
2013年11月30日 20:58
大きさ的にはエリシオン、見た目はラグレイト。

私には高級車に見えます。(^_^;;
2013年11月29日 18:57
初めまして!

私もみましたが、室内は確かに広かったですけど、装備や価格に関しては不満ですね。Lクラスなら、
それなりの贅沢さがゆとりがあれば。せめて、ここまでするくらいなら、初代や2代目の頃にあったV6
プレステージのようなコンセプトでやって欲しかったです。
コメントへの返答
2013年12月1日 21:29
ボアハムさん
いらっしゃい。

装備については私も同じような見解です。このクラスの車は贅沢品の部類と思うのですが、その割に至る所にコストカットが目について、正直「欲しい」とは思えませんでした。

V6プレステージ、友人が以前所持してました。
今はどのメーカーも経営状況が厳しい時ですから、明確な戦略が立てられないと保守的になっちゃうんだと思いますね。
2013年11月29日 21:48
このオデッセイ、かなり先代モデルとは雰囲気を変えてきましたね!
先代モデルが売れ行きで完全に失敗してしまったので今回のオデッセイは
ミニバンらしさをぐっと上げたのでしょう。
デザインなどは本当にエリシオンとオデッセイの中間って感じですね(笑)
内装はもう少し先代までの未来的な感じが欲しかったような気もしますが
質感はかなり上がっているみたいですね~。

足回りやエンジンはホンダらしさを表しているのだと思いますけど、この質感で
固めの乗り心地となるとちょっと違和感はありますね。


しかし、アブソルートでもレギュラー仕様になったのはとても魅力的だと思います。
今回のオデッセイ、売れてるのはほとんどアブソルートらしいですよ!!
コメントへの返答
2013年12月1日 21:59
完全に先代のイメージ・コンセプトを捨てましたね。先代までのオデッセイが好きだった人には残念でしょうがないでしょう。

>売れ行きで完全に失敗
それでもCM/CWよりは売れてますけど・・・
ホンダにとっては、それでもダメだったんですね。

このクラスのミニバンは、もっと乗り心地が良くてゆったり乗れるものだと思ってましたが、これほど突き上げが酷いのはなんか違うな~って思いました。

全車レギュラー仕様はお財布にも優しいですね(笑)

アブソルートの方が売れているんですか?
ちょっと以外・・・
2013年11月30日 23:28
こんばんは。

早速の試乗記、なるほど~と思いながら読ませていただきました。この試乗記でびっくりしたのは後席のオットマンが手動だったこと。まぁ私は手動でも構わないのですが、恐らくこの手の装備を好む方は結構ガッカリされる気がします。確かにオデッセイと言う車からすると、すでに価格も重量もギリギリいっぱいのところなんでしょうけど、ちょっと寂しいですね。

私は運転席には座りましたが試乗はしませんでした。なぜかこのオデッセイには興味が沸かず・・・。初代に近いコンセプトなのかと思いきや、乗用車ライクなところはまるでなくなり、すっかりただのスライドドアのミニバンになってしまいましたね。オデッセイじゃなくエリシオンですよね、この車は。オデッセイは後席でもドアの肘掛なんかもあってそこが乗用車っぽくてよかったけど、スライドドアのドア内面はなんとも味気ない・・・。

この大きさと豪華さならV6積んでエリシオンで売ったほうが分かりやすいものがあったのに。名前と車のキャラが合ってません・・・
コメントへの返答
2013年12月1日 22:40
こんばんは。
ワタシの拙い文章が参考になりますでしょうか・・・

オットマンに関してはワタシも試乗するまでものすごく期待していて、座った瞬間ガッカリでした。これだけ立派なイスだと当然電動だと思いますよね。

オデッセイの名前で出て、それがでっかい1.5BOXに変貌したので、どのように進化したのか、という期待値が大きかったのかもしれませんが、エリシオンの後継という感じで、仰るように名前と車のキャラにギャップがありすぎでした。そして、至る所に目に付くコストカットの痕跡が高級車らしからぬというか、もし自分が所有したと仮定して果たして喜べるか?と疑問だらけな結果になってしまいました。

テレビCMでも高級車っぽく宣伝しているので、ホンダを代表する車格に仕上がってて欲しかったと思う気持ちもあります。

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