KSR110 排気ポート加工
1
バルブシートリングにピントを合わせた。
2
バルブガイドにピントを合わせた。
写真に撮ってみるとまだマシですが、実際に見ると細かい傷やリューターで削ったなだらかな凹凸が消し切れてないです。
鏡面具合だって、まぁ、いつもの『大体鏡面っぽい仕上げ』だし(笑)
よくネットにアップされてるようなピッカピカのポートには仕上げる事はできませんでした。
でも。、まぁ、実用上は問題ないレベルだと思います。
3
バルブガイドの向かって左側面にピントを合わせた…
…んだけど、なんかボケてる(笑)
ここら辺、鋳造跡の巣穴がうっすらとスジ状に残ってます。
4
バルブガイド向かって右側。
実はこっち側も巣穴がうっすら…(笑)
両方とも、削ろうと思ったら削れたんですが…
内径が広がると流速が落ちやすくなるので、それを嫌って内径の拡大は最小限。
画像③側では、巣穴は奥行約16mm地点まで消える程度にテーパー形状で内径を拡大。
画像④側では約5mm程度まで巣穴が残り、外端に向かってラウンドテーパー形状を作りました。
この整備手帳の写真からしたら、バルブガイド左側のRや内径を広く取り、バルブガイド右側のR・内径を狭目に取り、全体的にバルブガイド左側の流速を上げるように形を作ってみました。
元々そのようなポート形状だったのを、更に明確に成形したような感じですね。
当然ですが、ガイド左右側ともに純正形状よりは最大流量を確保できるであろう形状としています。
5
ポート出口は約20mm。
だいたい目分量で削りましたが、その割には…
まぁ、十分良い形状になってるんじゃないかな?(笑)
完全に自己満足の世界♪♪
6
最後。
エキゾーストガスケットを当てた状態。
この度は、エキゾーストガスケットにピッチリ合わせた仕上がりは狙わず、排気ポート全体をテーパー形状で仕上げる事を最優先して仕上げてみました。
理由としては…
KSR110の純正ガスケットが潰れた状態は約4mm。
最大限ポートを削ったトコロでせいぜい22mm。
ポート端から4mm後には内径27.2mmのエキゾーストパイプが控えてる。
4mmの行程で5.2mmの内径拡大が起こる訳で、剥離が起こらない訳がない。
…なので、ポート・エキパイ間で空気の剥離が起こる(流速の低下)が起こる前提で組まざるを得ない。
そう考えると、低回転域から高回転域まで、ポート内で燃焼ガスの剥離が限りなく起こらず、排気ポート部分の掃気が確実に行われるであろう形状が望ましいんじゃないか?
バルブが開いて新しい燃焼ガスが排気ポートに流れ出る際、可能な限りポート内を負圧(低圧)に保てるよう、空気の剥離が起こらぬよう、薄く奥まで続くテーパー形状を最も重視しました。
まぁ、理屈と実際は…
試してみないと分からないですね(笑)
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