さっぶぅ！

「さよなら」

何故かフラレるシーンで目が覚めた。
10:30。

そして、何故か寝覚めはすこぶる良い。

新しい一日が始まった。

昨夜バンナ.ちゃんに「会いに行く」と電話した直後、スズキの女の子（リンク先の最後の1行）に会いに行く予定を思い出し、すぐにまた断りの電話を入れた。

今日は雲を貼り付けて、タービンの慣らしがてらスイフトの試乗だ。

小さな雲の貼り付けなんか、下地にワックス吹いてからでも1分で終わる。
そんな事より、着込んだりボディーカバーを剥いだりといった「出かける準備」の方がよほど時間がかかった。

きれいに貼り付けた雲で、テール部のArtは完成。
ボンネットはまた次の機会。

スズキに着くと、件の女の子が、飛びきりの（営業）スマイルで迎えてくれた。
「キャー！　これが1号車なんですか？　見た事無いですぅ！（*^_^*）」

何だかんだとキラキラした目で聞いてくる。
こっちも女の子が嫌いなわけじゃないので、色々愛想良く受け答えして、ここに来た言い訳理由であるスイフトに試乗。

が、
乗った途端に嫌になった。

というのも、
シートの先端が、クラッチ操作の度に膝の裏に当たる。
シート後端（お尻の部分）が調整出来るようになっているんだが、先端は高いまま。

結局、好みのポジションに調整できないと諦めた。

「ごめん、スイフトは無いわ」と、さよならを告げたのは、現実の世界ではオイラだった。

その後も当て無く走り続け、小雪降りだす中100kmほど走って今日の慣らしは終了。

ついでに紳士服店に寄って、あの女性店員を探したが、今日は休みなのか見当たらない。

結局今日は、震えただけか。
「寒い」という言葉を、走りながら何回言った事だろう。。。