
ドカの乗車姿勢はかなりキツい。167cm(健康診断の時、1cm縮んでた orz)の僕の身長のせいもあるんだろうが、ハンドルが「低いと言うより遠い」と感じる。
スズキやアプリリアのリッターSSは、これに加えて更にシートが高く、昭和体型にとっては(毎回言ってる)いざという時足が届きにくいのはハンディになる。
その点ドカは、実質的に単気筒と同じエンジン幅なのでシート幅が狭く、足つき性はかなり良い。
両足のつま先が地面に届く。
BMWのS1000RRはと言うと、さすがに4気筒はドカよりも幅が広めで、片足のつま先がギリ。ドカよりやや起きた姿勢で乗れるので、走り出してしまえばドカより楽。だが試乗車は初期ロットで、ニュートラルに入れ難い(現在は改良されているとのこと)ので、信号待ちでニュートラルを探して2と1を行ったり来たり。「片足つま先」を余計に意識した。
時を戻そう。
「ガソリンが無いんで、ちょっと足しときます」とサービスマンがバイクを押して行く。
「あれ、テールランプが無い!」
何とこのバイク、いわゆるウインカーがテールランプの役目も果たし、常時赤点灯。ブレーキを掛けると強く点灯。ウインカーを出すとオレンジ点滅となる。
車のサイドミラーがCCDカメラでもOKとなる、今日この頃。
時代は変わった。
エンジンを掛けると、カラー液晶がタコメーターをメインで表示する。ところが半分くらい赤。車のMシリーズと同様に、エンジンが暖まるに連れてレッドゾーンが上がる仕様だ。(@o@)
アイドリングではメイン配管をバルブで塞ぎ、排気音量を絞るよう設計されているので、想像より遥かに静かだ。
適当に暖まるまで、走行モードの説明と電子ディバイスの説明とかを聞く。「ウイリーコントロールも付いていますので、ガバッと開けても20cm位しかフロントが上がらないようになっています。周りが空いていたら、試してみてください」
いや、おじさんはそんな無茶しませんよ… ^_^;
色々と説明を受けてまたがり、クラッチを繋ぐ。明らかに低速トルクが細い。ドカの「1発ずつの爆発を感じるトルク感」と比べるまでもなく、スズキやアプリリアより薄く感じる。これは思い切り上にパワーを持ってきているためと割り切り、別にエンストする訳でもないので(半クラは長めだが)良しとする。
交差点を曲がる位のレベルだが、全くクセがない。転ける気がしないと言うオーナーが多いらしいが、全くもって同感。ポジションも良いし、すごく素直に動くので、転ける気がしない。
さて、ちょっと跨がってポジションだけ確認させてもらおうと思ってたのに、試乗出来て、良さが分かってしまった。
しかし、旧型なら何とか買える値段だが、新型になるともう100万円高い。
ちょっと高いなぁ。でも楽なポジションと乗りやすさは魅力的。
そうそう、バックミラーもちゃんと使える(ドカは見えない)。
どうしよう。
うーん、マンダム。
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2021/01/30 12:57:13