2011年05月16日
復興の財源を確保する手段の一つとして、増税が検討されているようです。
特に注目されているのは、消費税。
かつてこの制度が導入される時、オイラは「みんなが等しく払う税金」と考え、賛成しました。
どうやら人間というものは時間の経過と共に知恵がつくものらしく、賛成していたはずのオイラも、少し疑問を持つようになったのです。
「ホントに平等なの?」
近頃、東電の社長の給料が明らかになりました。
年収7200万円‼
(◎_◎;)
かたや「年収200万時代」という言葉が、まるでキーワードのように週刊誌を賑わしていました。
年収の違いは、才能や、生き方や、いろんな条件が折り重なって発生するものと思うので、ここでは議論しない事とします。(才能溢れる貧乏絵描きという友人もいますが、あれは完全に「生き方」ですねw)
さて、消費税を考える時、オイラが思っていた「平等」なのかどうかという観点から見ると、
年収200万円の人は、間違いなくその全てを使い切るでしょう。
この人が負担する消費税は、年収x消費税率の100%(現在の税率では5%)です。
では、年収7200万円の人は、その全てを使い切るでしょうか?
仮にその年収の半分を使い、半分を貯蓄に回したとします。
この場合、この人が負担する消費税は、年収x消費税率の50%(現在の税率の半分で2.5%)です。
ここに消費税の不平等さを感じるのです。
いろいろ混ざると話がまとまらなくなるので、ここでは他の税金(煙草税や酒税、所得税や自動車税ほか)についても言及しません。
難しい話だとは思いますが、みなさんも一度考えてみては如何でしょうか。
Posted at 2011/05/16 22:53:41 | |
トラックバック(0) |
日常 | 日記