
身体的な事情から、ちょっと変わったものを試乗した。
退院に合わせて、公営施設から無料の車いすを借りていたのだが、かまぼこ状の路面の傾斜に引っ張られるやら、横断歩道と歩道との間の1~2cmのブロックにつんのめるやら、第一、上半身の筋肉がついて行かない。
そこでお金の力を借りて、電動をレンタルすることにした。
『電動車いす レンタル』と検索すると結構な数が上がってくるが、場所的に近い2業者が提案するものから、以下の条件で抽出。
第1に、マンション住まいのため、折りたためなくてはならない
(最初はシニアカーも土俵に乗せていたが、1つ目の条件で蹴られた。車いすよりスピード出そうだから、通勤経路の鉄道各社と交渉して、乗せてもらえるようになったが、相方にダメ出しを食らった)
第2に、軽い事
(100kg近い重量級のシニアカーとは異なるが、万一バッテリーが切れた時には、押すか漕ぐ必要がある)
第3に、出来ればスマートに積める方が良い
(この条件が一番厳しかった)
そうやってジャストサイズを見つけたが、2015年に生産終了したモデル。
https://www.yamaha-motor.co.jp/wheelchair/lineup/discontinued/townyjoyx/
バッテリー残量表示は、四角いランプが消えていくもの。
乗ってみると、なんか遅い。積載荷重(?)を75kgに制限してあるモデルだからか、フレームはすごくしなる。でも、比較するモデル経験なし。w
約3時間かけて5㎞ほど乗ってみると、モーターの過熱とともにスピードが落ちて、トルクも不安定になるような。。。
この辺りを説明して、業者の方にメーカー見解をもらってくるようお願いした。
次に、現行モデル。
https://www.yamaha-motor.co.jp/wheelchair/lineup/active-plus/
こちらの耐荷重は100㎏。バッテリー残量表示などが液晶になっていて、いかにも新しいが、やっぱりかなりしなる。
お年寄りや病人をゆっくり運ぶものだから、軽さ優先なのかもね。これ以上はカーボンモデルやスポーツ用か?
しかし、新しいモデルだけあって、こちらは出足が軽い。
でも遅い。( ;∀;)
業者に確認したら、レンタルモデルはMAX 4.5km/hに制限してあるとか。
こちらは長距離乗ってないから何とも言えないけど、駅ビルを歩くおばちゃんに、ついて行くのがやっとの速度。
まぁ1~2か月お世話になるだけだから、魔改造など考えず、我慢しましょう。
ちなみに、スマートの後ろに車いすを載っけると、買い物ができないどころか、バッグは膝の上に置く宿命。。。
ところで、今日の明石はドピーカン。
セブン以上にオープンな奴なので、露出した部分が真っ赤っか。^^;
追伸:
ふと思ったが、このしなりは接地性も考慮してのことなのか?
Posted at 2019/06/03 22:02:41 | |
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