yooky17（ゆうき）のブログ一覧

何度この作業を行っただろう。

今回の目標は、「楽が出来る工具をそろえる」。
ついでにレーシングシートを付けて足つき性が悪くなったので、リアをローダウンする予定。
このローダウンのための8mmロング六角レンチソケットが必要だったので、とりあえず1本発注。次はこれまで普通の六角レンチで何度も持ち替えてやっていたマフラーマウントの右前のキャップスクリューを外すため、6mmのロング六角レンチソケットを注文した。

忘れているカプラーの外し方（今日も1個外すのに20分くらいトライ＆エラーをやった）とか色々あるので、メモして…
いや、写真撮るくらいで終わりだな。ｗ

彫刻速度を変えて、色々試してみた。
左から、70mm/min、100mm/min、40mm/min。一番右は別物の二硫化モリブデングリスだから対象外。

100mm/minがたった5分ほどで終わったので70mm/minを試してみたら、思いのほか時間がかかった（50分）。
100mm/min（最大速度）はバグ入ってるのかな？

前回40mm/minで濃過ぎる位と思っていたが、パーツクリーナーかけて指でこすったら、写真のように薄くなってしまった。
100mm/minはあっという間に落ちたので、70mm/minをこする時は優しくしておいた。

やっぱ「半導体レーザー＋レーザー彫刻スプレーの代用品」の限界かな…

そんでもってドカ弄りながら50分も炊いたから、ガレージ内にグリスの焼けるにおいが充満して、肺に悪そうな白い煙が漂っているのも見えるほどになってきた。
慌ててガレージのシャッターと窓を開けた。

「お、2000GT」
対向車を見た頭の中に浮かんだ。

その車はUターンして、後ろから僕を追い抜く。
白いボディーに白いナンバー、そしてナンバーの漢字は1つ。
YAMAHAのHPには「市販車第1号が完成したのは1967年2月のことだった」とあるので、車齢は50代。

チラリと見えたドライバーもお年を召した方だったので、きっと「終の車」の中の1台だよね。

明石市大久保のオートファクトリー好美さん、外装がアルミ（初期）のウエストフィールドを展示していたが、暫く背の低い展示場は空っぽだった。
ところが今日通りがかると、以前はアルミだったボンネットが黒色になって、また展示してあった。

またゆっくり行ってみたいな。

そしてその少し東にも、セブン発見。
写真は撮ってなかったのでGoogle mapsで徘徊してみたら、カーライフドクターあかしこがたさんってとこにも1台転がっていた。
こっちは雨ざらしでバネも錆びていて、まるで「レストアベース」（私見です、違ってたらごめんなさい）。

でもあぁいうオモチャ買って、コツコツいじるのも良いかも。^^

クラウドファンディングで買った5Wのレーザー彫刻機を使って、色んなものにロゴを彫刻をしてきたが、磨きのステンレスやそれに近いテカテカしたものはレーザーを反射してしまうため、いくら動作速度を遅くしても、また出力の大きな装置を持ってきても彫刻できなかった。

最初に製品の製作を依頼したのは、梨地の素材で加工してくれる業者が作ってくれたものだった。だからそれにレーザー彫刻した。
梨地の反射は弱い。出力の低い半導体レーザーでも、茶色く、ある程度深い彫刻が出来た。

それが自分の基準になった。

やがて別の業者と付き合うようになり、別の素材での製品が提供された。
現在働いている業界では、指定する素材名に肌は記載しないのが普通だった。だがその業者が作ってきたものは、肌に艶のある素材だった。

反射して彫刻できない事を、無知な自分は「出力が足りないのではないか」と60Wの半導体レーザーを買ってみたり、小ロットのくせに「素材を変えてくれないのか」と業者と交渉をしたり、金と時間を使うことで解消しようと試みた。
また表面が反射することに起因するなら、それを解消するために艶有りや艶消しの黒いスプレーや、白っぽいサフェーサーを吹いたり、マスキングテープを貼ったりなど試したが、彫りが薄いと言うより「薄く模様が付いた」という状態にしかならなかった。
艶のある肌を殺すため、両頭グラインダーに硬いブラシを付けて表面を荒らしたり、レーザー彫刻用のテープも試したりした。だがそうしてしまえば茶色い彫刻が出来るのだが、余計な「手間（＝お金）」がかかってしまう。
振り返ると1年以上、艶肌へのレーザー彫刻に取り組んできたが、やっと解消した。

「二硫化モリブデン」というキーワードを得、写真の右はそれ（二硫化モリブデン）であればスプレーグリスでも良いのかと試したもの。
そして左は、パウダー仕上げになる二硫化モリブデンのスプレーだ。

右の彫刻の4倍のスピードで彫刻してみたが、濃過ぎるくらい黒い。
5Wでも、もっと短時間で加工できそうだ。
5cm x 2cm に2時間（業者に委託すれば1－2万円？ もちろん業務用はもっと短時間だろうけれど）かかっていた彫刻が、30分で出来れば嬉しいなと思った瞬間だった。