ニューヨークでの晩飯は、この米国出張最後の晩飯でもありますので、偽日本食やハンバーガーとかではなく、本気で美味しい店を探します。有名なステーキハウスでも良いですが、オーランドの会議のバンケットで結構な大きさのステーキが出てきたので、もう十分・・・・
あとは、折角なんで日本人観光客が多い店も避けたい。場所は夜はSOHOでちょっと買い物をしたかったのでその付近。そんな感じで絞り込んで見つけてお店がココ。
SOHOの東側ローワー・イースト・サイドにある
Freemansというお店です。
ただ、このお店、1つ問題があって、SOHOを外れたちょっと寂しい地区の、しかも、道の突当りにあります。
周りのビルもマンハッタンというよりは、ブルックリン側を思い起こさせる作り。
あぁ、これ映画で見るヤツだよなぁ・・・と。ギャングに追われてこの非常口を撃たれながら駆け下りて、で、落書きのある寂しい路地を全速力で逃げる・・・
と、その先は行き止まり・・・
ここで、振りかえるとギャングはすぐそこに。マシンガンで蜂の巣にされて死ぬ。。と。そんな立地にこのレストランはあります。
ところが、そんなお店の前の寂しい雰囲気とは打って変わって、一歩お店に入ると、ものすごい人の数と、ものすごいおしゃべりの喧騒。一目で「レストラン選び成功!」と思わせる店内です。
出張中の余暇は大抵良き当たりばったりですので、予約等取ってあろうはずもなく、Waiting Barで一杯ひっかけます。
ロングアイランドアイスティー。
個人的にニューヨークで飲みたいNo1のカクテルです。紅茶を入れないのに紅茶の味がすると言われるカクテルです。レシピは・・・
・ラム 15 ml ←酒
・ウォッカ 15 ml ←酒
・テキーラ 15 ml ←酒
・ドライ・ジン 15 ml ←酒
・グラン・マルニエ 2 tsp ←酒
・レモンジュース 30 ml
・粉砂糖 2 tsp
・コーラ 適量
というアル中御用達カクテルです。
日本で良く飲める味よりは、レモンの酸っぱさが強かったかな。とてもおいしかったです。(ただ、やはり横浜のニューグランドホテルにある
シーガーディアンで出されるものがMy No1 ロングアイランドアイスティーです。)
30分ぐらいお喋りしていると、ウェイターが呼びに来まして、席に案内されました。
バーだけでなく、座席のエリアも、大盛り上がりです。どのテーブルでも皆さん笑顔でワイワイやっています。
メニューはシンプルで前菜とサラダとメインとデザートです。きっと食べきれないので、前菜とメインだけにします。
という訳で、前菜は「Hot Artichoke Dip with Crispy Bread」。
パンにアーティチョークの入ったチーズをDipして食べます。アーティチョークってそんなに好きじゃなかったのですが、この食べ方は最高です。ニューヨークのお上りさん効果も手伝って、一気にアーティチョークファンに!
ドリンクでもう一杯カクテルをば。
ミントの葉とステンレスグラスが良いですね。最近ミントのカクテルというとどこでもかしこでも「
モヒート」「
モヒート」「
モヒート」ですが、私はこちらの方が好きです。「
ミントジュレップ」
メインはシチューにしてみました。
「Colorado Lamb Stew, potato pancake, chive crème fraîche」
良くわかりませんが、Chiveは薬味野菜で、crème fraîcheはサワークリームの一種だそうで。ビーフストロガノフ好きなので、この手のシチューは大好物です。ハッシュポテトのお化けみたいな、Potato Pancakeも美味しかった。ラムの臭みがシチューに映えます。うーん、つくづくレストラン選び大成功~♪
食後のデザートはちょっとお腹に入らないので、コーヒー。
あ、酒入りです。「アイリッシュコーヒー」。
ひやっほー。国内・国外にかかわらず知らない土地で美味しいレストランを見つけるのって旅の醍醐味ですよね~。New YorkのFreemans、ぜひニューヨークに行った際は、名だたるステーキハウスを無視してでも、行ってみる価値があります!Waiting Barの雰囲気も良いので、予約しないで行くのが良いと思います!ただ、正直周りの雰囲気はSOHO等と比べるとちょっと寂しい感じで、若干の怖さわ感じます。
というわけで終わりの食事がよければ全てよし。今回の出張は幸運でした。しかも、お店から出て地下鉄の駅に歩いて向かう途中、こんなんも居ましたよ。
旅でアバルトに出会うと、これまた嬉しくなります。
Posted at 2013/11/14 16:44:21 | |
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