今回は前後にスケジュールの余裕が無いため、殆ど観光をしていませんが、昨日の午前中は時間があったので、ふらっと出かけてみました。と言っても、マドリッドはあまり興味を引くものがありません。そこで電車で郊外へ行ってみました。
着いた駅はこちら。
電車で1時間半ほどいった「アビラ」という街です。
ここはユネスコの世界遺産にも登録されている街で、中世の城壁が完璧に残っています。
天気はイマイチですので、ちょっと見えにくいですが、スペイン内陸部っぽい荒涼とした大地の真ん中の城壁都市という感じで、ヨーロッパの有名な城壁が残っている都市は、人口増加により城壁の外まで街が発展してしまっているのに対して、この町はいまだ小さいので、城壁の外の新市街は、駅の近くに偏っており、街の裏側は中世の城壁都市の感じが良く残っているそうです。出張中世界遺産ハンターとしては外せません。
街から荒涼とした大地を望む。
この町は城壁がすばらしいのですが、キリスト教圏の人にとっては聖女アビラのテレサの街としても有名らしく、沢山の人が訪れていました。
城壁の中へ入ってみます。とりあえず、ユネスコの碑。
ここが、メインの門です。石積が美しいし、アーチも綺麗ですね。
街は全てが石造りです。
街は緩やかな丘の斜面にそって作られています。丘を降りて、川の対岸の丘に展望台があるそうです。↑の写真の遠くに見える丘です。まずはそこへ向かいました。
正門から入って、街の反対側にたどり着きました。360度城壁に囲まれた街ですので、街の出口も城壁の門です。
川を渡って・・・・と思ったら道にまよってなぜか橋の下へ。
看板の矢印の通りに進んだんだけどなぁ・・・・。
矢印は無視して、丘に向かう事にしました。
ここが、街を望む展望台です。
早速、アビラの街を見てみましょう。
おぉぉぉぉぉぉ~。城壁都市だぁ。。。こんなのロード・オブ・ザ・リングでしか見たことないよっ!
魚眼でどーん。
どどどーん。
望遠でどーーーーん。
ここで、イスラム教とキリスト教の戦いが繰り広げられたのでしょうか。8月に行ったトルコはイスラムに攻め入られてそのままイスラム圏になりましたが、こちらは、一度イスラム化しましたが、レコンキスタでキリスト教圏に戻りました。
ここから、城壁のそばを散歩しながら、場内へ戻りました。
いやー。良い眺めだ~。溜息が出ます。
ところで、この城壁にはこんな車が合うのではないでしょうか。
うーん。私のチンクが浜松城から出てきても、こうはオシャレ感が出ません。
Posted at 2012/10/21 17:21:49 | |
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