
約5ヵ月ぶりにパオと再会しました。
前回会ったのは3月中旬で、廃車の手続きと車内の私物を引き取りに行った時以来です。
ナンバープレートが無くなり、完全に廃車になったことを実感しました。
パオがエンコしたのが12月の下旬。
仕事から帰宅途中の寒い夜でした・・・
レッカーを呼んでお店に運んでもらいました。
後日、状態を聞いて3月に廃車を決意。
それ以降、ずっとお店で保管してくれていました。
お店の方曰く、もしかしたら「やっぱり直して乗ります。」って言ってくるかもしれないと思ったそうです。
売物でもないのにここまでしてくれて、本当に感謝しています。
直してやりたいのは山々でしたが、廃車の原因となったエンジン系統のみならず、ヒーター・エアコン、足回り関係、ミッション系統、各所オイル漏れなど要修理箇所が山積していました。
パッと見は年式のわりにキレイだと言われていましたが、経年劣化で塗装も剝げ落ちてツヤもなくなっている部分も多くなっていました。
特にボンネットやフロントフェンダー周りなど、樹脂パネルの部分の劣化がひどくボディと色が全く違っていました。
以前、いつもお世話になっている板金塗装の会社をしている知り合いに全塗装の相談をしてみましたが、パオの場合、ゴム関係部品の廃盤が多く全塗装の際にゴムやガラスを外して塗装をして戻す際には新品のゴムにやり替えるのが一般的とのことでした。
現状、装着しているゴムは硬化して縮んでいたり、外す際やはめ込む際に割れたりするので、特にゴム関係の部品が揃わない場合は全塗装はやらないとのこと。
このような事から全塗装を断念した経緯があります。
他車の流用も紹介されていますが、オーバーホールとして全てを網羅しようとすると、新たにパオのリフレッシュ車(オーバーホール済みの車)が買えてしまうぐらいの費用がかかることが分かったので廃車を決意しました。

変わらないドアの開閉音。
久しぶりの運転席。
しっくりくるナルディのハンドル。
すごく懐かしかった。
なんとなく、キーを回せば「ブゥォンーー」っとエンジンがかかってしまいそうな感じがしました。

部品取りの開始。
まずは外装とエンジン関係。
せっせとフロントグリルやドアミラー・テールランプとウインカー一式・ワイパー・ボンネットブッシュ・プラグコード・イグニッションコイル等を外していきました。

続いて内装関係。
ハンドル・シフトノブ・オーディオラックとカーステ・スピーカー・ドリンクホルダー・タコメーター・トノカバー・ガラスハッチリアゲートダンパー等

暑い中、頑張りました。
時間の都合で外せなかったBe-1純正シート(黒革に張り替え)・タワーバー・K10マーチ用ラジエターファン・Y31シーマ純正ホーンとホーンリレー・ミケロッティディーン13インチホイールは、後でお店の方が外して下さり保管してくれているので後日取りに行きます。
ありがとうございました。

整理がつきしだい、保管している純正パーツやストック品を含めてヤフーオークションかメルカリに出品したいと思います。

おそらく、これで最後。
寂しい姿になってしまったけど、今までありがとう。
毎日、本当に楽しかったよ。
23年間お世話になりました。
おしまい
Posted at 2024/08/19 19:37:17 | |
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