現在、実家がリフォームの真っ最中なんです。
両親もいつの間にか年を取り、だいぶ足腰に衰えが出始めたので住みやすいように段差を減らして床をフラットにしたり、風呂も寒くないように暖房がついた最近のユニットバスにするみたいです。
これを機会に終活も兼ねて家財道具等の断捨離をすることになりました。
わりとガラクタの多い車庫の奥から古い段ボール箱が出てきました。
見た感じ親父の私物です。
開けてみると・・・
車に関する物でした。
今では誰もかけないと思われる古いサングラスやドライブで使った地図などなど。
昭和の懐かしい物ばかりでしたが、その中にあった物がコレです。
当時物と思われるナルディクラシックのホーンボタンです。
画像の上側にあるホーンボタンは、パオに装着している物ですがコレもパオに乗り始めて早い段階で付けたので20年は経っています。
実際、私がこのナルディクラシックをお店で新品を購入した時、実は少し何か違うと感じるものがありました。
見ての通り、デザインが違うんです。
まず、上の平成モデルと下の昭和モデルを比べてみると、昭和モデルにはラッパのマークがないんです。おそらく車検制度の関係で変更になったんだと思います。
次にホーン中央の四角いマークの大きさが違いNARDI TORINOのフォントが違います。昭和モデルの方が字も大きくてシンプルです。
あとは、画像では光の加減で分かりにくいのですが、ホーン中央の「ND」の文字です。上の平成モデルは、つや消しと言うか普通のシルバーで書かれたものですが、下の昭和モデルはホーンボタンの縁と同じようなメッキのような艶があるんです。
※下の昭和モデルのホーンボタンはハンドルのスポーク上に置いているので少し大きく見えますが上の平成モデルと同じ大きさでした。
しかし、ホーンボタンの縁のメッキ部分は昭和モデルの方がほんの少し大きいような感じがしました。
次にホーンボタンと一緒に入っていたステアリングボス。
ナルディクラシック用のボルトが付いていました。
平成モデルのボルトは、デザインまたは安全上のものなのかボルトの角が削られて丸みを帯びています。
上が昭和モデルのボルトで、下が平成モデルのボルトです。
一番の違いは、平成モデルのボルトはデザイン性での変更なのかボルトの中央がくぼんでいます。
これで見た感じがだいぶ違います。
おそらく、私が20年ぐらい前に新品のナルディクラシックのハンドルを購入した時に少し違いを感じたのはココの部分だったんだと思います。
この出てきたホーンボタンとステアリングボスは何の車に装着していたのか、昔の記憶を辿ってみたところ思い出しました。
私が小学生の頃だったかな、親父が程度のいい中古のローレルに乗っていました。
4代目にあたるC31型の前期モデルです。
色はゴールドっぽかったような。
なぜか一番印象に残っているのは、この四角いテールランプなんです。
内装はこんな感じで、ハンドルはナルディクラシックのスポークが黒いタイプを装着していました。
なので、古い段ボール箱の中から出てきた物は、当時親父が乗っていたC31ローレルに装着していたナルディクラシックのホーンボタンとステアリングボスと判明。
ハンドル本体もそのうち出てくると思います。
昭和モデルホーンボタンやボルトも平成モデルのハンドルと口径が同じなので問題なく使えそうです。
ここだけでも交換して当時の気分を味わうのもいいな♪
Posted at 2021/11/20 20:07:39 | |
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