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kenken767の愛車 [フィアット パンダ]

整備手帳

作業日:2023年6月4日

素人流 New Panda Ⅱ  デュアロジックアッセンブリー交換

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 12時間以上
1
走行中、勝手に、ニュートラルになり 
警報が、鳴る様になってしまいました。
ギヤ抜けと言う症状の様です。

そこで、デュアロジック アッセンブリーを
丸ごと 交換する事にしました。
(以下 デュアロジックと書きます。)
2
しかしデュアロジックはおろか
オートマチックシステムも、
交換した経験が、無い素人なので、

交換方法の、情報を得ようとしましたが、
ユーザーが、デュアロジックを、
交換した映像や情報を
見つけられませんでした。

又、部品購入金額が、25万円と
高価で、失敗すれば、廃棄と言う、
高いリスクが、有りました。

これも、勉強と思って、交換手順、
デュアロジックを
取り出す方法、

干渉するパーツの外し方等、
ひとつずつ、考えながら
素人流に交換しました。
3
デュアロジックは、
バッテリーの下に、隠れて、います。

プロが、デュアロジックを交換している画像は、
あったので、見てみると、
肝心な詳細は、見えないのですが、
リフトで、車両を持ち上げ、

下から、デュアロジックを、
交換していました。

私には、リフトが無いので、
地道に、干渉する部品を外し、
上から、デュアロジックの
交換する方法を、試みました。
4
干渉する為に、外す部品は、5つ
① バッテリー
②イグニッションコイル
③ミッションコンピュータ
④エアクリーナー
⑤アッパーホース(冷却水ホース)

干渉ケーブル (正式名称不明)
①ABSブレーキケーブル 
②ヒューズbox ケーブル
③バッテリー下側 ケーブル
(外さず、ずらすだけでOk)
④冷却ファンケーブル
5
バッテリーを外します。
6
タイヤハウスから見た画像です。
遮熱カバーを外します。

デュアロジックと繋がっている
ケーブルは、3本と
アースが、1本です。

1本目
オイルポンプの、ケーブルを外します。

青いピンを抜き、爪を外せば、
コネクタを抜く事が、出来、
ケーブルが、外せます。
7
タイヤハウスから、見た画像です。
シャフトの上辺りに、ミッションに
繋がっているケーブルが有ります。

クラッチセンサーケーブルと
思われます。
これが、2本目のケーブルです。

爪を外せば、コネクタは、抜けますが、
奥に有るので、かなり腕を、伸ばさないと
届きませんでした。
8
3本目のケーブルが、
メインのケーブルです。
場所は、ミッションの奥に有ります。

画像は、カメラを潜り込ませて
撮影しましたが、
上から見る事が出来ます。

この作業は上から手を、伸ばして
2本のボルトを外せば、

金属のブラケットごと、上に引っ張り
上げられます。

作業しやすい場所に、移動してから
コネクタを、外す方が、やり易すいです。

黄色のロックを、上に外し、
赤いツマミを横に引き出すと
コネクタが外れる状態になります。
9
再び タイヤハウスからです。
今度は、旧デュアロジックを、
固定している ボルト7本の内

2本をタイヤハウス側から、
外します。
10
バッテリーの下に、あるホルダーは、
ネジ止め、されていないので、上に、
持ち上げるだけで、外せます。
11
ミッションコンピュータを外します。
繋がっているケーブルコネクタは、

赤色のレバーをゆっくり起こすと
外れる構造になっています。


次にアース線が
2本つながっているので、
外します。

そして、ミッションコンピュータを
固定しているボルトを外せば、

ミッション コンピュータ本体が
外れます。
12
バッテリーホルダーの下にある
バッテリー台は

3カ所のネジを外せば、
取り外しできます。
13
ボルトを外し
アースケーブルを外します。
14
アッパーホースを外します。
排出される冷却水は、
アッパーホースの中に

入っている容量のみが、
排出されると考えて、

A4サイズのビニール袋で、
回収しました。
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かなり、端折りますが、
上部の、干渉する部品を、外すと、

旧デュアロジックが、
現れます。

旧デュアロジックを、固定している、
ボルト7本の内 残りの5本は、
上から外します。
16
旧デュアロジックを
取り外すと窓の様な、接続部分が、
現れます。

ゴミが入らない様に、
気を付けました。
17
縁に付いている
古い液体ガスケットを、
除去します。
18
シフトフォークレバーも
接触している部分が、
削れて摩耗しています。

本当は、交換すべきですが、
次回整備時に、交換予定です。
19
新旧デュアロジックです。

見た目では、分かりませんが、
アキュムレーターや オイルポンプが、
劣化し、

オイルタンクに付いている
オイルフィルターも、
詰まっていると、思います。

他にも、何故かコネクタ部品から、
オイル漏れが、見受けられます。

しかし新デュアロジックは

若干、部品の形が、
違っている所もあったので、

きっと、故障しずらい様に
アップグレード されていると、
信じます。たぶん…!




20
新デュアロジック を
取り付ける時は、斜めに傾けて入れると
上手く入りました。
21
シフトフォークレバーも、
元の位置に付けます。

後は、干渉の為に、外した部品を、
元に戻します。

更にアッパーホース(冷却水ホース)を、
取り外した時に、排出された、
冷却水の補水、及び、

冷却水の、エア抜きも、実施します。
22
デュアロジックに 
接続するケーブルの内

③メインケーブルは、接続後に
ミッションに金具で、固定しますが、
注意が、必要です。

旧デュアロジックから
金具に、取り付ける為の、パーツを
移植する必要が有ります。

小さな部品ですが、捨てない様に
してくださいね。

該当部品の取り外しは、
マイナスの精密ドライバーで、
爪ロックを外すと簡単に外れました。

最初、部品の移植が、必要と分からずに、
コネクタの形が、違っていると
勘違いして、
かなり焦りました。
23
再利用部品が、もう一つ有ります。
点検用?でしょうか?
穴が開いています。

こちらも旧デュアロジックから、
蓋の様な部品を、移植します。

部品の取り外しに工具は、必要無しです。
裏から、押すだけで、外れます。

ホントに不思議な、穴です。
何の為に、開いているのでしょうか?
24
お馴染みの、Alfa OBDで
キャリブレーションしました。

大人はこどもさんのページを
参考にさせて頂きました。
⬇️
https://moreslow.jp/panda3-alfaodb-calibration/


Alfa OBDは、
$49の有料版です。

無料バージョンもあって
動作確認後に、購入しました。

https://play.google.com/store/apps/details/AlfaOBD?id=com.AlfaOBD.AlfaOBD&hl=ja&gl=US
25
最初は、とても難しいのではないかと
思って、始めた交換作業でしたが、
素人でも、なんとか、交換が可能でした。

プロから見れば、ツッコミ所、満載で、
新車状態に、戻っただけと言えますが、

変速時の「カチャ・カチン」と
変速ロックされる音まで、心地良く、
とても快適な、変速に蘇りました。

週末のドライブが、楽しみです。

お約束ですが、参考にされる場合は、
自己責任で、お願い出来ますか!

イイね!0件




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