目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
夏の暑さに耐えきれず、以前外したエアコンセットを再装着。自分で取り外したので取り付け自体は難なく(^^
取り付けたはいいが、さて、ガスチャージどうしよう~、今回はDIYでやることにしました。
ボンネットの中のエアコン用配管に〇で囲ったようなガス注入口が有ります。キャップを外しましょう。
2
私も驚いたのですが、通販などでエアコンゲージ&真空ポンプセットがかなり激安で入手可能です。ちょっと精度や耐久性に不安が有りますが、「1~2回使えれば良いかな」的なノリで買ってみました。画像がそれ。
写真のように、前述の低圧口、高圧口にそれぞれ青と赤のホースを繋ぎます。注入口のアタッチメントを組む時にしっかりと締めてておかないとガス注入の際、漏れ発生がとても危険ですので各所しっかり締まっていることを確認しましょう。
黄色い真ん中のホースに真空ポンプを繋ぎ、ゲージの赤(高圧)と青(低圧)のバルブを開け、真空ポンプの電源をON。
30分くらい引いて、中のエアと湿気をできるだけ取り除きます。
3
30分後に青と赤のバルブを「閉めて」真空ポンプOFFに。
しばらく放置して、真空度の落ちないかどうか様子を見ましょう。
(バルブを閉めるとエアコン配管内の圧が測定できなさそうですが、測定可能でした、どういう仕組みだ(@_@))
幸い素人の私が組んだエアコンですが、真空度を保つことができてました。
できなかった場合は、取りあえず各接続部のパッキンであるOリングの交換が対策でしょうかね・・・。Oリングを準備していましたが使わなくてすみました。
4
さていよいよガス注入です。
別途購入した冷媒ガス缶(R134a)に接続治具を付けて、黄色いホースにつなぎましょう。今回購入したセットに付属していた接続治具はちょっと心もとない・・・・
不安でしたらきちんとしたネジ式のものを購入した方が方が安心かも知れませんね。
5
黄色のホースにつないだら、まずは黄色いホース内のエアだしです。
ニードルで缶に穴を開けるとガスがプシュッとでた音がします。
ゲージの黄色いホースの付け根部分(写真の黄色〇)に、押すとエアパージできるムシ?見たいのが付いているので、これを数秒押してエアを抜き、黄色いホース内も冷媒ガスで満たします。
その後、(エンジンは掛けない)赤色のバルブ(高圧側)を開け、ガスを注入します。ゲージ圧が負圧側から正圧に変わります。安定するまで放置しましょう。
安定したら高圧側のバルブを閉めて、低圧側を開きます。
高圧側に入らず余ったガスが低圧側に流れます。
更に安定してこれ以上はいらなそうだったら低圧バルブも閉じましょう。
※最初に高圧側にある程度ガスを入れるのは、圧センサを感知させて、次の作業でエンジンをかけた時、コンプレッサを作動させるため(らしいです>ネット調べ)
6
さて、いよいよエンジンを始動させてコンプレッサで冷媒ガスを送り込みます。
エンジン始動後、一番クール側にレバーを設定し風量最大でエアコンON!
その後、ゲージの青バルブを開けていくと、コンプレッサのONと同時に吸い込まれるようにガスが入っていきます。ゲージの所についている窓での冷媒の確認と缶の重さから、缶が空になったと判断出来たら、青色バルブを閉めて冷媒ガス缶を新しいものに変えましょう。その際、再度エアパージを忘れずに行います。
後は、ゲージの低圧側と高圧側のゲージ圧値とエアコン配管ののぞき窓からの冷媒の流れ具合で入り具合を確認しましょう~
一般的には
低圧側:2.5~3.5kg/cm^2 (35~50PSI)
高圧側:13~18kg/cm^2 (184~255PSI)
と言われていますかね?
何だか色々調べるとゲージ圧は気温によって最適の値が変わるような記載もあったのであまり気にせず、ざっくり規定量の600~700g入るように200g缶を4缶使用しました(一缶に付き90%入れることができたとして720g程度だからちょうどいいかも、ん?ちょっと入れ過ぎか?)
ガス注入後、冷風が出ているかどうか確認して終了。
あ、エアコンオイル追加するのを忘れた(汗、でも特に不具合なく回ってるから今回は良いか・・・
【重要!!】
本作業は、あくまで素人作業であり、方法・手順&情報に責任は持てません。あくまで参考程度ということでお願いします(^^;A。
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連整備ピックアップ
関連リンク