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2017年12月03日 イイね!

今宵の一枚 ~Pink Floyd/La Carrera Panamericana~

今宵の一枚 ~Pink Floyd/La Carrera Panamericana~先日、とある先輩から「最近ちっとも書かないね。たまに出てきたと思ったら音楽とかの話ばっかしだし~~」
とお叱りを受け (^_^;
今回は一応、音楽絡みのクルマ話です (笑)

カレラ・パナメリカーナ・メヒコ。
かつて中米を舞台に行われていた、ポルシェ乗りにとってはちょっと特別な意味を持つ公道レース。
今でこそ911のベースグレードを指す呼称となってしまいましたが、元々356カレラ2などGTレースのホモロゲーション・モデルに用いられていた特別なバッジ “Carrera” は、このレースでの輝かしい戦績を記念したものでした。

1954年のパナメリカーナでクラス優勝、総合三位に食い込んだ、ハンス・ヘルマン駆るポルシェ550スパイダー・カレラ・パナメリカーナ...逆に、ポルシェ乗りにとってのパナメリカーナって、ほぼほぼこの車両のイメージだけだったりして !?


かく言うhommaもその類いだったのですが、先日、ひょんなことから旧いビデオ (レーザーディスク) の存在を知りまして...


ピンクフロイド/道:カレラ・パンアメリカーナ
ピンクフロイド:1965年に結成され2014年に活動終結した、英国のプログレッシヴ・ロックバンド。
往年のプロレス・ファンの方だったら、アブドーラ・ザ・ブッチャーのテーマ曲『吹けよ風、呼べよ嵐』を演奏していたバンドと言えばピンと来ますかね ?
キングクリムゾンやイエス、EL&Pと並び称される、プログレ界の先駆者であり大御所なわけですが、なぜかこれまで聴かず嫌い (^_^;;
ところが最近、肥大化した商業ロック感のある後期とは全く異なる、ドラッグでぶっ飛んだビートルズ的な初期作品を耳にしたらこれが妙に馴染んで (苦笑)
CDが紙ジャケットで再発売されたのを機に、全作買い揃えちゃいました。
で、当時のライブ演奏とかをYouTubeで検索していたら、荒野を旧~いスポーツカーが爆走する妙な動画が引っかかってきて...それがこの映像作品『La Carrera Panamericana』でした。


不勉強でしたが、ピンクフロイドの創設メンバーであるドラマーのニック・メイスン氏というのが相当なエンスーらしく...
成功したミュージシャンのクルマ道楽ってよく聞く話ですが、この方の場合は道楽なんてレベルではなく、1979年ころからル・マンやシルバーストーンを中心にガッツリとレース活動をしていた模様。
そのメイスン氏が、盟友のギタリスト、デヴィッド・ギルモア氏を誘って参加したのが1991年に開催された “復刻版” パナメリカーナ、このビデオに収められているレースです。
彼らが駆るのは二台の'52年型ジャガーXK120C...のレプリカ ??。
ナレーションで御本人が語っているので本当なのでしょうけれど、Cタイプのレプリカマシンのよう。
他にも550スパイダーやメルセデス300SLの姿も認められますが、この辺りもレプリカだとのこと。
近年開催されている他の “復刻版” ラリーや耐久レースと比べると、かなりレギュレーションがユルそうです (^_^;
その他にはフェラーリ、アルファ・ロメオ、たくさんの各種ポルシェ356 (ホンモノ) といったヨーロッパのスポーツカーに...hommaにはメーカーの判別すらできないアメリカン・クーペ達 (汗)
たぶんフォードとかキャデラックとかビュイックとかかと思いますが、申し訳ないけどこの辺りは疎くて (汗汗)
とにかく、欧州スポーツと北米クーペの異種格闘戦、ガチンコ一発勝負的な様相を呈しています。


今回初めて知ったのですが、カレラ・パナメリカーナって元来そういうレースだったのですね。
そもそも北米大陸から南米大陸まで縦貫するパンアメリカン・ハイウェイの、メキシコ区間の完成を記念して開催されたのが始まり。
1950年の第一回大会、北米から持ち込まれたアメリカン・クーペ達がメキシコ市街を激走し、勢い余って住宅に突っ込む過激なレースの模様が、このビデオにも収められています。
翌1951年にフェラーリが北米市場へのプロモーションを兼ねて出走、余裕でワンツー・フィニッシュをかましたのを機に、欧州のライバル・メーカー達がワークス・ドライバーを引き連れて大挙参戦。
パナメリカーナ専用に仕立てられたマシンも持ち込まれ、大会は “マジなレース” に。
全長3,000kmあまり、標高差3,000m近くで未舗装部分もあるただでさえ過酷な公道レースは、次第に高速化。
コースアウトによる死傷者が続出し、1954年の第五回大会をもってレースは終焉を迎えます。
こうした歴史を解説した貴重な白黒の資料映像も挿入されていて、それだけでもこの作品を観ておく価値があると思いました。

さて、本編の方はと言いますと、ピンクフロイドの音楽をバックに疾走するCタイプや他の参加車両の映像をメインに、コース沿線の中米の習俗、ラリーや公道レースに付きもののマシントラブルと夜を徹しての復旧作業の様子、カレラ・パナメリカーナ・メヒコに対する熱い思いを語る参加者達の表情等々を織り交ぜて、一編のレース・ドキュメンタリーとしてもなかなかの出来栄えかと思います。
ビデオ後半では、限界を超えてのコースアウト&クラッシュも続発。
往時のレースを偲ばせる、アツい走りを見せてもらいました。
下は見事完走し総合八位に入賞したニック・メイスン号の、現在の姿。
ちなみにデヴィッド・ギルモア号の方はレース終盤で崖から転落して大破...
御本人はかすりキズだったそうです (@_@;;



↓短縮版ですが資料映像部分はバッチリ !!



発 表 1992年
発売元 Sony Music Video Enterprises
価 格 4,500円 (廃盤)
Posted at 2017/12/03 21:10:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 & 映画 | クルマ
2017年04月24日 イイね!

YES -featuring Anderson, Rabin, Wakeman- Tour Final 2017.4.24 NAGOYA

YES -featuring Anderson, Rabin, Wakeman- Tour Final 2017.4.24 NAGOYA※写真はm-ko撮影。スマホの静止画ならOKという太っ腹対応でした♪

東西ツーの興奮未だ冷めやらぬ月曜の夜。
とあるコンサートに行って参りました。

イエス (feat. アンダーソン、ラビン&ウェイクマン) のジャパン・ツアー千秋楽。
以前ご紹介したキングクリムゾンと並び、1960年代から現在に到るまでプログレッシヴ・ロック界を牽引してきた、大御所中の大御所です。

活動期間が長いため関わったメンバーは数多いのですが、今回はボーカルのジョン・アンダーソン、ギターのトレヴァー・ラビン、キーボードのリック・ウェイクマンに、サポートメンバーを加えての来日。
メンバーの年齢を考えれば、これが見納めかも...期待と共に一抹の不安もよぎります。
何と言っても最若手 (笑) のトレヴァーでさえ63歳、最年長のジョンに至ってはすでに72歳です (@_@;
果たして今宵のショウは “ロック” なのか !?

クラシックの調べに乗って颯爽とステージに登場した元気な爺さんたちは、そんな不安を一瞬で吹き飛ばしてくれました。
ジョンのソプラノ・ヴォイスは往時のままに澄み渡り、更に恰幅の良くなった身をマントに包んだリックのキーボード・プレイはまさに王の威厳、トレヴァーの怒濤の速弾きも健在でした♪

観客の方もたいしたモノ。
『燃える朝焼け』や『ラウンドアバウト』といった複雑な変拍子の大曲に手拍子打って乗りまくり、数少ない8ビートのヒット曲『ロンリーハート』で総立ちになって踊り狂う Old Ladies & Gentlemen...平均年齢は確実にアラ還でしょうに (@o@;;
日本の未来は明るいかも (笑)

惜しむらくは、そこにクリス・スクワイアが居なかったこと。
サポート・ベーシストも頑張ってはいましたが、二年前に白血病で急逝した唯一無二の絶対的オリジナル・メンバーの存在は、あまりにも大きかった。
たとえ同じベースを使って弾いても、あのゲリンゴリンのサウンドは再現できないんだよなぁ...

今宵はクリスを偲んで、四十代半ば頃の脂の乗り切ったプレイを二曲。
それにしても26年も前のライヴなんだけどね (^_^;


『燃える朝焼け』 (Round the World in 80 Days Tour 1991より)

Heart of the sunrise (1971)
Music & Lyrics: Anderson, Squire & Bruford


『フィッシュ』 (Round the World in 80 Days Tour 1991より)

the fish (1971)
Music: Squire



YES (1990-1992)
Vocal: Jon Anderson
Bass & Vocal: Chris Squire
Guitar & Vocal: Steve Howe
Guitar & Vocal: Trevor Rabin
Drums & Percussion: Bill Bruford
Drums & Percussion: Alan White
Keyboard: Tony Kaye
Keyboard: Rick Wakeman
Posted at 2017/04/27 23:00:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 & 映画 | 音楽/映画/テレビ
2017年02月01日 イイね!

師匠・・・

先日のグレッグ・レイク氏に続き、キングクリムゾンの黄金期を支えたベーシスト、ジョン・ウェットン氏が亡くなりました。
昨年からこんなニュースばっかりで...

クリアな音質でジャズ・ベースをピック弾きするグレッグに対し、歪みまくったプレシジョン・ベースの音色を強い指弾きで叩き出すジョン。
縦横無尽に弾き捲るそのプレイ・スタイルは余りに格好よく、若かりし頃に多大な影響を受けました。
ベースにだってファズかけていい、ワウ踏んだって何したっていいと教えてくれたのもこの人でした。
心の底から御冥福をお祈りします。

当分立ち直れん...


『イージー・マネー』 (アルバム『太陽と戦慄』より)

Easy Money (1973)
Music: Fripp & Wetton/ Lyrics: Palmer-James



『太陽と戦慄 パートI』 (アルバム『太陽と戦慄』より)

Larks' Tongues in Aspic, Part One (1973)
Music: Cross, Fripp, Wetton, Bruford & Muir



『人々の嘆き』 (アルバム『暗黒の世界』より)

Lament (1974)
Music: Fripp & Wetton/ Lyrics: Palmer-James



『スターレス』 (アルバム『レッド』より)

Starless (1974)
Music: Cross, Fripp, Wetton & Bruford/ Lyrics: Palmer-James



『太陽と戦慄 パートII』 (アルバム『太陽と戦慄』より)

Larks' Tongues in Aspic, Part Two (1973)
Music: Fripp



King Crimson (1972-1974)
Guitar & Mellotron: Robert Fripp
Bass & Vocal: John Wetton
Violin & Mellotron: David Cross
Custom Percussion: Jamie Muir
Drums & Percussion: Bill Bruford
Posted at 2017/02/01 07:20:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 & 映画 | 音楽/映画/テレビ
2017年01月28日 イイね!

オトナって・・・♪

新年から始まったドラマのエンディングなんだけど、思わず惹き込まれました。
それもその筈、久々に林檎姫が斎藤ネコさんとタッグを組んで『平成風俗』を彷彿させる芳醇な仕上がり。
紛うことなき林檎節がサクレツし、かなりの難曲と思われるのに、松たか子さんも満島ひかりさんも歌上手いのネ (^_^;
林檎オリジナルVer.も是非聴いてみたいところです♪


『おとなの掟』
作詞作曲:椎名林檎/編曲:斎藤ネコ・椎名林檎



Vocal:松たか子・満島ひかり・松田龍平・高橋一生


Piano:ヒイズミマサユ機


Strings:斎藤ネコカルテット

(1Vn斎藤ネコ・2Vnグレート栄田・Va山田雄司・Vc藤森亮一)
Tuba:田村優弥

Midi:椎名林檎・井上雨迩
Posted at 2017/01/28 14:30:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽 & 映画 | 音楽/映画/テレビ
2016年10月12日 イイね!

安らかに...

素晴らしいミュージシャンでした。
最期まで燃焼し尽くして、旅立たれました...
心よりご冥福をお祈りします(ー人ー)





Posted at 2016/10/12 21:20:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 & 映画 | 音楽/映画/テレビ

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「オレは根っからのポルシェファン。そしてまた、それは最高のモノでなければならない。それでこのポルシェの究極的モデルともいえる、3リッターのターボをしとめたのさ」...
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