前回のブログを書くために昔のフォルダをひっくり返していたら、面白い写真がたくさん出てきました。
2004年9月11日に行われた911DAYS創刊四周年記念 “ワイワイ祭”。
場所は富士スピードウェイのジムカーナコース。
当時改修中で、本コースには入れなかったんですね。
最初のポルシェを手にしてちょうど一年。
この手のイベントに参加するのは初めてで、興奮して写真撮りまくった覚えがあります (^ ^;
古いデジカメの粗い画像で恐縮ですが、良い機会なので一部ご紹介したいと思います♪

まずはこの日もっともインパクトの強かった一台から !
これ、ラジコンカーじゃないですからね (笑
'80年代初め頃に活躍した、930ベースの伝説のオフロードマシン953...
にしか見えません (^ ^;
本物は911初の実験的四輪駆動車、それを再現するため敢えて964カレラ4をベースに選んで、ここまでやっちゃったというオーナーさん超こだわりの逸品。
930→964や964→ナローのコンバージョンはよくありますけど...
964→930はフツーやらない (^ ^;

二台目はみなさんお馴染み、
麻宮騎亜先生のシュトロゼック・メガスピードスター。
この色、このカタチ、遠~くからでも目立ってました...
けど、初めて見た時はポルシェには見えませんでしたねぇ (^ ^;
'92カレラRSを母体にSS化されたクルマなので、これも964。
まさか漫画家の先生が乗って来てるとは思いませんでした。
参加者と一緒にふつうに駐車してるし (^ ^;
ちょうど『カノカレ』の連載がスタートした頃だったと思います。

まだまだ行きますよ~♪
お次は泣く子も黙るスーパーカー、934ターボ !! こちらは展示車両でした。
こんなの見るのは、ブーム真っ只中の小学生のころ以来でしたね。
獰猛なツラ構えに、930Tから更に拡幅された元祖リベット留めオーバーフェンダー...
強烈です (^ ^;

エンジンルームの様子 (@@
見る人がみれば気づくと思いますが、ノーマル (?) の934と少し違いますよね。
水冷インタークーラーの形状は、935ターボの630PSエンジン (930/78) に似ています。
前後バンパーやホイール、ハブも934オリジナルではないようで...
930ターボのボディを改造して、レーシングエンジンを搭載したっぽい...???

お隣に展示されていたのはデイズH編集長の前愛機、930スピードスター・ターボルック。
スピードスターの現物を見たのはこの日が初めて。
当時はあまり馴染みが無くて、ちょっと変わったオープンカーくらいの認識でしたが...
ターボフェンダー+ウィングレス+駱駝のフタコブ。
どっしり低く構えた後ろ姿は、やっぱりカッコイイですね (^ ^

その隣はグランプリ・ホワイトも目に鮮やかな、930ターボ・フラットノーズ。
これも...スキですねぇ (^ ^
後期型ターボ3.3から一台、と言われたら迷わずこれイキます !
思いっきりマルティニ・ストライプ入れて !! (笑

ここからはオールドファンの皆さまのご要望にお応えして b(^ ^
こちらも...ミニカーではありません (笑
デイズ誌でお馴染みのイラストレーター、いちかわえりさんちの356Aスピードスター。
キュートでめちゃかわいい一台です。

カレラ・パナメリカーナあたりで走っていたレーシングカーが、そのまま蘇ったみたい♪
ヒトコブのトノカバーから後ろに流れるリアのライン、たまりませんねぇ (^ ^
走るとこれがまた元気よくて...なかなかスゴかったです。

'65年式初代911、TAKUMI号。
シビエの当時物ドライビングランプを追加し、バケットシートと、リアシートバック・レスで軽量化されていました。
ウッドのインパネや大径ステアリングとのミスマッチが素敵な、'60年代風カフェレーサー仕立てですね♪

ナローからもう一台。
サンドベージュ (?) のカラーリングがとてもシックな、'73年式。
もしドノーマルで乗るなら、こんな感じが理想かなぁ...
奇しくも上のと合わせて最初期と最後期のナロー。
わずかに付加されたフェンダーと、灯火類やトリムの細部が異なるだけのハズですが...
印象がずいぶん違いますね。
カフェなモディファイのSWBと、'70年代GTの香りがするLWB...
どちらも捨てがたい魅力デス (^ ^

この日二人目のスペシャルゲストは...日産ワークスのエースドライバー本山哲選手 !!
当時、たしか御友人の形見の、白い996ターボに乗っていらっしゃったんですね。
展示されていた発売直後の997カレラのレクチャーを受けて、そのままスタート !
“栄光のプチ・ル・マン” に参戦です。
さすがの走りだった...と記憶しております。

とても気さくな方で、子供たちのサインに笑顔で応じている姿が印象的でした。
プロのスポーツ選手って、こういう風だよなぁ~と思いました。

イベントのクライマックス、吉田匠先生を囲んでのトークショー。
司会進行はデイズのH編集長とS副編集長。
ご自身の初代ナローと最新型997カレラを前に、ポルシェ40年の歩みと911の未来について熱いトークが展開されました♪