
今年の初めより連載開始したこのコーナー。
当初の週刊予定が、隔週になり、月刊になり...
最近はすっかり不定期刊行物に (^ ^;
そんな筆者のマイペースに気長にお付き合いくださったみなさま !
これまでのご愛読、どうも有難うございました <(_ _)>
プロジェクトの母体となったターボくんに出会って、ちょうど一年。
'73ターボ・プロトタイプを目指したモディファイも一段落したところで...
この辺りでいったん中締め。
これまでの軽量化その他もろもろの成果を、ザッとおさらいさせていただきます。
週刊☆次期主力戦闘機配備計画☆
最終回 ~決算報告 !! 減量の成果は...!?~
まずはエクステリアの大物から。
純正のアルミバンパーを、
SUNBURST製FRPバンパーに換装。
リアは'73年当時のモーターショーの写真二枚をもとに、ワンオフ。
これでフロント18kg→4kg、リア14kg→3.5kg。
あわせて
24.5kgの減量 !
車体末端部の軽量化なだけに、効果は大きかったと思います b(^ ^
走り出した瞬間、明らかに軽くなった気がしましたし、コーナリング時の挙動も...♪
インテリアに目を移すと、今回のモディファイの “キモ”。
スイスから遙々海を渡ってきた、当時モノの純正レーシングパーツ。
'70~'80年代のレーシングポルシェには必ず装着されていた
“ロリポップ” バケットシート。
これはさすがに軽い ! 一脚あたり8kg !!
ただ、もともと付いていた'70年代中期型の純正ハイバック・シート (画像左手前) も、重量面では健闘していました。
一脚12kg、電動調整機構やヒーターが付いていないため、かなり軽かったんですね。
購入時、運転席は'80年代後期型の電動スポーツシート (画像左奥) に換装されていました。
こちらは重量級で一脚20kg。
3.2CSに付いていた “手動” スポーツシートはまったく同じカタチでも軽かったことを考えると、やっぱりモーターやヒーターって重いんですね。
“便利・快適→重量増” を、こんなところからも実感しました (^ ^;
...というわけで、'76年当時の純正スペック基準だと、二脚で
8kgの減量 !。
喜んでばかりもいられません。
初期型ターボ3.0のアキレス腱、プアなブレーキを改善するために挑んだ足回りの大手術。
フロント:S型キャリパー2.8kg→後期型ターボキャリパー3.7kg。
リア:M型キャリパー3.2kg→後期型ターボキャリパー3.7kg。
左右で
+2.8kg (;-・。・-;)
ふぅ
それほど重くはなっていませんね (汗
画像左下を見ていただくと解りますが、あきらかにターボキャリパーはデカいです。
これだけ大きさが違ってほとんど重さは変わらない...さすがはアルミ製 (^ ^
一方ブレーキローターは...
フロント:初期型ターボローター4kg→917型ローター6.5kg !!
リア:初期型ターボローター6kg→後期型ターボローター7.5kg !!
いかん、これは重いぞ (大汗
左右あわせて...
+8kg (T.T
孔あき加工が多少は軽量化に貢献しているかと思いましたが、いかんせん径も厚みも一回り以上違います。
というか、もともと付いていた初期型ローターが、あまりに小さかった...
以上総合すると、−24.5kg−8kg+2.8kg+8kg=−21.7kg...
おっと、忘れてはいけない (^ ^;
コクピット足下に追加した
純正フットレストが+0.2kg。
ごつい
ヴィンテージ・レーシングベルト二組で+2.5kg。
ボディに貼り込んだ
ターボストライプ...これは数グラムのことだから置いといて (笑
〆て19kgの減量となりました !
意外に軽くなってません...ネ (^ ^;
車検証上の車両重量1,180kgから計算すると、現状約1,161kg。
この先、手を付けられそうなところは...クーラー !?
全部取っ払うと20~30kgはいけそうですが、一応動作してるのにわざわざ外しちゃうのも、ねぇ (^ ^;
じゃあ、後部座席 !?
もし当時物のカーペットが手に入れば、是非ともリアシートレスの二人乗りにしたいところですが...
バケット入れた時点で、コクピット後部へのアクセスは事実上不可能になってるし...
まあこれもカーペット手に入るアテがあるわけでなし、軽量化についてはしばらく現状維持になりそうです (^ ^;
3月に奥多摩に初遠征して以降、今年は何だかんだと7,000km近くの距離を走破しました。
ようやくターボくん独特のクセに慣れてきたところで、いろんなことを感じるようになったのも事実。
サスとかブッシュとかアライメントとか...クラッチとかギアボックスとか...
インジェクションとか...禁断の機関内部とか (^ ^;
確認したいところが目白押し (苦笑
このあとは'70年代当時の走りを取り戻すべく、ぼちぼちとリフレッシュを進めていきたいと思います。