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2010年04月29日 イイね!

ディスクもいろいろ

ディスクもいろいろいよいよGW突入。
空も爽やかに晴れ渡って、気持ちいいですネ~♪
こんな空冷日和の日々を指をくわえて過ごすのも...と (^ ^;
入院中のターボ君の様子伺いに行って参りました。

結果は...指をくわえてやり過ごす方針に決定 (笑

ちょうどブレーキの交換作業に入っていたので、その辺りのレポートをさせていただきます。

週刊☆次期主力戦闘機配備計画☆
vol. 9 ~ディスクもいろいろ~

今回のモディファイのため秘密倉庫の奥深くから引っ張り出されてきた、フロント用の917型ブレーキディスク。
積年のサビを落として耐熱ペイントも施され、ピカピカです (^ ^
一見、何の変哲もない孔あきターボディスクのようですが...
ポイントは中央の黒いフランジ部分。


下のターボ3.3用ディスクと比較すると、赤いラインで示した分の出っぱりがありません。
ほんの20~30ミリのことですけども (^ ^;
この出っぱりがあると、オフセットの関係で初期型ターボのフロントには使えないのだそうです。


もともとは'73RSR2.8や'74RS3.0に使用されていた、917品番のレーシングパーツ。
初期型ターボもフロントの足回りはこれらと共通、要はナローがベースなんですね。
そこに後期型ターボ3.3ディスクを無理矢理はめて9Jホイール履かせると、フェンダーからはみ出してしまうということで (^ ^;

もし917ディスクが手に入らない場合は...ハブごとごっそり足回り交換の大工事になるらしいです (苦笑


取り外されたオリジナルのリア用ディスクと、鋳鉄製M型キャリパー (手前左側)。
917型キャリパー (手前右側) と比べると...ちっっっさいです (^ ^;
でも重さは3.2キロ対3.6キロでほぼ同じ。アルミのキャリパーって軽いんですね~♪



すでに交換作業が終わっていたリアのディスク。リアは後期型ターボ3.3ディスクがそのまま流用できます。
が、ここへきて大問題発生 ! リアもそのままではダメ !?...詳細は続報にて !! (^ ^;



フロントはまだ手つかず。オリジナルディスクとアルミ製S型キャリパーの組み合わせ。
金色に鈍く輝いて、これはこれで格好いいですネ (^ ^;
ナナサンカレラと同じ構成。ナロー乗りの方には垂涎のキャリパーらしいです。



ついでに皆様の商売繁盛を祈念して、ショップの近所の豊川稲荷を参拝してきました (^ ^
実はこの町の観光協会、流行りのB級グルメコンテストに参戦するとかで、現在いろいろと珍妙な軽食を考案しています。
お稲荷さんにちなんで、山葵いなり、鰻いなり、味噌カツいなり etc...(苦笑
でも食べると意外に美味いんです (^ ^;

写真はお稲荷さんの門前で買える “おきつねバーガー”。
詳細はこちらで (^ ^
Posted at 2010/04/29 14:00:10 | コメント(10) | トラックバック(0) | 次期主力戦闘機配備計画 | クルマ
2010年04月18日 イイね!

ディテールには、拘る !

ディテールには、拘る !'76ターボの “プロトタイプ・クローン” 化計画で最大のハードルになることが予測されたもの、それは...

週刊☆次期主力戦闘機配備計画☆
vol. 8 ~ディテールには拘る ! ワンオフ製作記~

空冷マニアの方は既にお気づきかと思いますが、こんな形状のリアバンパー、どこを探してもありません (^ ^;

'73プロトタイプの画像資料自体が最近まで極少なく、そのほとんどが前方もしくは横方向からのカットでした。
「バンパーは市販のRS3.0タイプを流用すれば楽勝」と甘いこと考えていたら...
37年前のカーグラフィック誌の中で、初めて後方からのカットを発見した時には、暗澹たる気持ちになりました (T.T

見なかったことにしようという考えも頭をよぎりましたが (^ ^;
せっかく5年も待ったんだから、ここはとことん拘ろうと (笑
“無いモノは作る” 方針に決定。

お願いしたのは岐阜県に工房を構える乾さん。
SUNBURST」ブランドで、エアロパーツやワンオフボディの製作をされています。



で、先々週、完成したのが...



“完璧” な仕上がりです。

上のを含めてたった2枚の画像を基に、写真計測で寸法や角度、曲率を割り出して三次元に具体化、工期は実質2週間強。
さすがはプロです。



先日初めて工房を訪問しましたが、乾さん、なかなか気さくな方で、しかも空冷ポルシェ大好き波長がビシバシ (笑
FRPパーツの製作方法をわかりやすく説明していただいたほか、ラッシュカップ等に参戦しているバカッ速のRSR仕様や、ナロー顔のスピードスター等、面白いデモ車両も見せていただきました。

その辺りのご紹介は次の機会に...


1. まずは母体となるRS3.0のバンパーを作成し、加工部分をマーキングしてカット...
2. ウレタンフォームを盛ります。



3. 割り出した寸法に向けてサクサクと削り出し...
4. 上からFRPシートを貼り付け型取り。この型を反転して変更部分のパーツが形成されます。



5. パーツを接合してウレタンを抜きます。どこで継いだか裏から見てもほとんどわかりません。
6. スリットを入れ、サーフェイサーを吹いて...



製作過程は乾さんのブログでも紹介されています。
Posted at 2010/04/18 08:15:04 | コメント(4) | トラックバック(0) | 次期主力戦闘機配備計画 | クルマ
2010年04月10日 イイね!

'73 ポルシェ911ターボ・プロトタイプ...その後

'73 ポルシェ911ターボ・プロトタイプ...その後先日のブログでご紹介した911ターボ・プロトタイプ。

なんと今週、ネット上で売りに出たのを発見してしまいました (@@

風のウワサで、オーストラリアの方に行ったとは聞いていたのですが...
どうやら場所はニュージーランド、ホープウェルという街のショップに展示されているらしい !?

~P.S. Porsche 911 Turbo Prototype '73~

'73~'74年にかけて、世界各地のモーターショーを巡業した後、プロトタイプはポルシェ・ワークスの手により、RSR3.0用のNAレーシング・ユニットに換装。
しかも右ハンドル仕様に改造されて、オーストラリアのポルシェ・インポーター、アラン・ハミルトン氏の手に渡っていたとのこと。

他にもホエールテール・ウィングがRSR用のロングタイプに変更されていたり、ストライプの意匠が少し変わっていたり、こまごましたモディファイは受けているようですが...
これは間違いなく例のプロトタイプ君でしょう。

...それにしても37年間、よくぞ生き残っていてくれたものです。
できればポルシェAGに買い取ってもらって、ミュージアムに展示して欲しいなぁ...

価格ですか?
$650,000...って書いてあります。

...たぶん桁はまちがってません (爆


基本的には37年前とほとんど変わらないエクステリア。よくぞ残っていてくれました (^ ^
フロントフードはクレスト・レスの軽量FRPに、サイドミラーは砲弾型に変更されているようです。



特徴的なターボ・ストライプ。字体がオリジナルとは少し違います。貼り替えられたのかな ?


タイヤはヨコハマのAVSを履いていますね。このサイズ、もう手に入らないんだろうなぁ...(^ ^;


衝撃のコクピット、なんと右ハンドル仕様に !? こんなこともできちゃうんですね (^ ^;
ステアリングは momo の2スポークに変更されています。



長年ナゾだったコクピット後部の様子がついに明らかに ! やはりシート・レスのカーペット貼りでしたネ (^ ^
ロールケージが後から追加された模様。
シートベルトも新しいですよね...オリジナルは何を使っていたんだろう ?
Posted at 2010/04/10 07:30:27 | コメント(5) | トラックバック(0) | 次期主力戦闘機配備計画 | クルマ
2010年04月04日 イイね!

'76ターボってこんなクルマ

'76ターボってこんなクルマ...つづき


先週のブログで'76年式にこだわった理由について触れましたが、他にもいくつか “'76ならでは” のトリビアがありますのでもう少しだけ...

週刊☆次期主力戦闘機配備計画☆
vol. 7 ~All About Porsche 930 Turbo '76 (2)~

その1 '76からはサビ知らず
この年のモデルから、ポルシェは全車種のボディに亜鉛メッキ鋼板を採用しました。
これによって、フロアの腐食に対し6年間の保証が付与されることに。
...ま、34年前の6年保証ですからね、今となっては気休めにしかなりませんが (笑
それでも心理的な負担の軽減には大いに役立ちます。
この気持ち、旧車乗りの方には解っていただけるんじゃないかと...(^ ^;

その2 '76までは高出力
この年までのディーラー車は、本国仕様と同じフルパワー260ps。
'77年モデルでは排出ガス対策でエンジンに補機類が装着され、パワーも北米/カナダ仕様と同じく245psに。
...ま、これも34年前の15ps差ですからね、今となっては...ですが (^ ^;
それよりも、とかく壊れるとウワサに聞く補機が付いてないこと自体が、心理的負担の軽減につながります (爆

その3 '76まではノンアシスト・ブレーキ
個人的にはこれが一番ポイントだったりします (笑
踏んだだけ止まる (踏んだ分しか止まらない !?) ダイレクトなブレーキ。
ナロー乗りの方々には「何を今さら」と言われそうですが (^ ^;
昔から憧れてました。
翌年からターボ車、翌々年から全車種にハイドロバック・ブレーキサーボが装着され、踏力が軽減された代わりにダイレクトな感覚は薄れることに...
この後、公道モデルにノンアシストのブレーキが復活したのは、'84年の954SC/RSと、'91年の964カレラ4ライトウェイトくらい?


三和自動車による日本語版取扱説明書に、こんな保証書が付いていました。
“最新の腐食防止法” のくだりに、当時のポルシェ社の意気込みとプライドが感じられますね。
ただし、保証対象は挿絵のフロアーアッセンブリー部分に限定。
正しく施されたアンダーコートが必須だったようです。



一昨日から再度ドック入りした緑のターボくん。
ここ3週間、ひとまず乗り倒して思いました。

初ターボってこともありますが...よくわからんヤツです (^ ^;
街中でも高速でも、3,000回転くらいまでで遊んでもらってるぶんには、至極ジェントル、いたって平和です。
意を決して踏むと、凍ります (滝汗
ワインディングに行くと、ギアチェンジの仕方を忘れます (^ ^;
2速から上へも下へも行けません (爆

...まぁ、先は長いし、おいおい解り合っていこうと決意いたしました (笑

Posted at 2010/04/04 19:30:21 | コメント(8) | トラックバック(0) | 次期主力戦闘機配備計画 | クルマ
2010年04月02日 イイね!

Carrera 2

Carrera 2モディファイ作戦進行のため、930ターボは本日から再ドック入り。
代車でこれ、使わせてもらうことになりました。
1962年製造の (元祖) カレラ2、ドルフィングレー。
渋い色ですね...


ってね (^ ^; もちろんウソですよ~ん♪
一日遅れのエイプリル・フール (笑

4年前に亡くなった秋田の356マイスター、S先生のコレクションだった 356B 2000GS Carrera 2。
日本で誰よりも356のことを知り尽くしたお医者さまで、自ら手がけるレストアの完璧ぶりでも有名だったそうです。

この元祖カレラ2も、新車と見紛うばかりの仕上がり。
50年前にタイムスリップした感覚を味わわせてくれます。

これを手元におさめる甲斐性がないのが悔しいですが (笑
眺めているだけで思わず微笑んじゃうオーラがあります。

ストリップ・ダウンされた、カフェレーサーな356も魅力的ですが...
バッジ以外はどノーマルのビカもんボディに隠された、驚異の心臓部。

元祖 “ジェントルな野獣”、かっこよかったッス (^ ^


あり得ないほど奥まった位置にあるホイールと極細タイヤ、奥ゆかしいです (笑


911よりも、じゃっかん猫背気味の356。ハイトはありますが、全体的にこぢんまり、カワユイです (^ ^


2,000cc 4カム 130ps のレーシング・ユニット。911とはまた違う、野太い轟音を奏でます♪
眺めからして普通の356とはまったく異なりますね。まじカッコいいです!



ホイールももちろんビッカビカ。


帰りは2000GSを積み込んだローダーに便乗、駅まで送ってもらいました (^ ^;
Posted at 2010/04/02 21:40:21 | コメント(4) | トラックバック(0) | ヒストリック・ポルシェ | クルマ

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「オレは根っからのポルシェファン。そしてまた、それは最高のモノでなければならない。それでこのポルシェの究極的モデルともいえる、3リッターのターボをしとめたのさ」...
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