meganetのブログ一覧

　しゅう206 様のリクエストにお応えして、この本から少々抜粋・・・。

　読み物としての濃度は、前回借りた'60 の方が濃かったと思いますが、これはこれでいくつか小生の琴線に触れる記事がありましたね・・・。

　
　まずは、一見なんでもないミウラの写真。






　元写真をよく見ると、背後に「ポルシェ　サービス」のカタカナ文字が見えます。

　・・・という事は、このミウラS は三和のディーラー物 ＝ 365BB やポルシェの904、ターボなどで有名な I 氏が1st オーナーであったという、輸入第一号車でしょうか・・・。



　次は、有名人のお車拝見。



　BMW 1800 は先日お亡くなりになられた竹脇無我氏。
　「大岡越前」での榊原伊織役が大好きでした。心よりご冥福をお祈りいたします・・・。
　この時代の BMW は、われらが王貞治 球団会長とか、放送作家の三木鶏郎氏とか、「通人のクルマ」というイメージでしたね・・・。

　クラウンHTは女優の大楠道代氏の独身時代の愛車。

　117 クーペは阪急の大投手（350勝！！）　米田哲也氏のもの。
　スポークホイール風のホイールキャップって、勿論後づけの非純正品でしょうが、430 がはじめてではなかったんですね～。

　コルトは往年のヅカスターの若山かずみ氏（といっても、小生はよく存じませんが・・・・）の愛車。
　コルトを愛車にしている芸能人ははじめて見ました！！

　コルト界の有名人の某氏が聞いたら泣いて喜びそうなハナシですね・・・。



　続くは当時のレーシングシーン。




　オランダGPの舞台となったザントフォールト、驚異的なコース幅の狭さですね・・・。

　（かなり荒れた）バンクを走る917。
　ここはニュルでしょうか？　御大にご解説頂ければ幸いですが・・・。



　最後は、ソ連のレーシングカー！




　このカーディ 8 とかいうマシン、昔のアウトユニオンのようなエンジン搭載位置ですね。
　しかも、どうみてもフロントとリヤのタイヤ幅が同じくらいで・・・。
　このクルマの操縦性を想像しただけでもすえ恐ろしいものがあります・・・。



　しゅう206 様、お楽しみ頂けましたでしょうか？　（笑）




　ではでは～♪　（今度こそしばらく休息ですよ・・・）
　
　

　

　きょうび「カスタムカー」といえば、出来あいのクルマにエアロやら大径ホイールやらLEDやらズンドコオーディオやらで武装して「一丁あがり！」といったクルマが大半のようですが、その昔、SP/SR フェアレディーやホンダスポーツのようにフレーム付きのクルマがあったり、軽自動車に車検制度がなかった時代には、日本でも「本物」のカスタムカーも沢山作られていたようです。

　有名なものとしては、カロッツェリア・ワタナベの一連の作品群とかが挙げられますが、その他にもいろいろあったようで・・・。

　
　これは、例の昔のモーターマガジンからの抜粋。






これのベース車は、なんと1962年式のスバル360 だそうで・・・。


　ジャガーやフェラーリみたいに開くフロントパネルといい、GTカーのムードたっぷりのインパネといい、ヒルマンのリアウインドウを流用したフロントガラスといい、なかなか凝ったつくりですね・・・。


　今の時代、ハンマーと溶接ひとつでここまでクルマをこしらえられる人、MEEP ! MEEP ! 様のような巨匠を除けばなかなかおられないのではないでしょうかね～？



　W てんとう虫さま、楽しんで頂けましたでしょうか？　（笑）




　ではでは～♪